任務遂行の極意を伝授!
スパイクより、2011年12月17日発売予定のPlayStation Vita用ソフト『忍道2 散華』。発売日に向けてスパイクでは、同作のゲーム概要を紹介。2011年12月2日更新分(⇒こちら)、12月7日更新分(⇒こちら)に引き続き、今回はさらなるキャラクター紹介やゲーム概要をお届けする。
時は室町後期。
一条家の統べる小国・宇高多を巡り、隣国の赤目家、
新興寺社勢力の阿無璃他により引き起こされた“宇高多の乱”。
あれから束の間の平穏を取り戻したかに見えた宇高多は、
新たな戦火に包まれようとしていた。
一条家の譜代である風天家の家督を継いだ風天寅三郎久秀が、
東の大国・芳穣家を後ろ盾として謀反に及び、
それに呼応するかのように、阿無璃他教も再び決起したためである。
時を同じくして、ひとつの忍の里が消滅した。
風華忍者 同胞の裏切りにより、一夜にして消えた忍衆。
その業火にすべてが焼失したと思われた中、
ただひとり、辛くも一命を取り留めた者がいた。
その忍び名を“火祭のゼン”という。
瀕死の状態で意識を失ったゼンが、
次に目を覚ましたのは、かつて飛鳥と呼ばれた忍の里。
一条家を支え、宇高多の争乱により壊滅した飛鳥の里は、
復興の最中にあった。
宇高多の地に再び起ころうとしている争乱の中に
里を裏切った同胞の影を感じたゼンは、
命を救われた飛鳥への恩に報いると共に、
仇敵への復讐を果たすべく、戦火の中に身を投じる。
ただ戦乱の影に咲き、人知れず散る覚悟を忍の宿命とするならば、
その血華の彩り、なんと苛烈で、なんと儚きことか。
■柏樹のシュウ(CV:子安武人)
風華の里を焼き払い、同胞を皆殺しにした裏切り者。かつては風華の忍としてゼンとともに戦い協力し合った仲だったが、あることを引きがねに、里を焼き抜け忍となった。ゼンは彼に復讐しようと躍起になっている。
■銀蓮花のナギ(CV:藤村歩)
シュウを想い、シュウとともに風華の里を抜けたくのいち。戦闘と知略に優れているため、くのいちと言えども一筋縄ではいかない存在。シュウの行方を探すゼンの前に幾度も現れ、シュウへの復讐を妨害する。
状況を利用し、任務遂行を目指せ ~基礎知識編~
本作にはプレイヤーの任務遂行を手助けするさまざまな忍具や道具が存在する。さらにオープンワールドで創られたステージ中にもさまざまな利用法が期待できるオブジェクトが多数存在。地形や敵の配置状況を把握し、任務達成に至るまでの戦略を練ろう。忍具や道具の所持状況、地形やオブジェクトを利用し、任務遂行を目指すのだ。
道具ホルダー
現在装備中の道具が表示される。方向キーの上、左、右に対応しており、方向キーを押すと忍具を使うことが可能。SELECTボタンを押すか、道具ホルダーにタッチすることで開く“道具管理画面”で、使いたい道具を道具ホルダーに装備しておくことができる。装備する道具は任務中いつでも変更可能だ。
“道具管理画面”では道具ホルダーに装備する道具を選択できる。またそれぞれの道具には“攻撃力”、“怪しさ”、“魅力”、“うまさ”といったパラメーターが設定されており、それぞれの内容は以下の通り。戦略的に使いこなそう。
攻撃力:道具の持つダメージ量
怪しさ:敵がどのくらい怪しむか
魅力:敵がどのくらい引きつけられるか
うまさ:敵がどのくらい食べたがるか
忍具
本作に登場する忍具は、手裏剣やまきびし、埋火、忍術の巻物といった武器だけでなく、煙玉、動く人形“カラクリ”や小判などの敵の気を引く小道具、鮭や武士騙し(偽物の寿司)といった食べ物まで多種多様。
狙い撃ち視点
背面タッチパッドをタッチ(またはRボタン+○ボタン)すると、画面に照準が表示され、狙った位置に道具ホルダーの道具を投げることができる。狙い撃ち視点時には、飲み薬など本来の使用法では投げられない道具も投げることができる。
状況を利用し、任務遂行を目指せ ~状況活用編~
本作に登場するNPCには実際の人間と同様の可視範囲、可聴範囲が設定されている。また、怪しいモノを見たり、音を聴いたりしたNPCは疑心状態となり、気配のするほうに近寄ってくる。さらに警備にあたるNPCは、絶命した仲間を見つけたら亡骸を担ぎ運び、ステージ内に設置されている“井戸”まで投げ込みに行くという習性がある。これらNPCの動きのパターンや習性を利用することが任務達成の鍵となる。
道具による状態異常
道具を使うと、“混乱”、“気絶”、“忘却”などといった効果が表れることがある。これらの状態異常を利用すれば、任務遂行がより有利になると考えられるが、右画面写真のように道具のなかにはプレイヤーも巻き込まれてしまうものも。使用時は注意が必要だ。