『ヴァンパイア リザレクション』はグラフィックがHD化されただけではなく、バトルテクニックが学べる“チュートリアル”や快適な対戦が行えるオンライン対戦など、新要素が多数盛り込まれている。特集記事第2回となる今回は、おもな新要素をウメハラ選手とsako選手のコメントとともに紹介するぞ。
 本作はグラフィックがHD化されたことにより、美麗な画面でスピーディーなバトルが楽しめるようになっている。また、16:9のモニターに対応したワイド、ゲーム筐体風のアーケードキャビネットなど、複数のビュータイプを選択可能。さらに、グラフィックを滑らかに表示する各種フィルター機能や、当時のゲームセンター用モニターを再現した走査線の設定も行えるのだ。これらの機能を組み合わせた画面カスタマイズは50種類以上にも上る。さまざまなパターンを試して、好みの画面タイプを見つけよう。
 課題をクリアーしていくことで自然と上達できるチュートリアル。課題は、“チェーンコンボ”を始めとした基本テクニックから実戦で役立つ連携攻撃、そして歯応えのある高難度コンボなど、初心者からベテランまで幅広いプレイヤーに対応したものが用意されているのだ。チュートリアルをクリアーして、ライバルに差をつけよう!
↑→課題はキャラクターごとに用意されており、計5回成功するとクリアーとなる。
 『ヴァンパイア リザレクション』には、よりよいオンライン対戦を実現するためのさまざまな機能が搭載されているぞ。そのひとつが、マッチメイキングオプションだ。これを利用すれば、対戦相手の地域やランキング、通信応答速度を指定してマッチングできる。自分に適した対戦相手を検索して、快適なオンライン対戦ライフを満喫しよう。
 オンライン対戦では、プレイヤーの環境によって通信の遅延(タイムラグ)が発生する場合がある。このタイムラグが極力発生しない環境を作り出すために導入されたのが、GGPOシステムだ。GGPOディレイ値と呼ばれる数値を調整すれば、キー入力が反映されるまでの時間をコントロールすることが可能。これにより巻き戻りの発生を抑え、快適なオンライン対戦を楽しめるのだ。
↑→自分のレベルや通信環境に適した相手と思う存分に対戦を楽しんじゃおう!
 本作には、バトル中に“アドバンシングガードを行う”、“相手を5回燃焼させる”など、さまざまなチャレンジ項目が用意されている。これらを達成するとGPがもらえるぞ。GPを使ってギャラリーをアンロックしていけば、貴重なコンセプトアートの数々を自由に鑑賞できるのだ。