プレイヤーの行動が宇高多の行く末を決める!
2011年12月17日発売予定のPlayStation Vita用ソフト『忍道2 散華』。その最新情報を一挙に紹介しよう。
宇高多の覇を争う3勢力の大名たち
宇高多(うたかた)の地に起ころうとしている争乱の中に、里を裏切った同胞の影を感じた主人公・ゼン。彼は、一命を救ってくれた飛鳥への恩に報いるとともに、仇敵への復讐を果たすべく、戦火に身を投じることになる。ここでは、宇高多の地を巡って争いを起こしている3つの勢力と、その代表となる人物を紹介しよう。
■一条 信輝(CV:森田 順平)
宇高多の地を治める大名。統治能力はお世辞にも高いとは言えず、目先の混乱に動じては、お抱えの飛鳥忍者に依頼を出して事態の集束を図る。
■風天寅三郎久秀(CV:檜山 修之)
一条譜代の家臣、風天家の長。一条家中では“宇高多の大うつけ”と言われていたが、
じつは武勇知略に優れ、統治能力の無い信輝に代わろうと反旗を翻す。
■季判(CV:中原 麻衣)
寺社勢力・阿無璃他教の新教祖。何者かに消された前教祖・貞女に代わり、阿無璃他の布教に動き出す。貞女の死体は見つかっていないが、消したのは一条だと信じ切っている。
マルチな展開を実現する“ハラキリエンジン”とは?
依頼を受け、任務を遂行することで物語が進んでいく本作。“ハラキリエンジン”とは、宇高多に存在する3勢力に対し、プレイヤーが自由に介入することで情勢が変化し、プレイヤーごとに異なる展開が楽しめる、『忍道』シリーズ独自のシステムのことだ。プレイヤーの進めかたによって、物語はマルチに展開し、復讐の物語の結末も変化する。
主人公の拠点となる“飛鳥の里”に任務を依頼してくるのは、宇高多の地を巡り覇権争いをしている“一条家”、“風天家”、“阿無璃他教”の3勢力。どの勢力からの任務を受けたか、どういった内容の任務か、また、その結果によって、3つの勢力の“軍事力”、“兵糧”、“御蓮”が変動し、その影響はその後の物語の展開や任務内容だけでなく、フィールド全体にまで及ぶ。
それぞれの思惑で動く勢力の任務を自由に受けることで3勢力の戦況を裏から操り、“復讐”という己の目的へ向かっていくのだ。
飛鳥の里に届く任務依頼の中から請け負う任務を選ぶ。任務の概要や、その任務が依頼主と敵勢力に与える影響力などはここで確認できる。
受領した任務を遂行するアクションパート。忍者ステルスアクションを駆使し、完遂を目指せ!
任務が終了すると、3勢力や宇高多の地に起きた変化が確認できる。どの勢力に打撃を与えるべきか、どの勢力に味方すべきか、決めるのはプレイヤー自身なのだ。
争乱の陰で戦況を操る!
飛鳥の里に届けられる任務は“一条が風天の兵糧を奪ったら風天が兵糧の泥棒任務を依頼”、“風天が奥義書を手に入れそうなときに季判が奥義書の強奪任務を依頼”といった具合に、3勢力の戦況が絡み合って発布される。ここでは具体的な状況を例に、戦況を裏から操るということを解説する。
■一条家に荷担した場合
■風天家に荷担した場合
■阿無璃他教に荷担した場合
プレイヤーの活躍により招いた状況は、各勢力からの任務内容とフィールドに影響を及ぼすため、プレイヤーがどの勢力に味方し、どの任務を遂行するかが重要になるのだ。
主人公の成長
■任務評価
任務には「暗殺」「全滅」「決闘」「偵察」「護衛」「輸送」「泥棒」「誘拐」「救出」など、戦闘を要するものだけでなく、隠密任務まで、さまざまなバリエーションが用意されている。任務が終了すると、任務の達成度と、得られた経験値や報酬が確認できる。また、任務依頼時に設定された特約を守って任務を完了した場合、さらに報酬がアップするぞ。
■任務達成とレベルアップ
任務達成や敵を倒したことで経験値が一定以上溜まると、主人公はレベルアップする。
レベルアップするとSP(スキルポイント)が溜まり、それを能力値に割り振ることで主人公を自分好みに強化することができるのだ。攻撃力・防御力などの戦闘パラメータだけでなく、鉤鎖の長さや斬刻ゲージの長さなど、隠密行動する際に有利になる能力も成長させることができるぞ。
忍道2 散華
メーカー | スパイク |
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対応機種 | PSVPlayStation Vita |
発売日 | 2011年12月17日発売予定 |
ジャンル | アクション / 忍者 |
備考 | 開発:アクワイア パッケージ版は6090円[税込]、PS Storeダウンロード版は4900円[税込] |