『シャイニング・ハーツ』から参戦するキャラクターたち

公開日時:2015-10-19 12:00:00

ブレイド』と『ハーツ』のつながりを知ると、物語の理解がより深まる!

 今回も、前回の記事に引き続き、『ブレードアークス from シャイニングEX』に登場するキャラクターを紹介。『シャイニング・ハーツ』でおなじみのキャラクターたちが、本作の物語にどのように関わってくるのかを説明しよう。

 なお、ここからの内容には『シャイニング・ハーツ』のストーリーやキャラクター設定のネタバレが多分に含まれている。「まだネタバレは見たくない!」という方はご注意を!!

●『シャイニング・ハーツ』とは?

 2010年に発売されたプレイステーション・ポータブル用ソフト。
 幻想世界ユーフォリアにあるウィンダリア島に流れ着いた、記憶喪失の少年リックが主人公。魔法のパン屋で働くことになったリックが、記憶と感情を失っている少女カグヤや島の住民と交流していくさまが描かれる。

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▲『シャイニング・ハーツ』より。リックはカグヤのために、心を込めて焼いたパンを届ける。

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▲王道のコマンドバトルを採用。仲間と合体技をくり出すと、仲間の好感度がアップ。

 じつはユーフォリアは、さまざまな人の想いが結晶化している世界。心に傷を負った者が、その傷を癒しに“漂流人(さすらいびと)”として流れ着く世界で、傷が癒えた者はもとの世界へと戻っていく。リックは、夢幻大陸エンディアスでの戦いで故郷を滅ぼされ、幼なじみを失った苦しみゆえ、この世界に流れ着いた者だった。ちなみに、次元を超える力を持つ者は自発的にユーフォリアに来れるが、その場合でも一度は記憶を失ってしまう。

 なお、『シャイニング・ハーツ』は、『シャイニング・ブレイド』の後の物語となる。


●『シャイニング・ハーツ』から『ブレードアークス from シャイニングEX』に参戦するキャラクター

 『シャイニング・ハーツ』には、『シャイニング・ブレイド』にも登場しているキャラクターが数多く存在する。リック、サクヤ、ミスティ、ディラン、シャオメイ、アイザックについては、前回の記事にて、『ブレードアークス from シャイニングEX』の個別ストーリーとバトルスタイルを紹介しているので、併せてチェックしてほしい。

ローナ

■ローナ
声:広橋涼

 ディランが団長を務める、海賊騎士団アークバッカニアのコック長。料理の腕は一流だが、ドジっ娘。『ブレードアークス from シャイニングEX』では、アークバッカニアで生活しており、ディランに命じられて霊玉集めに参加する。『シャイニング・ハーツ』では、アークバッカニアの仲間とともにユーフォリアにやってきた際に記憶を失い、漂流人として扱われ、ウィンダリア城の料理人 兼 ルフィーナ王女の侍女として働く日々を送る。

・バトルスタイル
 忍者の技を習得しているローナは、空中ダッシュや特殊ジャンプ、壁張り付きなど、機敏な動きで相手を翻弄できる。攻撃のリーチは短いが、それを移動技と多彩な技で補う、上級者向けキャラクター。

ローナストーリー
メルティ

■メルティ
声:釘宮理恵

 アイスクリームが大好きな氷の魔法使い。使い魔のソルベエとともに暮らしている。『ブレードアークス from シャイニングEX』では、“霊玉を集めると、伝説のアイスの材料が手に入る”と聞き、霊玉集めを開始。エルフとヴァンパイアのハーフであり、人々から異端の扱いを受けてきた彼女は、『シャイニング・ハーツ』では自分が住む洋館ごとユーフォリアに転移して、ひっそりと暮らしている。

・バトルスタイル
通常攻撃のリーチは短いが、それをメルティならではの“アイス魔法”で補うキャラクター。アイス魔法で相手を拘束しつつ、威力の高い投げ技で攻めていくスタイルだ。また、アイス魔法は演出の派手さも見どころのひとつ。

メルティストーリー
裏雪姫

■裏雪姫
声:白石涼子

 『シャイニング・ハーツ』では、ローナのライバル“ハヤネ”として登場。だが、ローナのイベントを進めるうちに、彼女がハヤネであるというのはローナの勘違いで、本当は“妖刀・雪姫”の化身“裏雪姫”であることがわかる。ローナは、裏雪姫を倒すことで、刀の主として認められる。『ブレードアークス from シャイニングEX』に登場する妖刀・裏雪姫は、エンディアスとは異なる次元からやってきた存在で、自分の主にふさわしい強者を求めて戦いに参加する。『シャイニング・ブレイド』の霊刀・裏雪姫とは別次元に存在する同位体。

・バトルスタイル
発生速度とリーチに優れる居合を駆使して戦うキャラクター。コマンドを素早く入力すると、裏雪姫が光り、技の性能が変化する特性を持つ。性能を十分に引き出すには修練が必要な、上級者向けキャラクター。

裏雪姫ストーリー
リック

■『シャイニング・ハーツ』でのリック

シャイニング・ハーツ』の主人公。『シャイニング・ブレイド』で描かれているように、故郷と幼なじみを失ってしまったため、心に傷を負い、ウィンダリアの浜辺に流れ着いた。魔法のパン屋に身を寄せており、パンを焼いては島の人々に届けることが仕事。謎の少女カグヤを助けたことで、彼女を狙う者たちとの戦いに巻き込まれていく。

サクヤ

■『シャイニング・ハーツ』でのサクヤ

シャイニング・ハーツ』には“マキシマ”という名前で登場する。じつは、カグヤとは同一の存在で、カグヤは覚醒前、サクヤ(マキシマ)は覚醒後の人格。ユーフォリアは、サクヤと、サクヤと関わった人々の心象世界が融合して生まれた世界。

ミストラル

■『シャイニング・ハーツ』でのミスティ

カグヤが持つ精霊石のペンダントを狙い、次元を超えてユーフォリアにやってきた女海賊。後に、自分がアイザックに利用されていたことを知り、リックに力を貸す。ユーフォリアに来た際に、記憶をだいぶ失ってしまい、あまり取り戻していない状態。

ディラン

■『シャイニング・ハーツ』でのディラン

ユーフォリアの危機を知ったサクヤの依頼を受けて、次元を超えてやってきたアークバッカニアの団長。ミスティやローナ同様、ユーフォリアに来た際に記憶を失ったが、ディランはだいぶ取り戻している。

シャオメイ

■『シャイニング・ハーツ』でのシャオメイ

サクヤの飼い猫であるケット・シーの化身。ウィンダリアでは、骨董屋を営みながら、怪盗ブラックテールとして活動。サクヤと同一存在であるカグヤのことを気にかけている。

アイザック

■『シャイニング・ハーツ』でのアイザック

カグヤを手中に収めようと暗躍している、機甲海賊ガイルバンカーの首領。古代人が残した技術を手に入れることを目的としている。事件の裏には必ず彼がいる。







次回は、アートギャラリーモードを解説予定。お楽しみに!

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PS3限定
■タイトル
ブレードアークス from シャイニングEX
■ハード
プレイステーション4/プレイステーション3
■ジャンル
2D対戦格闘 
■発売日
11月26日(木)発売予定
■価格
通常版・ダウンロード版は
各6990円[税抜](各7549円[税込])
『-Tony's Premium Fan Box-』は
各9990円[税抜](各10789円[税込])
■CERO
15歳以上対象
■備考
キャラクターデザイン:Tony(AlbionWorks)
■発売・販売
セガ
©SEGA