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ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔

DATA

ダウンロード版特典 数量限定版特典

タイトル:ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔
プラットフォーム:プレイステーション3
メーカー:アクアプラス
発売日:10月31日発売予定
価格:6980円[税込]
ジャンル:RPG
テイスト:ファンタジー
プレイ人数:1人
CERO:C(15才以上対象)
備考:PS Storeダウンロード版は6000円[税込]、プロデューサー:下川直哉、ディレクター:二宮一雄、シナリオ:まるいたけし、原画:本条たたみ、音楽:松岡純也・石川真也・下川直哉・中上和英・衣笠道雄

■ダウンロード版特典(発売日から1ヵ月後までにダウンロード版を購入すると収録されている)

○『ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔』追加キャラクタープロダクトコード 『うたわれるもの』のキャラクター“アルルゥ”をユニットとして使用可能 ○『ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔』追加武器プロダクトコード ゲーム内で使用できる便利な武器をダウンロード!

■初回生産分特典

○『ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔』設定資料集 本作に登場するキャラクターの初期設定やラフ等を収録した設定資料集 ○『ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔』ミニサントラCD 本作で使用している曲の中から選りすぐりのナンバーを収録!

王道のシナリオ 王道のバトル

『ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔』は、1作目の『ティアーズ・トゥ・ティアラ 花冠の大地』や、外伝作品の『ティアーズ・トゥ・ティアラ外伝 アヴァロンの謎』とは異なる地“ヒスパニア”を舞台にした、まったく新しいファンタジーRPG。本作は、シリアスなストーリーと戦略性の高いバトル、そして美麗なイベントシーンを楽しめることが特徴だ。“ファンタジーRPGの王道”を堪能したい人にピッタリの作品となっている。この特設サイトを閲覧して、気になった人はぜひプレイしてほしい。

STORY

神聖帝国の苛酷な支配に苦しめられている、属州ヒスパニア。 その片田舎にある村で、ハミルは帝国の労役にかり出される毎日を送っていた。 彼はヒスパニア王家の末裔だったが、その家もいまは滅び去り、見る影もない。 帝国軍の暴虐と、貧しく疲れきった村の人々を目の当たりにして、無力感に打ちひしがれるハミル。 ある日、彼の目の前に不思議な少女が現れる。 彼女の名はタルト。みずからを戦女神だと言い張り、帝国との戦いを呼びかける彼女を、ハミルは取り合わず遠ざけてしまう。 だが、そのタルトが帝国軍にさらわれたことで、ハミルはヒスパニアの反乱へと巻き込まれていく……。 失われた女神と覇王の物語

個性豊かなキャラクターたち

ハミル 声:松岡禎丞 「どうしてみんな、穏やかに生きていけないのかな? 戦いなんかすれば、たくさん死んでしまうのに……」

ヒスパニア王家の血筋にして唯一の生き残りであるハミルは、穏やかで心やさしい少年だ。帝国貴族として属州総督の地位にあった父親は、7年前に反乱をもくろんだ罪で殺されている。それ以来、反逆者の息子として、帝国の監視下で暮らしている。帝国を欺くために、あえて軟弱なうつけ者を演じているが、実際は冷静沈着な策士。内心では父親の遺志を継ぎ、ヒスパニアの独立と帝国打倒の機会をうかがっている。その心に秘めた強い想いは、やがてタルトを召喚することとなる。

タルト 声:釘宮理恵 「久しいな、我が下僕よ。少しはおもしろい奴になれたか?」

異界よりやって来た少女。彼女は、古代よりヒスパニアで信仰されてきた、豊穣と戦をつかさどる女神様でもある。女神様として、ときに尊大に振る舞うが、情に厚くまっすぐな性格。人々を教え導く、聡明で慈悲深い女神になりたいと、日々願っている。ハミルの一族とは古くからのつきあいで、彼の願いにより、帝国との戦いに協力することとなる。異界での暮らしが長かったせいで、地上へのあこがれが強く、好奇心旺盛。

ディオン 声:間島淳司 「マジかよ、帝国相手に正気か? 俺は逃げる、逃げるからな!」

ハミルの親友。どちらかと言えば、悪友に近い。東国の賢者の末裔らしいが、本人からはまったく知性や品格は感じられない。ハミルとともに、村の職業訓練学校で学んでいる。 小心者だが、すぐに調子に乗る性格。女性にモテるという吟遊詩人にあこがれ、歌って踊れる賢者になることを目指している。とあるきっかけから、反乱に参加することになる。

クレイト 声:矢作紗友里 「ふああ、なんだか騒がしいですね。おちおち居眠りもできないではありませんか」

城塞都市タルテトスの管理を任されている少女。じつは人間ではなく、古き生き物の中で、もっとも強く賢いと言われた竜族の娘。その正体を知る人間からは、竜神様などと呼ばれている。おっとりとしているものの、理知的で管理人としては優秀。太古の伝承に通じているが、竜族の秘密に関しては、語ることを許されていない。

イゼベル 声:斎藤千和 「ああ! 私を殺したいのね? その憎悪に満ちた目! ゾクゾクするわ!」

神聖帝国、西部辺境方面軍司令官にして、ヒスパニア準総督。かつてはヒスパニア総督(ハミルの父親)の側近であったが、反乱計画を知ると、ただちに帝国へと寝返った。そのときの功績で、属州総督に匹敵する権限を手に入れ、ヒスパニアを実効支配している。妖艶な笑みを浮かべ、誰にでもなれなれしく振る舞うが、その実、残忍で狡猾な性格。こと戦いにおいては、恐るべき強敵へと転じる。

カリス 声:小倉 唯 「女神さま〜! なでなでしていい? ぎゅってしていい?」

神殿の巫女を自認する少女。神官長であるハミルと、女神タルトに仕えている。幼いながらもしっかり者で、ハミルのお使いや、神殿の掃除などを引き受けていた。タルトがやって来てからは、タルトの身の回りを世話する係となる。明るく快活な性格で、ハミルやタルトを兄や姉のように慕う。

エネアデス 声:小野大輔 「君も学舎に入った以上、私の生徒ですから。みっちり学んでもらいますよ」

村にある職業訓練学校の校長先生。教師も兼任し、武術以外の科目をほぼひとりで教えている。知識や技術を愛し、丁寧に授業をする学者肌だが、授業をさぼる生徒にはとてもきびしい。士官学校の首席であり、かつては生え抜きの軍人として、ヒスパニアの中枢にいたが、左遷されて現在に至る。

モノマク 声:白熊寛嗣 「正直、ハミル様の考えは、この老いぼれの身にはよくわからぬ……」

村にある職業訓練学校の武術師範。エネアデスの補佐として、村の子どもたちに武術を教えている。若いころはヒスパニア随一とも言われた戦士で、一線を退いた後も、ヒスパニア総督の幕僚団に長期間所属していた。質実剛健を好む性格で、武断主義的な主張をすることが多い。

エリッサ 声:佐藤利奈 「納得できませんわ!ヒスパニアとの同盟に、どんな利益があるというのです?」

帝国貴族の娘。父親は貿易都市の総督で、大商人でもある。ヒスパニアの反乱を支持し、関係強化を目指したい父親の意向で、ヒスパニアに派遣されることとなる。貴族として何不自由なく育ったため、気位が高くわがままな一面も。広く貿易を手掛ける父親の影響で損得勘定にきびしく、争いごとは好まない。

ダフニス 声:三宅麻理恵 「エリッサ様にお仕えし、この命に代えてお守りします!」

エリッサの従者を務める解放奴隷の少年。幼いころに奴隷としてエリッサの家に買われ、いまでは解放奴隷としてエリッサに仕えている。女装をしているのはエリッサの護衛として、どんな場所にでも付き従うことができるようにするため。優柔不断でいつもおどおどしているが、気が強くてどこか危なっかしいエリッサを、陰ながら補佐している。

レリウス 声:西田雅一 「ふんっ、帝国兵も質が落ちたものだ。しょせん、食い詰めた平民上がりではこの程度か」

イゼベルの幕僚団に所属する帝国騎士。代々、帝国騎士の家系に生まれ、神聖帝国に絶対の忠誠を誓っている。古臭い騎士道精神の持ち主で融通が利かない面もあるが、その頑固さゆえに帝国軍からは信頼されている。イゼベルに心酔し、帝国の大義がイゼベルとともにあると信じている。帝国の安定と平和を願う気持は人一倍強く、それゆえにヒスパニアの反乱は許せない。帝国を裏切った者たちには、容赦のない制裁を加えていく。

アルティオ 声:内田真礼 「なんだ、やるってのか! うちを女だと思ってなめてると、後悔するかんな!」

レヌス河流域で暮らす蛮族の娘。曲がったことが大嫌いで、喧嘩っ早いが、部族を思う気持ちは人一倍強い。狩りが得意で、毛皮を集めては帝国領まで行商に来ており、帝国の内部事情には詳しい。部族の領土が帝国と国境を接しているせいで、帝国とは紛争状態にあり、密かに心を痛めている。辺境軍団長のサウルとは浅からぬ因縁があり、何度か戦ったことがある。

サウル 声:三上哲 「黙れ。蛮族の小娘が! 俺の基地でもめごとを起こしていいと、 誰が言った?」

帝国の西部国境、レヌス河流域を守る、辺境軍団長。平民からの叩き上げで、戦場での経験も豊富。兵からの信望も厚い。辺境の平和を守るため、国境の見回りは毎日欠かさない。帝国西部、ルシタニアの出身だが、若いころは東部辺境を転戦していた。辺境暮らしが長いせいで粗野な言動も目立つが、その圧倒的な強さは、蛮族からも恐れられている。

アエミリア 声:浅川悠 「しがない役人だよ。宮仕えという意味では君と同じか」

神聖帝国の中枢にいた技術官僚。帝国の建設・運輸を担当した経験があり、財務にも詳しい。みずからを天才と信じて疑わない技術万能主義者で、技術の進歩こそが人間を幸せにするという信念を持つ。仕事熱心で、仕事の効率を上げるために、あえて動きやすい男装をしている。帝国が神権政治化していくなか、彼女のような考えかたを持つ者が多い技術官僚は、徐々に遠ざけられつつある。

ゴリアテ 声:松本大 「痴れ者どもが!! 遅い!! 遅すぎるわ!!」

帝国の東部国境、ヒステル河流域を守る、辺境軍団長。勇猛果敢で戦を生き甲斐としており、周辺の凶暴な蛮族と日夜戦っている。蛮族の風習にならい、倒した敵の首を干し首にして持ち歩くことから“蛮族喰い”と恐れられていた。その巨体を活かした力任せの攻撃を得意とするが、知略にも長けており、一筋縄ではいかない。辺境軍にいるサウルはかつての部下。

“考える楽しさ”が詰め込まれたシミュレーションパート

本作は、美しいビジュアルで物語が進行するアドベンチャーパートと、各キャラクターの技能を駆使して敵と戦うシミュレーションパートで構成されている。シミュレーションパートは、誰もが攻略の手応えを感じつつ、誰もがクリアーする達成感を味わえる絶妙なバランスになっているのだ。ここでは、バトルを構成するシステムについて、ひとつずつ解説していこう。

エレメントサイクル

本作には、前作までと同じく“エレメントサイクル”と呼ばれる属性周期システムがある。属性は戦闘中に一定周期で“好調期”を迎え、好調期の属性と同じ属性のユニットは、そのターン中、各パラメーターがアップするなど多くの恩恵を得られる。戦局を左右する重要な要素だ。

チェーンストック

敵を攻撃したり、ダメージを受けたりするとチェーンストックゲージが溜まる。溜まったゲージを消費することで、特殊な攻撃や魔法がくり出せるのだ。

合成

物語を進めていくと、合成が行えるようになる。合成の要素は『ティアーズ・トゥ・ティアラ外伝 -アヴァロンの謎-』でも採用されており、武器を作ることができた。しかし、本作では武器に加えて装飾品やスキル書、後述の象車などの合成も可能だ。なお、合成を行うには、それぞれに必要な素材が決められているので、まずはそれらを集めることが先決となる。合成をくり返してアイテムを強化していく楽しみは、格別のものとなるだろう。

象・象車

象は本作で新たに登場する、主人公たちの頼もしい仲間だ。戦闘中、一部のユニットは象に騎乗でき、騎乗するとユニットと象のふたり分の魔法が使えるといった数々のメリットがある。また、味方の象は象車を引いているのが特徴。ステージごとに出撃できるユニット数は限られているが、象車には出撃していないユニットが待機しており、ユニットが倒されたりして出撃数に空きができた場合は、待機中のユニットを出撃させられるのだ。

覚醒

メルカルト 「まだまだ足りぬ! もっとだ! もっと殺させよ!! あはははは!」

ハミルの狂戦士形態。バルカの覇王に継承された技で、膨大な魔力を引き換えに、戦神メルカルトへと変身する。変身後は肉体だけでなく人格も変容し、みずから戦いを好むように。圧倒的な強さを誇るが、戦うほどにメルカルトはさらなる血と殺戮を渇望するため、制御できなくなるという危険もはらむ。

タニト 「さぁ、いっしょに行きましょう。すべてを取り戻し、覆すために!」

美しくたおやかな女神。カナン人には豊穣の女神として、そして強大な戦女神として信奉されている。ハミルが危機に陥ったときに、タルトがどこからか、呼び出してくる。彼女は聡明で気高く、戦いにおいては頼もしい。タルトは姉だと言い張っているが……?

“覚醒”とは、ハミルとタルトのみが使える特殊なコマンドのこと。敵にダメージを与えたり、味方がダメージを受けたりすると“覚醒ゲージ”が上がっていき、ゲージが最大になると覚醒コマンドが使用可能になる。覚醒後は、ふたりは別の姿に変身し、各ステータスなどが上昇するのだ。

勧誘

“勧誘”は、カリスのみが使用できるコマンド。敵モンスターの勧誘に成功すると、そのステージのあいだだけ仲間に加えられるのだ。強大なモンスターを仲間にすることができれば、敵の陣形を大きく乱して一気に勝利を引き寄せることもできる。

カルコス

タルトが連れてきた機械人形で、バトル時にユニットとして使用できる。ストーリーが進行するとさまざまなパーツが手に入ることがあり、パワーアップ可能なのだ。

仲間モンスター

ストーリーを進めると、プレイヤーはお店でモンスターを買えるようになる。買えるのは“猪”、“豹”、“グリフォン”の3種類。勧誘と違い、購入後はずっと仲間として活躍してくれるうえに、裏切ることもない。また、仲間モンスターは、成長させれば多彩な魔法を習得可能だ。

ルート選択

これまでのシリーズ作品と違い、本作では指定したマスに移動するまでのルートをある程度選択できる。地面にはさまざまな悪影響をもたらすトラップが仕掛けられているので、ルート選びは慎重に行う必要があるぞ。

左のルートを通る?

?

右のルートを通る?

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ダウンロードコンテンツ

本作の発売と同時にダウンロードコンテンツとして配信される、シリーズのファンにはおなじみのキャラクターを紹介! なお、どちらのキャラクターもストーリーに関わることはないが、バトル時にユニットとして使用できるぞ。

アロウン

前作『ティアーズ・トゥ・ティアラ 花冠の大地』の主人公で、永きにわたる眠りから目覚めた魔王。アヴァロンと呼ばれる城に暮らし、エリン島とアルビオン島を統治している。ぐうたらな性格で、政務のほうはリアンノンの兄アルサルに任せっきりにしているらしい。

リアンノン

前作のヒロインで、予言の力に秀でた、託宣の巫女。ゲール族の前族長の娘にして、現族長アロウンの妻。怠惰なアロウンの身の回りの世話をしつつ、兄アルサルの補佐までする忙しい日々を送っている。得意料理はゲール鍋で、その味に魅了された者は数多い。

巻き戻し

本作では、バトル中にターンを巻き戻せる。これを利用すれば、攻撃を加えるユニットを間違えた場合などに、ターンを巻き戻して再度攻撃対象を選ぶことができるのだ。なお、巻き戻せるのは最大で20ターンまで。さらに、いつでもそのステージの1ターン目まで戻すことも可能だ。ただし、巻き戻す前とまったく同じ行動をした場合、攻撃の命中率やクリティカルの発生率などは変化しない。

難易度選択

難易度を選択できるシステムは前作にもあったが、本作では仕様が変わっており、バトル中でも自軍のターンであれば難易度を変更可能。たとえば、難易度“HARD”でプレイ中に勝てない敵がいた場合、そこだけ難易度を下げる、といったプレイも行えるのだ。なお、難易度変更が影響するのはトロフィーの取得のみ。ストーリーに変化はないので、安心して使えるぞ。

大型モンスター

本作には、通常のモンスターをはるかに凌駕する巨体を誇るモンスターが登場。大型モンスターは前作にもいたが、種類が増えている。さらに、“超巨大”なモンスターも……?

体験版も配信予定! 製品への引き継ぎも可能!

本作の体験版が現在準備中! 体験版は、3〜4時間ほどのボリュームで、セーブデータを製品版に引き継げるぞ。配信日まで楽しみに待とう!

©2013 AQUAPLUS
※画面は開発中のものです。