正統派のRPGと島でのハートフルなコミュニケーション生活ゲームを1度に両方楽しむことができる『シャイニング・ハーツ』。ファミ通.comでは、本作の多彩で豊富な要素を、項目ごとに全4回更新で紹介していくぞ。第1回は、本作の概要とストーリー、中心となるキャラクターや敵対する海賊団について紹介。第2回は、島に住む人々との交流や“ココロ”と呼ばれるエネルギーについて。第3回は、敵とのバトルについて。第4回目は、魔法のパン屋や、島での暮らしについて紹介していくぞ。これを読めば、かつてないほどにさまざまな要素が詰まった本作の魅力のすべてが理解できるはず!
主人公リックは、漂着人(さすらいびと)と呼ばれる島への漂着者。同じく漂着人であるパートナーに拾われ、彼女の働く魔法のパン屋でいっしょに働きながら暮らすことになる。毎日のパンの配達や住人との会話などが中心の“ほのぼのパート”と、ダンジョンやほかの島への冒険、モンスターとの戦いなどの“RPGパート”を楽しみながら、不思議な少女を中心とした、世界の謎を巡る物語が展開していく。
ウィンダリア島に流れ着いた少年剣士。なりゆきで島での生活やパン屋の仕事を始めるが、次第になじんでいく。戦闘では、剣と盾を装備できるバランスのよい戦士で、始めから雷の魔法が使える。攻撃と防御性能に優れた、前列向きの戦士。
↑敵をV字に斬りつけて大ダメージを与える。
↑複数の敵を、複数の仲間と同時に攻撃する。
リックのパートナーとなる3人娘は、ゲーム開始時にひとりを選ぶことができる。そして、本編にはその選んだパートナーしか登場しないという、プレイヤーにとってはかなりの難関となる選択が始めに用意されているのだ。それぞれバトルの能力が異なり、遠距離攻撃タイプ、魔法攻撃タイプ、回復タイプとなっているので、パーティーのバランスを考えて選ぶといいぞ。もちろん、見た目だけで選ぶのもアリだ!
魔法のパン屋の看板娘。狩人のネリスは素早い身のこなしと多彩な射撃攻撃を持つ、遠距離攻撃のエキスパート。敵の属性に合わせて、弱点属性の魔法の矢を撃ちわけることも可能だ。初歩的な回復魔法も使えるので、後衛で活躍するぞ。
パン屋の看板娘で、魔力の高い後列専門の魔法のエキスパート。多彩な攻撃魔法を、敵の弱点に応じて使い分けて攻撃できる。MPの自動回復スキルを覚えるので、長期戦にも強い。
パン屋の看板娘で、光の魔法の使い手。多彩な回復魔法に加え、光の攻撃魔法も使える。必殺技も回復系のものが多く、HP自動回復スキルを覚えるため、意外と打たれ強い。
↑空中から無数の矢を放ち、範囲内の敵を攻撃する技。
←↓氷の矢を射る攻撃。炎の矢を射るフレイムショットなどもあり、属性の使い分けが可能。
←魔法のオーブンを召喚して、すべてを焼き尽くす技。さらに、敵をパンに変えてしまう効果も!
↑→炎の剣を召喚して敵を攻撃する技。レベルによって威力が異なるようだ。
↑聖なる光で敵をなぎ払う魔法攻撃。アンデッドモンスターには、とくに効果的。
島に嵐れついた少女カグヤの出現により、物語が動き出すことになる。衰弱して弱っていたカグヤは、村の診療所でリックたちの看病を受ける。記憶も感情も失った状態のカグヤだったが、リックや村の人々の献身的な看病で、次第に心と体が癒されていく。そのとき、カグヤの胸の精霊石から謎のカギが生まれ、そのカギが新たな世界の扉を開くことになるのだ。
嵐の去った朝に、浜辺に打ち上げられていた少女。七色に輝く不思議な“精霊石”のペンダントをしており、その秘めた力を求めるさまざまな海賊に狙われる。
↓カグヤが心を取り戻すたびに、心の鍵が生まれる。この鍵をある場所で使うことで、冒険の舞台が広がっていく。
→カグヤが島に漂着した経緯や、精霊石を持っている理由は謎だ。それを解き明かすことも、物語の重要な要素となる。
カグヤの持つ精霊石を狙い、ウィンダリア島を襲う海賊団。冥界の魔女と恐れられる海賊、ミストラルが率いる海賊団で、精霊石の持つ絶大な力を知り、それを利用しようと目論んでいるようだ。配下には、3人の獣人からなる冥海の三獣士を従え、妖獣や魔獣を使役している。
強大な力を持つ暗黒魔法の使い手で魔獣召喚術も得意とする、クールでプライドの高いお嬢様海賊。マジックパラソルを武器に、華麗に戦う。
3本の刀を自在に操る、クロヒョウの獣人。つねに強い敵を求め、卑怯な戦いを好まない生粋の武人。
魔導海賊の軍師を務めるオウムの鳥人。老練な知略を持ち、目的のためなら手段を選ばない妖術士。
巨体と怪力を誇る、バッファローの獣人。頭の回転は悪いが、ミストラルへの忠誠心は高く、怒ると手がつけられない狂戦士。
本作の拠点となるのは、主人公とパートナーが暮らすホームシップだ。ホームシップは、村のはずれに打ち上げられていた難破船を改装して人が住めるようにしたもので、船出はできない。しかし、冒険が進むにつれて船は進化し、ウィンダリア島以外の島へと渡ることができるようになる。また、船内の設備も充実していき、さまざまなことができるようになるぞ。今回は、冒険の舞台となるウィンダリア島以外の4つの島も併せて紹介!
↑主人公たちが生活を送る場所。物語が進むと、ペット精霊を育てるための巣箱が設置される。
↑冷蔵庫や作物の加工ができる熟成庫、感想庫、チーズ庫などが増設されていく。
↑たくさんの仲間が泊まれるベッドと、船の中で作物を収穫できるようになるプランターも増設されうようだ。
山上のカルデラ湖と桜並木が美しい春の島。渓流や湖では、アユやヤマメが釣れる。
↑→火や水などといった属性を持った精霊が野生に存在する島。豊かな自然のおかげだろうか?
中央に火山がそびえる灼熱の島。魔の森と呼ばれるジャングルが島を覆っているが、そのジャングルを抜けた先には釣りができるオアシスもある。
←島では、特産の夏野菜が豊富に収穫できるのだ。
紅葉やすすきの野原が美しい秋の島。砂漠や渓谷を超えた先にある遺跡は謎に包まれている。
←島にそびえる遺跡は、内部を探検することもできるのだろうか?
中央にそびえる大雪山が特徴の、雪と氷の島。みかんなどの冬の作物が収穫できるのもポイント。
↑凍った池でワカサギ釣りが可能。寒い島だからこその光景だ。
©SEGA ※画面は開発中のものです。