初回封入特典キャラクター・ソニアを解説! 充実の対戦動画も

公開日時:2015-11-16 12:00:00

接近戦が好きな人にオススメしたいキャラクター

 『ブレードアークス from シャイニングEX』初回封入特典プロダクトコードを使用すると、『シャイニング・レゾナンス』のヒロイン・ソニアが使用可能になる。今回の記事では、発売に先駆けて、ソニアの技を紹介しよう。格ゲー攻略ライターの凡によるプレイインプレッションや、対戦動画も必見だ。

 なお、ソニアと同じく、本作で新たに参戦するキャラクターであるミスティについては、こちらの記事で詳しく紹介しているので、併せてチェックしてほしい。

ソニア・全身クリンナップ(竜刃器Ver)

ソニア
声:瀬戸麻沙美

 “龍鱗爪剣 テンペリオン”を使った剣術を得意とするソニア。フォースアクションは、ヒット後にダウンさせるものや、移動しつつ攻撃する技が豊富で、ガード方向を困惑させる“めくり”戦法を得意とする。また、原作の『シャイニング・レゾナンス』にも登場した、黄金のドレスアーマー“聖龍鎧装”を纏ってくり出すスーパーフォースアクションや、音楽を奏でる“チャージアクション”は、『シャイニング・レゾナンス』をプレイしたファンにはうれしい演出となっているぞ。

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▲龍鱗爪剣 テンペリオンをバイオリンとして奏で、自身のフォースゲージを上昇させる。ソニアだけがもつ特殊行動だ。

 筆者が注目するフォースアクションは、ソードブラストとソードアスカレントのふたつ。

 ソードブラストはいったん後ろに下がり、ボタンの追加入力で攻撃を仕掛ける技。後ろに下がる距離はボタンによって変化し、後退モーション中はやられ判定も後方に下がるため、相手の攻撃を避けやすい。
 後退モーションからの追加攻撃は以下の通り。

・“斬り払い”(追加A)は発生の早い下段攻撃で、ヒットすれば相手をダウンさせる。空中の相手に当てたときは受身を取られてしまうので、地上での連続技の締めに使いたい。

・“斬り上げ”(追加B)は相手を空中に浮かせる斬り上げ攻撃。浮かせた相手は地面にぶつかるまで受身不能。サポートで追撃すれば連続技が発展しそうだ。

・“斬り下ろし(追加C)は発生が遅い代わりに、相手にガードされても有利になる攻撃。スキの大きい攻撃を避けた際の反撃に使おう。

・“EX版”(BC)はすべての追加攻撃が強化される。とくに目を引くのはCの斬り下ろし。発生は通常版同様に遅いのだが、相手にヒットさせた際はA攻撃が連続ヒットするため、通常版よりも当てた際のリターンが大きくなるぞ。

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 ソードアスカレントは、斜め上に上昇後、下に向けて剣を突き刺す動作で落下するフォースアクション。ボタンにより移動距離が変化するほか、相手を飛び越すので“めくり”攻撃になり、ガード方向を惑わせやすい(EX版は溜めが可能。溜めた時間により移動距離が変化する)。ヒット時は相手が浮くので、連続技の始動となることが多くなりそうだ。また、ガードされても硬直が短いので、反撃を受けにくいのも特徴。

■プレイフィール
 第一印象は、剣を使うキャラクターには珍しくリーチが短いということ。その一方で、ソードアスカレントのような移動を兼ねたフォースアクションが強力なので、これらでガンガン攻め込んでガードを崩していくキャラクターになりそうだと感じました。ただ、相手に画面端に位置取りされるとソードアスカレントによるめくりが機能しなくなり、かつソニアは下段ガード不能技が“ジャンプ攻撃”しかないため、相手のガードを崩す手段に欠けるのでは? という不安が脳内をよぎりました。

 リーチの短いソニアですが、フォースゲージを溜められるチャージアクションを持っているため、遠距離からでも相手にプレッシャーをかけることができます。たとえば、遠距離でチャージアクションを行ってゲージを溜め、そのゲージを使用した強力なスーパーフォースアクション“神速の電光”を狙っていけば、相手が前に出ざるを得ない状況を作れると思います。このように、ソニアは飛び道具を持っていないにも関わらず、遠距離の相手にプレッシャーをかけられる珍しいキャラクターです。

 接近戦では、ソードブラストで相手の切り返しを避けて反撃に転じられるため、接近戦が好きな人におススメしたいです。また、連続技の威力が高く扱いやすいので、『シャイニング』シリーズが好きで『ブレードアークス from シャイニングEX』を購入したという、格闘ゲームを初めてプレイする人にもオススメのキャラクターです。

■ソニア プレイ動画1
凡(ソニア、ミスティ)
回転王(アルティナ、サクヤ)

■ソニア プレイ動画2
凡(ソニア、シャオメイ)
回転王(ミスティ、リュウガ)

■ソニア プレイ動画3
凡(ソニア、サクヤ)
回転王(ミスティ、パイロン)

充実のトレーニングモード

 今回のインプレッションを書くにあたり、各技の性能を調べるためにトレーニングモードを活用したのですが、じつに充実した機能が搭載されていました。そのひとつがキャラクターの変更。一般的な格闘ゲームでは、キャラクターを変更する際にはセレクト画面に戻る必要がありますが、本作ではトレーニングモードのメニューで選択できるので、その手間を省けます。また、ダミーキャラクターの行動を録画・再生できる“レコード機能”も搭載されているため、相手の連携に対する割り込みなどを練習することもできます。こういったいわゆる“ガチ勢”向けの機能もあるので、アーケード版『ブレードアークス』の全国大会予選の突破を目指すプレイヤーや、本選出場が決まったガチの格闘ゲームプレイヤーにも役立つこと間違いなし!

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▲ダミーを設定してひたすら練習!

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▲ダミーの行動を録画して……

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▲再生! 相手の連携の対策を練ろう。

[関連記事]
ブレードアークス from シャイニングEX』新参戦キャラ・ミスティの技解説&プレイ動画はこちら

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PS3限定
■タイトル
ブレードアークス from シャイニングEX
■ハード
プレイステーション4/プレイステーション3
■ジャンル
2D対戦格闘 
■発売日
11月26日(木)発売予定
■価格
通常版・ダウンロード版は
各6990円[税抜](各7549円[税込])
『-Tony's Premium Fan Box-』は
各9990円[税抜](各10789円[税込])
■CERO
15歳以上対象
■備考
キャラクターデザイン:Tony(AlbionWorks)
■発売・販売
セガ
©SEGA