ロボット研究部の戦いが始まる!!

 2019年の種子島。廃部の危機に直面していた中央種子島高校の“ロボット研究部”。部長の瀬乃宮あき穂が掲げる“巨大ロボット完成”などは夢のまた夢という中で、彼らに課せられたのは、“東京で行われるホビーロボットの大会で優勝する”という条件だった。かくして、主人公の八汐海翔と瀬乃宮あき穂は廃部を免れるために動き出す。さまざまな人々を巻き込んで……。今回は、主要キャラクターたちのイベントシーンなどとともに、ロボ部の活躍を紹介していくぞ!

八汐海翔(ルビ:やしお かいと)

↑幼少のころの海翔と、あき穂の姉・みさ希の一幕。東京へ行くこととなった彼女は、「アキのこと、よろしくね」と海翔に告げる。その言葉は海翔の心に、どう刻まれたのだろうか?

幼なじみのロボット研究部メンバー

瀬乃宮あき穂(ルビ:せのみや あきほ)

←↑ロボ部の部長であるあき穂の夢は、巨大ロボットを完成させること。これは、ロボ部の前身であるロボット研究同好会を設立した姉・みさ希が掲げた夢でもある。

ふたりをつなぐキーワード keywords

スローモー

“あねもね”号集団失神事件以来、海翔が現在まで苦しんでいる発作である。現実のおよそ1秒弱を、主観時間で30秒ほどに引き伸ばして感じられる。発作中の海翔を他人から見ると、超反応しているように見える。診断した医師は“エレファントマウス症候群”と病名を付けたが、詳しい原因は分かっていない。

ファストフォワード

“あねもね”号集団失神事件以来、あき穂が現在まで苦しんでいる発作。現実のおよそ5分ほどを、主観時間で1秒ほどに圧縮して体感することになる、海翔のスローモーと正反対の症状だ。海翔と同様に“エレファントマウス症候群”と病名が付けられたが、やはり詳しい原因は分かっていない。

フェリー“あねもね”号集団失神事件

2010年に起きた、鹿児島と種子島間を就航しているフェリー“あねもね”号の乗員・乗客全員が失神したという、架空の事件。死者こそ出なかったものの、当時9歳だった海翔とあき穂を含む乗船者の一部に、何らかの後遺症が残ってしまった。

天才プログラマーの背負う運命は?

いつもと雰囲気の違うフラウ

神代フラウ(ルビ:こうじろ ふらう)

←水風呂に浸かりながら海翔の腕をつかむフラウ。彼女は何をしていたのだろうか?

↑中学生のフラウが見た母の最後の姿。家を出て行った母とはその後会っていない様子。

大徳淳和の憂鬱

大徳淳和(ルビ:だいとく じゅんな)

↑ずっと打ち込んできた空手部の卒業と、ロボ部での無力感が淳和の心をさいなむ。落ち込んだ彼女はロボ部を辞めたいと打ち明ける。

←幼いころに、祖父である藤田鉄治の経営するロボクリニックで事故にあった淳和。以来、ロボットがトラウマに。

クールで強気な下級生の秘密

日高 昴(ルビ:ひだか すばる)

↑ロボ部での活動が猟師の父にバレてしまった昴。そして、頑固な父は昴のことを殴り飛ばす。

謎の美少女

愛理(ルビ:あいり)

↑愛理の初登場シーン。鉄塔の上にたたずみ、無表情のまま何かをつぶやく。その手には、真っ白な1枚の羽根があった。

ロボ部の快進撃

東京で開かれるホビーロボット大会で優勝するため、ロボ部に“名誉部長”として代々受け継がれてきた“タネガシマシン3”をバージョンアップしていくロボ部のメンバー。彼らは、主人公の海翔とあき穂のホビーロボット模擬戦を行うことに。これから始まるふたりのバトルを不安そうに見つめる淳和と、クールに観察する昴が非常に対照的な構図だ。

ガンヴァレルをつくろうプロジェクト試作1号機

通称“ガンつく1”(がんつくわん)。中央種子島高校ロボ部が8年がかりで代々造り続けてきた巨大二足歩行人型ロボット。名前の通り、ゲーム内のアニメ“機動バトラー ガンヴァレル”のロボットをモデルにしている。

ガンヴァレルをつくろうプロジェクト試作2号機

通称“ガンつく2”(がんつくつー)。試作1号機とはコンセプトを大きく変え、ホビーロボットをヒントに設計。ただし外装はないに等しく、肉眼で見るとフレームやサーボモーター、ケーブル類などが剥き出しになっている。頭はカメラのみで顔はないため、あき穂がガンヴァレルっぽい顔を書いた大きな布がカメラを邪魔しない位置に貼り付けてある。“居ル夫。”を通して見るとガンヴァレルがいるように見える。胸部にはスポンサーである“スペースアメ社”のステッカーが貼られている。

大人たちは何を思う……

海翔やあき穂など、ロボ部が廃部撤回をかけたホビーロボットの大会で奮闘している中、お台場の万博アリーナVIPルームには、あき穂の姉であるみさ希と、彼女が勤めるエグゾスケルトン社の幹部、澤田の姿が。ふたりは、何を考えているのだろうか……?

←↑エグゾスケルトン社の広報を務めるみさ希と、同社幹部の澤田。澤田は記者会見を開いているが、いったいどんな内容なのか?

体験版配信中!

2012年6月28日に発売予定の本作の体験版が、2012年6月12日より、プレイステーション3版とXbox 360版ともに配信が開始されている。今回の体験版では、『ロボティクス・ノーツ』の冒頭、PHASE1を丸々プレイすることができるぞ。物語の冒頭とはいえ、そのボリュームは十分。3Dモデルになってヌルヌルと動くキャラクターたちの姿や、本作の特徴的なシステム“ポケコントリガー”などをイチ早く体感しよう。なお、Xbox 360版のシルバーメンバーシップのみ、体験版の配信は2012年6月19日からとなっているので要注意だ。

(C)MAGES./5pb./Nitroplus ※画面は開発中のものです。