●マチ★アソビのトリを飾る、約2時間の充実ステージ!
2011年9月23日~2011年10月10日の期間、徳島県徳島市で行われたイベント“マチ★アソビ vol.7”。最終日となる2011年10月10日、眉山林間ステージのトリのイベントとして行われた“バンダイナムコゲームス presents スペシャルトーク&ライブの模様をお届け。
5部構成、約2時間にも及ぶ本ステージ。バンダイナムコゲームスの富澤祐介プロデューサーがメインMCとして登場し、さまざまなゲストとともにトークをくり広げた。
■第1部 『テイルズ オブ エクシリア』&『GOD EATER 2(ゴッドイーター2)(仮題)』
第1部は、先月発売されたプレイステーション3用ソフト『テイルズ オブ エクシリア』と、富澤氏が手掛けるPSP用ソフト『GOD EATER 2(ゴッドイーター2)(仮題)』のコーナー。ステージには、『エクシリア』のプロデューサーを務める馬場英雄氏と、声優の阿久津加菜が登場。阿久津は、本イベントの前に行われていた“つきねこ LIVE in BIZAN!”から続けての登場となる。
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▲馬場プロデューサー(左)と阿久津(右)。 |
馬場氏は、ufotableが手掛けた『エクシリア』のゲーム内アニメーションのすばらしさについて語り、「ジュード編、ミラ編で2種類のオープニングを用意してほしいとお願いし、近藤(※ufotable代表の近藤光氏)さんを驚かせた」というエピソードを明かした。
富澤氏は、先月発表されたばかりの『GOD EATER 2(ゴッドイーター2)(仮題)』をプレゼン。新武器“ブーストハンマー”と“チャージスピア”を追加していること、既存の武器(ショート・ロング・バスター)にもかなり調整を加えており、操作性は変わったものになることを発表。グラフィックは「アニメとCGのいいとこどり」をコンセプトに作っていることなどを語った。
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また、シリーズの魅力のひとつである“ユーザーとともに作る”というコンセプトについても言及。2011年10月10日よりスタートした、“GOD EATER コミュニティ”サイトにて、“捕喰ボイス募集キャンペーン”を紹介した。これは、シリーズ特有のシステム“捕喰”を行う際にキャラクターが発するセリフをユーザーから募集するというもの。2011年10月24日までの期間限定キャンペーンで、採用数は未定。いいものがあればどんどん採用していく予定だとか。(※“GOD EATER コミュニティ”サイトはこちら)
ここで、応募されたセリフの一部を阿久津が演じる場面も。男性キャラクターの「んーめえ!」、女性キャラクターの「がぶりっ!」を披露した。「できたら(本作に)出演したいなー、と思ってがんばりました」と阿久津が述べると、富澤氏はなんと「じゃあ、やりましょう!」と即答。「阿久津さんが出たら『ゴッドイーター2』買う人ー!」と来場者に呼び掛けると、会場からは大きな拍手が上がった。「決定でーす」と富澤氏が言い、阿久津の本作への出演が決定。阿久津は驚きつつも大喜びしていた。
さらに富澤氏は、初公開となるキャラクターラフ画を披露! 前作のキャラクターであるソーマ、コウタ、ヒバリ、リッカのほか、新キャラクターと思しき男女の姿も。前作から3年後の物語を描くということで、前作キャラクターはかなり成長しているようだった。
■第2部 ufotable×バンダイナムコゲームス
マチ★アソビをプロデュースしているアニメ制作会社ufotableと、バンダイナムコゲームスの関係を振り返る第2部。ステージには馬場氏に加え、バンダイナムコゲームスの吉積信氏、フロンティアワークスの松永孝之氏、ufotableの近藤光氏が登場した。
ufotableとバンダイナムコゲームスが最初に関わった作品は、OVA『テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION』。シルヴァラント編、テセアラ編がすでに発売中で、2011年11月23日には世界統合編のvol.1が発売されるという、息の長いシリーズだ。バンダイナムコゲームス陣が「マーテルの髪の毛、こんなに描写したことなかった」というほど、細かなところまで描かれたアニメーションは、まさにufotableの真骨頂というべきだろう。
続いて2社が関わったタイトルは、『ゴッドイーター』と『ゴッドイーター バースト』。富澤氏は、ゲーム内アニメに加え、約10分にも渡る『ゴッドイーター』のプロモーションアニメのクオリティーの高さについて語った。プロモーションアニメについては、最初の発注にはなかったそうで、近藤氏は「非常にたいへんだった」と当時の苦労を語った。
バンダイナムコゲームスの無茶(?)な発注はさらに続く。それがオープニングアニメを2種類用意してほしいとお願いした『テイルズ オブ エクシリア』だ。馬場氏は、“テイルズ オブ フェスティバル 2011”でどうしてもファンに見せたいからと、フェスティバル開催前日までオープニングアニメを制作してもらった思い出などを語った。
そして、つぎなる2社の仕事は……『ゴッドイーター2』! オープニングアニメをufotableが手掛けること、演出を平尾隆之監督が務めることが明らかにされた。
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ここで、以前のマチ★アソビで近藤氏が「初代『ゴッドイーター』は50万売れる」と言ったところ、本当のことになったという話題に。近藤氏は「ここ、縁起がいいみたいだから……」と今回も目標販売本数を述べるよう富澤氏をそそのかし(?)、しまいには「70万本って宣言するのどう?」と提案。引くに引けなくなった富澤氏は、「マチ★アソビ的には70万本ということで……」と、近藤氏にハメられた形で宣言した。
■第3部 秋冬のオススメアニメ系タイトル
富澤氏と阿久津が、バンダイナムコゲームスのアニメ系タイトルを紹介する第3部。なんと2011年10月から2012年3月まで、バンダイナムコゲームスから毎月アニメ系のタイトルが発売されるのだ。
2011年10月27日発売予定 PS3『アイドルマスター2』
2011年11月23日発売予定 PSP『ヴァイスシュヴァルツ ポータブル』
2011年12月22日発売予定 PSP『魔法少女 リリカルなのはA's PORTABLE -THE GEARS OF DESTINY-』
2012年1月26日発売予定 PSP『僕は友達が少ない ぽーたぶる』
2012年2月23日発売予定 PSP『ねんどろいど じぇねれ~しょん』
2012年3月15日発売予定 PSP『魔法少女まどか☆マギカ ポータブル』
発売日未定 PSP『俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブルが続くわけがない』
ここで富澤氏は、自身がプロデュースする『魔法少女まどか☆マギカ ポータブル』の最新情報を紹介。限定版のBOXに描かれる、総作画監督・谷口淳一郎氏描き下ろしイラストの線画を公開した。また、このイラストのカラーバージョンは、昨日のイベントで発表したとおり、2011年10月14日より無料配信されるアプリ『マミのドキドキ ティロ・フィナーレ』で多くのユーザーがハイスコアを出すことで公開されること、本作の音楽はニトロプラスが担当することも発表した。
さらに、劇団イヌカレーからの応援イラストも公開! 大きいサイズのイラストだったため、スクリーン上で全貌を見せることはできなかったが、後日公式サイトで公開する予定とのことだ。
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▲こちらが谷口氏による線画。魔法少女たちがくつろぐ貴重な光景。 |
■第4部 『ゴッドイーター2』ライブ
第4部は、『ゴッドイーター』シリーズのサウンドを手掛けるバンダイナムコゲームスの椎名豪氏と、『ゴッドイーター2』メインテーマを歌うアーティストyu-yuを招いてのライブ。3曲目の「神と人と」(『ゴッドイーター』のメインテーマ)については、このライブのために日本語歌詞を用意したのだとか。ここで聴けない貴重な歌に、来場者は魅了された。
セットリスト
手紙(『ゴッドイーター2』イメージソング)
Always(yu-yuオリジナル曲)
神と人と ~眉山バージョン~(『ゴッドイーター』メインテーマ)
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■第5部 じゃんけん大会
最後は豪華プレゼントがもらえるじゃんけん大会。『テイルズ オブ』シリーズのレアグッズや、豪華声優陣のサインが入った『アイドルマスター2』や『魔法少女まどか☆マギカ ポータブル』のポスター、虚淵玄氏のサイン入りキュゥべえなどがプレゼントされた。
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▲近藤氏と馬場氏のオフショット。ニュータイプアニメアワード2011 ゲームOPアニメーション部門受賞、おめでとうございます! |