まぁ、今さらこんなセガサターンの10年近く前の作品であまり知名度もないものを紹介したところで誰も参考になるなんて思ってませんよ(爆)。
それでも私は言いたいのですよ、今からでも中古ショップにでも行って探し当てる価値はあると・・・。
このソフトは無名かもしれませんが「金田一少年の事件簿」を知らない人はいないでしょう。これはそのおなじみの原作をベースに作られた作品ですが、他の探偵、推理モノと決定的に違うトコがあるのですよ。
それは”プレイヤーは犯人になって完全犯罪を成し遂げる”のが目的というトコです。通常のこの手のゲームならばプレイヤーは正義の味方っぽく犯人を暴くって感じのが多いですよねぇ。もちろんそれらのゲームの中にも良い作品は多数ありますけど、この作品はその常識を根底から覆したモノとなっておりこの時点ですでに一本取られた感じでしたよ。恐らく後にも先にもこのような犯人視点に立ったゲームはあまりないのでわ?と思いますねぇ。特に今では倫理的にも厳しいかと思われますし・・。
細かな内容については・・。ともかく自分は犯人になって完全犯罪を成し遂げるわけですから、選択肢ひとつとっても少しでも矛盾があればそこでおしまい!金田一少年の名推理によってゲームオーバーですよ(^0^)。おまけに金田一少年に見つからないように部屋から脱出するちょっとしたアクション要素もあり、もう緊張感ありまくりですって!
当時はゲーム買うにしても今ほど予備知識がなかったからその分良い意味で裏切られましたねぇ。どうですか?やりたくなったでしょ〜!!^^・。