バンダイナムコゲームスがPS Vita用ソフト『リッジレーサー』と『塊魂 ノ・ビ~タ』のメディア向け体験会を開催

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バンダイナムコゲームスは、2011年11月23日、同社でPlayStation Vita用ソフトとして12月17日に発売予定の『リッジレーサー』と『塊魂 ノ・ビ~タ』のメディア向け体験会を実施した。

●PS Vitaロンチタイトル『リッジレーサー』と『塊魂 ノ・ビ~タ』の出来栄えは!?

 バンダイナムコゲームスは、2011年11月23日、同社でPlayStation Vita用ソフトとして12月17日に発売予定の『リッジレーサー』と『塊魂 ノ・ビ~タ』のメディア向け体験会を実施した。本稿では、記者が体験した両ソフトのミニインプレッションを中心にお伝えしていこう。ちなみに、今回の試遊版は全国5都市で行われている“PS Vita PLAY キャラバン”(詳しくは→こちら)に出展されているものと同じバージョンとのこと。また、両作の開発陣に対しての囲み取材の内容も紹介するので、そちらもお見逃しなく。


■リッジレーサー

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 プレイステーション以降、新ハードのロンチタイトルといえばすぐ思い浮かぶソフトは『リッジレーサー』シリーズだろう。PS Vitaでもロンチタイトルとして発売される。そのPS Vita版『リッジレーサー』の特徴は下記の3つだ。

1.有機ELディスプレイならではの圧倒的超高画質映像

2.レース状況に応じて細やかに変化する迫力のリッジサウンド

3.猛スピードで飛び込んでコーナーを一気に滑りきるドリフトレース

 試遊版ではクルマは5車種、コースは3つが選択できた。これは製品版でも同様のようだが、ダウンロードコンテンツでどちらの要素も追加されていくと予想されるが、DLCの情報に関しては、12月以降に公開される予定なので、そちらを楽しみにしよう。ちなみに、コース選択時に“逆走”に設定すると、逆走コースでレースを楽しめる。

 実際にプレイしてみると、まずは精細なグラフィックに加え、有機ELディスプレイの鮮やかな発色はこれまでの携帯ゲーム機のグラフィックを大きく凌駕しており、夜のコースはきらびやかでかなりキレイ! 精細なグラフィックになったことで、コースの先まで明確に視認できるため、各コーナーへの対処もしやすい印象。

 PS Vitaならでは操作としては、スクリーンをタッチすることで設定を決定したり(もちろん○ボタンでも可)、ゲーム中では後方を確認できたりする。また、MTに設定したときは、背面のタッチパッドでギアのシフトアップとシフトダウンを行う。ゲーム中の基本的な操作はいままでの『リッジレーサー』と変わらないので、戸惑うことなくプレイできるはずだ。気になる人には気になるフレームレートだが、グラフィックを重視して、本作は30fpsとのこと。

 今回の試遊版ROMでは試すことはできなかったが、本作の特筆すべき点として“プラネタリーリーグ”というモードがある。これは全プレイヤーが、4つのチーム(ゲームの最初にどこのチームに所属するかを選択する)に分かれる世界規模のチーム対戦。24時間ごとに配信される“ミッション”に基づいてライバルを倒していき、それによって得られる獲得ポイントの1ヵ月の累計で、チームの順位が決定する。Wi-Fi・アドホックモードを利用してリアルタイムでライバルと、ゴーストデータと戦うこともできる。
※ゴーストデータはnearの機能に対応。

 また、レースで獲得するCR(クレジット)で機能強化ユニットを開発し、自分のプレイスタイルに合わせたドリフトレースが楽しめるなど、やり込み要素も充実している。クルマをカスタマイズして強化すれば、プラネタリーリーグへのモチベーションも上がるというもの。早く世界のプレイヤーとしのぎを削った戦いをしてみたい。


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画面写真/Southbay Docks_03.bmp 画面写真/SYNCi_race_01_EU_exclusive.bmp 画面写真/SYNCi_race_02.bmp

■塊魂 ノ・ビ~タ

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 2004年にプレイステーション2用ソフトとして発売されて以来、PSPやプレイステーション3、Xbox 360、さらには携帯アプリとして発売されている『塊魂』最新作。玉を転がし、ステージに落ちているいろいろなモノをくっ付けていくというシンプルだが斬新なゲーム性は、理屈抜きで快感。一度プレイすると病み付きになること間違いなし。短時間で遊べ、何度でもくり返し遊ぶことができるゲームのため、携帯ゲーム機との相性も抜群だ。

 そんな『塊魂』のPS Vita版『塊魂 ノ・ビ~タ』では、その名の通り、玉を変形させることができるようになり、小さな隙間に配置されたオブジェクトも根こそぎまき込めるので、爽快感がアップ。従来の十字キーやスティック操作では体験できなかった、自分の指の動きに合わせて直感的に、思い通りに玉を転がしたり、変形させたりする楽しみが味わえる(従来どおり、スティックを使った操作も可能)。チュートリアル的なステージが最初にあるため、初心者の人はもちろん、本作からタッチパネル操作に挑戦してみようというファンも安心。“ニートの部屋”や“小さな公園”などステージも多彩。試遊版では体験できなかったが「ありんこから、高層ビルまで、何でもまきこめる」ということで、今作のスッキリ感は尋常ではないレベル、らしい。

 また、王様と王子を中心とした独特な世界観はさらに強化されている印象で、とくに王様は初のフルポリゴンとなって、演出もパワーアップされており、かなりキモイ(褒め言葉です)。やり込み要素として王様の衣装が替えられ、コーディネートができるという。王様ファン歓喜と言えるだろう。ダウンロードコンテンツももちろん用意されているようなので、長く遊べる1本になりそうだ。


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『リッジレーサー』ディレクター:寺本秀雄氏

以下は、試遊を終えた記者たちと開発スタッフとの一問一答。

――新ハードのロンチタイトルとして、もはやおなじみの『リッジレーサー』シリーズですが、今回のPS Vita版の開発を終えて、他ハードでロンチタイトルとして開発されたシリーズ作品と比べて、開発の手応えというか感想はいかがですか?

寺本 ロンチタイトルというのは、プレイステーション2版、Xbox 360版、PSP版、そしてプレイステーション3版もそうでしたが、ある意味ハードを作りながらソフトも作る、といったような感覚なんですね。今回、開発を手掛けたときには、SCEさんから提供されるものがいろいろと揃っていて、割りとすんなり開発に入れました。PS Vitaの開発でとくに感じたのは選択肢が多いハードだということです。入力操作系ひとつとってもボタンもあり、タッチパネル、背面パッドなど多彩で、ネットワークに関しても3GもあってWi-Fi通信もあります。『near』であるとか本体内蔵アプリケーションもさまざまなものがあり、それをゲームに利用することもできますいろいろとできることが多い。その多種多様な選択肢の中から、ロンチに間に合わせつつ、『リッジレーサー』に組み込むとおもしろいものを選んでいくことが悩んだところであり、苦労したポイントであり、PS Vitaの優れたところですね。

――ノウハウをためて、ハードの円熟期にも発売したい、というお気持ちはありませんか?

寺本 プレイステーションシリーズではプレイステーション2以降、ロンチタイトルとして『リッジレーサー』シリーズを開発してきましたが、同シリーズに限らず、いつかその時期に作ってみたい気持ちはありますね(笑)。ただ、培ったノウハウは他のプロジェクトに継承されていきますから、そういった部分ではロンチタイトルのやり甲斐はあります。

――価格が安いというところもポイントかと思いますが。

中西 価格について『塊魂 ノ・ビ~タ』のお話を先にさせていただくと、同ソフトはライトユーザーの方が多いソフトなので、まさしく先ほどのハードの円熟期……本体の価格も下がった時期に発売して、多くの方に遊んでもらいたいところなんですけれど、PS Vitaというのは魅力的なハードなので、「ぜひ作ろう」ということになりました。なので、ソフトは安くしたいという思いがありました。


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『リッジレーサー』プロデューサー:岡本達郎氏

岡本 PS Vitaはネットワークに特化したハードですので、世界規模で多くの人に参戦してもらって、『リッジレーサー』という世界で競争してもらいたかったんです。そのためにはお求めやすい価格が必要だということで、最終的にPS Vitaカード版が3980円[税込]、ダウンロード版が3580円[税込]で発売することになりました。さらにダウンロード版は12月17日~2012年3月31日までは発売記念期間限定価格として2980円[税込]という思い切った価格にしていますので、ぜひプレイしていただければと思います。

寺本 開発スタッフも価格はいくらになるのかドキドキしていましたが、最初にこの価格を聞いたときは、多くの方といっしょに『リッジレーサー』が楽しめるなと、とうれしく思いましたね。

中西 決して、安く制作できたわけではないんですよ(笑)。

一同 (笑)

寺本 値段ありきで、「じゃあ、このくらいで」という作りかたは一度もしたことはありません(笑)。本気で、全力で開発させていただきました。

――今回の『リッジレーサー』の特徴として“レース状況に応じて細やかに変化する迫力のリッジサウンド”とありますが、具体的には?

大久保 BGMで言うと、ニトロを使ったときや大ジャンプを決めたとき、ド派手にぶつかったときなど、BGMにエフェクトが掛かるようにしています。既存のハードでは、BGMにエフェクトを入れようとすると、なかなか難しい部分があったのですが、PS VitaではCPUの負荷を掛けずにいろいろなエフェクトが掛けやすいんです。PS Vitaは音の演出がやりやすいハードですね。

寺本 ビジュアルやゲームプレイ部分を犠牲にすることなく、エフェクトが掛けられるんですね。そういった機能をロンチタイトルで使えるというのも、先ほど言った開発環境が揃っていた例と言えると思います。


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『塊魂 ノ・ビ~タ』プロデューサー:中西俊之氏

――『塊魂 ノ・ビ~タ』のタッチ操作で転がすというのは、開発当初から決めていたんですか?

中西 開発当初はプレイステーション3版をベースに試作を始めたんですが、そのころは当然スティックで操作していました。PS Vitaにもスティックがふたつ付いていますし、ロンチに合わせるには開発期間も限れるしで、それで十分だろうという意見もありました。が、新規のユーザーの方々にとっては、タッチパネルでの操作というのが直感的でわかりやすいかな、という考えもあって、タッチパネルでの操作も採用しました。実際、私の娘はジャイロセンサーの機能を使うスマートフォン版で初めて『塊魂』を遊んでいるんですが、すごく楽しそうに遊んでいるんですね。何の先入観もないと、受け入れてくれるんですよね。もちろん、スティック操作もできるので、お好みの操作で楽しんでいただければと思っています。

――PS Vitaにもジャイロセンサー、加速度センサーが搭載されていますが、そちらの操作も採用しなかった理由は?

中西 開発期間的に厳しかったので、残念ながら今回は見送りました。

――メニュー画面でPlayStation Storeにアクセスできるようでしたが、こちらはステージの追加などダウンロードコンテンツ用ですか?

中西 その点に関しては、『リッジレーサー』ともども、今後、情報を公開させていただきますので、少々お待ちください。ちょっと変わったこともやろうと思っています。

――『塊魂』シリーズは音楽も魅力であり、特徴のひとつですが。

井上 今回、約20曲が収録されていて、ステージで使われる、いわゆる“素敵ソング”は12曲です(詳しくは→こちら)。アーティストの方も松崎しげるさんを始め、土岐麻子さんなどバラエティーに富んだ方々にお願いしています。


――PS VitaはBGMにエフェクトがかけやすいというお話がありましたが、『塊魂 ノ・ビ~タ』では?

井上 今回、塊が変形する際、BGMの聴こえかたが若干変わるように作っています。ヘッドホンじゃないとわからないかもしれませんが(笑)。

――ムービーなど、これまで以上に凝っていますね

中西 これまでの雰囲気を踏襲しつつ、デザイナーに好きなようにやってもらいました。有機ELのパネルはコントラスもハッキリ出るので、いろいろと調整しながら作っていきました。ぜひ、製品版が発売されたら、新しい『塊魂』を体験してほしいですね。楽しみにお待ちください。


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▲オリジナル・サウンドトラック『かたもりだましい』2011年12月21日発売予定

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松崎しげる

1949年11月19日、東京生まれ。1970年デビュー。
1977年「愛のメモリー」で日本レコード大賞歌唱賞受賞。
国内外、数々の音楽祭で受賞の実績を持つ実力派であり、年間数多くのステージをこなし「ディナーショーキング」の異名を持つエンターテイナーである。

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中村優一(Invisible Designs Lab.)
独自のセンスとスタイルで商業音楽制作を行う傍ら、「KAMRA」としても活動中。

稲岡健(Invisible Designs Lab.)
90年代より福岡でクラブミュージックと商業音楽の制作を行うサウンドデザイナー。

大坂昌彦
その卓越した演奏と音楽センスで、現在のJ-Jazz界を牽引するトップ・ドラマー。

ステキソングアーティスト宣材/せ_SEXY SYNTHESIZER/SEXY-SYNTHESIZER_photo.jpg ステキソングアーティスト宣材/と_土岐麻子さん(FIX)/本データ_土岐麻子メイン.jpg ステキソングアーティスト宣材/な_中塚武/中塚武宣材写真.jpg

SEXY-SYNTHESIZER
ピコピコサウンドをバックにヴォコーダーで歌い上げる、グルービーな8bitエレクトロ。

土岐麻子
元Cymbals のリードシンガー。解散後、ソロとして2007年にメジャーデビュー。

中塚武
シンガーソングライター。自身のサイト上で、書き下ろし新曲を定期的に無料配信中。

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BAKUBAKU DOKIN
ちょっとおちゃめでちょっぴりイカレたこっそり注目な二人組

三宅優
鼻歌作曲家 / サウンドディレクター / ユートロン。代表作は塊魂、鉄拳、リッジレーサーシリーズなど。

百々和宏
'97年福岡で結成した真正ロックバンドMO'SOME TONEBENDERのG/Vo。普段は安酒場をローリングする泥酔イスト。酒場紀行文を集めた「泥酔ジャーナル」の著者としてもカルトな人気を誇る。

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画面左から『塊魂 ノ・ビ~タ』のサウンドディレクター:井上拓氏、同プロデューサー:中西俊之氏、『リッジレーサー』のディレクター:寺本秀雄氏、同サウンドディレクター:大久保博氏、同プロデューサー:岡本達郎氏



(C)2011 NAMCO BANDAI Games Inc.
※画面は開発中のものです。

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