ふたつの大陸と4つの島が存在する、大海原が舞台のアクションRPGがプレイステーション3とXbox 360で登場だ。プレイヤーはスパイとして海賊船に乗り込み、世界を恐怖に陥れる“タイタン”を倒すため、個性豊かなキャラクターとともに戦いをくり広げる。ここでは、海賊映画の主人公になったかのような気分が味わえる『リズン2 ダークウォーター』の魅力を、たっぷりと紹介していこう。
突如出現した謎の遺跡と怪物により、混迷を極める火山島ファランガ。その沖である日、一隻の船が沈んだ。偶然にも傷ひとつ負わずにファランガ島に漂着した主人公は、この世界がタイタン族によって危機に直面していることを知る。
主人公は島の女性パティとともにタイタン族に戦いを挑み、炎のタイタンを撃破。島に平和が訪れたと思われたが、戦いはまだ終わっていなかった……。
炎のタイタンとの戦いから10年後。
4人の大海賊が伝説の財宝を求めてタイタンを操るもの“タイタンロード”である、“マーラ”の封印を解いてしまう。解き放たれた彼女は“水のタイタン”を操り、海を支配せんと動き始めていた。
島の安全を守る審問団の大尉となっていた主人公は、タイタンを倒すカギとなる秘宝の存在を知る。
そして、秘宝の在処を知るのが、あの4人の大海賊だった。主人公は、4大海賊のひとりである“鉄ヒゲ”に接触するため、鉄ヒゲの娘でもあり、10年前にともに戦ったパティと海賊船に潜入し、再びタイタンとの戦いへと身を投じるのだった。
本作では冒険の途中で仲間や協力者たちと出会い、彼らと共闘したり、新たな知恵を授かったりしながら物語を進めていくことになる。しかし、主人公とともに島を冒険できる仲間はひとりだけ。どの仲間を、どこへ連れて行くのかが攻略のポイントとなるのだ。
冒険の舞台は、南の海に浮かぶ数々の島々。各フィールドには白い砂浜やサンゴ礁、木々がうっそうと生い茂るジャングル、海賊のアジトなどが存在するほか、凶悪なモンスターも生息している。そんな危険と謎に満ちた島々で、さまざまなクエストがプレイヤーに与えられるのだ。
本作の魅力のひとつが探索意欲を刺激するゲームボリュームだ。海賊や財宝を見つけ出したり、尋問したり、村を開放したり、射撃訓練を行うなど、メインとサブを合わせて350以上のクエストが用意されている。また、どのクエストをクリアーしたかによってストーリーが分岐するため、展開の異なる物語を楽しむこともできるのだ。
主人公は剣や槍、サーベル、ライフル、マスケット銃といった実践的な武器と、ブードゥー人形で呪ったり、黒魔術を使って敵を攻撃することが可能。さらに、冒険の途中で手に入れたアイテムを組み合わせることで、新たな武器の作成も行えるぞ。バラエティー豊かな攻撃方法で襲い来る敵を蹴散らそう！
冒険の途中、さまざまなモンスターが主人公たちの前に立ちふさがるぞ。相手の動きをよく見て強力な一撃をお見舞いしよう。
敵との戦闘で得た“栄光値”を、剣、銃器、頑強、狡猾、ブードゥーという5つのカテゴリー内にあるスキルに振り分けて、主人公の能力を強化したり、新たな技を習得することが可能。たとえば、近接攻撃の能力を高めたいときは、剣の中にある“見切り”や“剣の達人”、遠距離攻撃の場合は銃の“射手”や“ピストル”など、プレイヤーの戦闘スタイルに合わせてスキルを磨くことができるのだ。
栄光値を各スキルに振り分けただけでは、そのスキルを使用することはできない。スキルを習得するには、島々にいる重要人物から教えを請わなければならないのだ。
