秩序を重んじる勇敢な人間の種族。あらゆる物ごとに戒律や儀式を設け、秩序の神であるミサールを信奉している。
魔術と外交術に秀でた闇のエルフ。1千年以上の歴史を持つラシーアの都市を拠点に活動しており、人々を影から操る時代の暗躍者。
気高く、閉鎖的な文化を有する光のエルフ。変化を嫌い、古くからの伝統や知識を保つためなら、戦いに身を投じることもいとわない。
アマラー中に散らばった人間の種族。アルメインほど文化的ではないが、商業に長け、戦争では傭兵として活躍する。
本作の舞台は、広大なアマラーの中央部に位置する“フェイランド”という地域。アマラーの一部とはいえ、オープンワールドで作られたフェイランドはかなり広大だ。ここには、森林、平原、砂漠、沼地、荒野など、特徴豊かなさまざまなフィールドがあり、4つの大都市と無数の町や村が存在するほか、100以上のダンジョンが点在する。また、用意されているクエストの数は、メインとサブを合わせて200以上と、プレイヤーの探索意欲を刺激するのに十分なゲームボリュームとなっている。
オープンワールドタイプのアクションRPGとしては、異色なまでにアクション要素にこだわり、緊迫感と爽快感を兼ね備えたバトルが展開される本作。プレイヤーは、メインとサブのふたつの武器を同時に装備できる。たとえば、戦士系キャラクターにはロングソードやグレートソード、ハンマー、万能型キャラクターには近距離戦闘用のダガーと遠距離戦闘用のチャクラムなどといったように、自由に組み合わせることが可能だ。また、武器の種類ごとにさまざまなバトルアクションが用意されており、これに特殊攻撃や魔法が加わることでプレイヤー独自の戦闘スタイルを構築することができる。
↑各武器には、特定のコマンド入力でくり出せる“ムーブ(技)”が用意されている。攻撃ボタンの長押しからくり出せるものや、回避中にくり出せるものなど、発動方法はさまざま。うまく利用してバトルを有利に進めよう。
↑敵を倒したり、“ムーブ”を成功させることで、“フェイトゲージ”が溜まっていく。このゲージが満タンになると“レコニングモード”が発動可能。発動するとキャラクターの攻撃力が大幅にアップする。
片手で取り扱う戦士用の武器。両手持ちの武器と比較し小回りが利く。
両手持ちの大剣。一度に多数の敵を同時攻撃するのに適している。
両手持ち。1体の敵により強烈な一撃を与えることができる。
全武器中もっとも敏捷な攻撃が可能。ステルスキルにも適する。
魔法種族が使用する武器。同時に複数の敵を切り裂くことが可能。
遠距離攻撃用の武器。貫通ダメージに優れている。
炎、氷、雷いずれかの属性を持つ、魔道士向けのスタンダードな武器。
複数の属性を併せ持たせることが可能だが、“マナ”を消費する。
物理ダメージと属性ダメージの両方を敵に与える遠距離武器。
冒険の途中では武器や防具、アクセサリーなどのさまざまなアイテムが手に入る。防具は頭、胴、手、腰、足、盾の合計6ヵ所に装備でき、基礎となる防御力に加え、物理耐性やクリティカル効果がアップするなどのボーナスが付与される。防具以外にもアクセサリーとして指輪とネックレスの装備が可能。アクセサリーは防御力を持たないが、いろいろなボーナスをプレイヤーに与えてくれるのだ。また、鍛冶のスキルを伸ばしておけば、武器や防具を解体して部品を手に入れたり、新たな装備品を製作することもできる。
↑冒険の道中では、装備品以外にもポーションなどの消費アイテムや調合用の素材、鍛冶用の部品など、多種多様なアイテムを入手することができる。
←鍛冶のスキルを鍛えれば鍛えるほど、強力な武器や防具を製作できるようになる。
→集めた素材からさまざまな補助効果を持つ“ジェム”を作り出せるスキルも。
冒険を始める前に、プレイヤーキャラクターとなる“運命なき者”を作成することになる。種族、性別、守護神といった基本設定に加え、肌の色や目の色、タトゥー、装飾品など合計14種類の項目を設定して、自分好みの外見にカスタマイズが可能だ。また、キャラクターは、経験値が一定まで溜まるとレベルアップし、スキル、アビリティ、ディスティニーの3種類の能力を強化できるぞ。レベルアップ時に手に入るポイントを、好みの能力に割り振ることで、自分だけの“運命なき者”を作ることができるのだ。
非戦闘時に使用するプレイヤーを補助する能力。素材を調合できる“錬金術”やダンジョンなどに隠された財宝や罠、敵の位置などを把握できる“探知”など、9種類のスキルがある。
レベルアップ時に手に入る“アビリティポイント”を、マイト(力)、ソーサリー(魔法)、フィネス(巧みさ)のいずれかに割り振ることで、それぞれに対応したアビリティが習得可能。マイトなら戦士型、ソーサリーなら魔道士型、フィネスならローグ型というように、ポイントの割り振りによって、キャラクターの特徴が変化する。
↑アビリティはスキルとは異なり、バトルで重宝する攻撃的なものが多いのだ。
←地面を叩きつけることで振動を起こし、一定の範囲に物理ダメージを与える。
↑巨大な隕石を敵の頭上に降らせ、一定の範囲に炎ダメージを与える。
←敵をひるませる煙を起こし、続けざまに刃の雨を降らせる。
本作では、割り振ったアビリティポイントの数に応じて、“ディスティニー”と呼ばれるカードがアンロックされる。プレイヤーはこのカードを1枚だけ装備することができ、装備したカードに応じてさまざまなボーナスが得られるのだ。ディスティニーの数は全部で40種類。どのディスティニーがアンロックされるかは、キャラクターの成長のさせかたによって変化するぞ。
キャラクター育成のバリエーションが豊富なため、ポイントの割り振りに頭を悩ませることも少なくない。そんなプレイヤーに朗報。ゲームを進めると、費用を支払うことでポイントを再配分できる施設が用意されているぞ。
↑→“フェイトウィーバー”という施設でポイントの再配分を行うことが可能。ただし、再配分を行うたびに支払う費用が高くなるので注意が必要だ。