『ブレイブルーコンティニュアムシフトエクステンド』のアーケード稼働時期を、森プロデューサーがポロリ！【TGS2011】

●森氏を交えたトークの中で、まさかの発表が！

　2011年9月15日から18日にかけて、千葉県の幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ2011。18日のアークシステムワークスブースでは、声優の今井麻美と磯村知美がアークシステムワークスの新作を紹介する“TGS出展タイトルプレゼンテーション”の第2回目が開催された。午前中に続いて行われた2回目の同イベントでは、『ブレイブルーコンティニュアムシフトエクステンド』の新たな情報が明かされるなど、午前中とは違った構成になっていた。


▲『ブレイブルー』シリーズで、ツバキ＝ヤヨイを演じる今井麻美（写真右）と、マコト＝ナナヤを演じる磯村知美（写真左）のふたりが司会。	▲ふたりは『ブレイブルー』シリーズのコスプレで登場。

▲『ブレイブルー』ファンにはおなじみの森プロデューサー（写真右）。

　最初に紹介されたのは、プレイステーション3、Xbox 360、そしてPlayStation Vitaで2011年12月17日に発売される『ブレイブルーコンティニュアムシフトエクステンド』。同ソフトの紹介では、プロデューサーの森利道氏が登場し、製作中の秘話を語った。ステージに登場した森氏は、別の場所で直前に行われていた『アイドルマスター』のステージを観覧していたようで、「ゲームの中でもプロデューサーさんって呼ばれるんです」と語ると、『アイドルマスター』にも出演している今井から、「私の声に似ている人は、“さん”を付けずに“プロデューサー”って呼ぶんです！」と突っ込まれていた。

　本作には『ブレイブルー』シリーズ第1作の『ブレイブルーカラミティトリガー』のストーリーをリファインしたものが収録されており、キャラクターボイスもほとんどが新たに収録され直したという。そのときのエピソードについて磯村は、「ツバキが“ジン＝キサラギの秘書官になりました”と話すところで、“●●●●千早”（編集部注：磯村さんが誤魔化しながら話していたので、敢えて伏字）って言ってたんですよ」と、今井の失敗談を暴露していた。

　本作最大の新要素が、新キャラクター・レリウスの追加。レリウスについて森プロデューサーが「レリウスはツバキより、マコトのほうがいい感じにからむんですよね。（何かをつかむように）こうされてる」と語ると、磯村は「なんですか！　その卑猥な感じ！　マコトの話はひどいんですよ。虐げられてるし、やらしい！」と返し、「やらしいの！？」と今井を驚かせていた。


▲新たに収録された、プロダクションI.G制作の新オープニング。「ツバキとノエルがカッコイイんですよ」（森）、「活躍する場面が増えてうれしいです」（今井）、「マコトはAA（アスキーアート）の“ぶーーん”みたい（笑）」（磯村）とコメント。

▲『ペルソナ』が大好きだという磯村は、「橋野さんは『ペルソナ3 フェス』で味方同士が戦う話を追加していて、今回も味方同士が戦う格闘ゲームですよね。橋野さんは味方同士が戦うことに何かこだわりがあるんですかね？」と非常に濃い感想を述べていた。

　2番目に紹介されたのは、『熱血硬派くにおくんすぺしゃる』。25年前にアーケードで登場した『熱血硬派くにおくん』をベースに、キャラクターをおなじみのSDキャラクターにし、新エピソードを収録した“くにおくん”シリーズ25周年記念作品だ。この作品について森氏は、「今回、ドットを全部作り直しているんです。以前、3Dでくにおくんを作っていたんですが、“なんか違う”ということになって、今回は再び2Dに戻しています」と語る。また、磯村が「杉田さん（声優の杉田智和）にくにおくんをやってもらって、中村さん（声優の中村悠一）にりきをやってもらいましょうよ」と話すと、今井も「『ブレイブルー』ファミリーみんなが出るような感じで、ドラマCDとか作ってくださいよー」と話していた。

　続いて紹介されたのは、『ペルソナ4』のキャラクターが登場する格闘ゲーム『ペルソナ4 ジ・アルティメットインマヨナカアリーナ』。『ペルソナ』はアトラスの人気RPGだが、本作はアトラスとアークシステムワークスのコラボレーションによって開発されており、森氏は同作でもプロデューサーを務めている。今井の「『ペルソナ4』を格闘ゲームにしようという話はどこから？」という質問に、森氏は「インデックス（アトラス）の橋野さん（『ペルソナ4』ディレクターの橋野桂氏）から、『ブレイブルー』が一段落したときに“やりませんか？”って話をもらったんです。それで『ブレイブルー』の開発チームに“ペルソナの格闘ゲーム作りたい人ー？”って聞いたら8割が手を挙げたんで、“お前ら！”って突っ込みました（笑）。『ブレイブルー』のスタッフ総動員で作っているので、ぜひ楽しみにしていただければ」と語った。

　また、森氏が「アイドルたちを戦わせる話が来たらおもしろいなーって思ってるんですけどね（笑）」と、某アイドルシミュレーションの格闘ゲーム化という妄想を語るものの、今井は「なんのことー？」とスルーする場面も。

　最後に森氏は締めのコメントとして「『ブレイブルーコンティニュアムシフトエクステンド』は、今月中にアーケードで稼働させたいなと思っています」と、サラリと稼働時期を発表。また、「『ペルソナ4 ジ・アルティメットインマヨナカアリーナ』は2012年春ころに稼働予定ですので、こちらもお楽しみに」と、2作品をアピールしていた。

　その後、今井と磯村は、ニンテンドー3DS用配信ソフトや、専門学校アミューズメントメディア総合学院とアークシステムワークスのコラボレーションソフトについて紹介。こちらのソフトについては、こちらの記事を参照してほしい。

　ついにアーケードでの稼働時期が発表された『ブレイブルーコンティニュアムシフトエクステンド』。今月中の稼働ということは、まもなく稼働されるはず。シリーズ作を遊んで腕を磨きつつ、稼働に備えておこう。