『ModNation(モッドネーション)無限のカート王国』の宣伝大使の座をかけて、独立を宣言したムックと、仲直りをしたいガチャピンによるガチレース対決“ガチャムクGARND PRIX”。過去に行われた2回の戦いではムックが勝利したが、最終決戦の行方はいったいどうなるのか!? ゲストのスピードワゴンのふたりも交え、最後のレースが始まる!!
今回は最終決戦とあって、一般参加者が事前にガチャピンとムックの応援したいほうのチームに登録し、チーム戦で戦うことに。それぞれ6人の参加者が、ふたりずつに別れ、3回のレースに挑む。それに加えて、スピードワゴンは井戸田がガチャピンチームに、小沢がムックチームに加入し1試合を。そして最後に当どうしによる最終戦が開かれるという全5回戦の豪華マッチ! しかも、試合で使われるコースは事前にユーザーがクリエイトして応募した作品なのだ。
チームに分かれて戦う一般参加者とスピードワゴン
今回も会場は大盛況!
ユーザーから応募されたコースは、なんと開発陣も驚きの50種類! 厳正なる選考の結果、全部で5つのコースが選ばれ、使用された。中でも、首都高のように空中にコースを広げた解放感のある“Tokyo2152”や、スタート直後の大ジャンプ台が特徴の“HAJIMIX”、ワナやコースのバランスが絶妙な“NIWA”など、どれも甲乙つけがたいハイレベルの作品ぞろいだった。もちろんこのコースは、ゲーム中の“共有”から“GMGP”で検索すればダウンロードできるので、ぜひプレイしてみよう!
一般参加者たちによる勝負は、1回戦こそムックチームが制したものの、2回戦以降はガチャピンチームの選手が優勢に。そして、スピードワゴンの対決でも、自信満々だった小沢に井戸田が勝利! なんと、最終決戦前にして、ガチャピンチームの勝利がほぼ確定という状況に。しかし、ここは勝負事のお約束、最終戦を制したほうの勝ちという天の声ルールにより、ガチャピンとムックによる直接対決がスタートした。いままでのレースで、圧倒的な強さを発揮していたムックだったが……。
いっしょにやろうよムック〜
本当はひとりで遊んでさみしかったんですぞー
ガチャムクGRAND PRIXこれにて閉幕!
最終戦は、観客、スタッフ、取材陣ともに、本当に固唾を飲んで見守るほどのデッドヒートが展開。抜きつ抜かれつ、互いの実力が拮抗したレース運びは、ガチャピンが相当練習を積んできた証拠だ。そして、その練習の甲斐あって、なんとガチャピンが勝利を手にするのであった! レース後、これで約束どおり仲直りしてふたりでPRをがんばろうよと提案するガチャピンに、じつはふたりで遊びたかったんだと告白するムック。そんなほのぼのムードのふたりに戻ったことで、3回に及んだ長い戦いは終わりを告げたのだった。
ゲーム内のモッドスポット内にある“共有”からダウンロードを選択。“テキストで探す”を選択して“GMGP”と入力して検索すれば、レーサー、カート、コースのそれぞれをダウンロードすることができるぞ。2010年10月14日までの期間限定なので、お早めに!
ムックがガチャピンを倒すため必死に作ったコース。ガチャムクGRAND PRIXのROUND1で使用された。使うとコースアウトさせられるジャンプ台や、草やオブジェクトなどで巧妙に隠されたショートカットコースが目白押しの、仕掛け満点コース。
ROUND2で使われたガチャピン作のコースは、ジャングルをイメージしたコース。ムックばりにワナだらけかと思いきや、コース全長、仕掛けの配置など、すべてにおいてバランスの取れた良コース。難度も上々で、腕試しにもちょうどいいぞ。
ここでは、開発者から聞き出した、ダウンロードできるガチャピンとムックのレーサーの作りかたを、解説しよう。アイデア次第でなんでも再現できる本作のクリエイトモードなら、コツさえつかめばいろいろなデザインができるのだ。
ガチャピンのトレードマークである半開きの目を表現するため、まぶたの半円ステッカーのみ“立体的にする”パラメータを最大に。
横長の顔のガチャピンを表現するため、尖ったあごを隠すアイテムとしてネッカチーフを使用。首のくびれがないガチャピンのシルエットに近づける。
ガチャピンのトレードマークの、左右の腕に7つずつ付いているエネルギーボール。こちらもステッカーの“立体的にする”パラメータを最大にしてある。
恐竜の男の子であるガチャピンの背びれを表現するため、球体のヘッドプロップをタテに伸ばし、潰してヘルメットに埋め込む。材質も合わせ、オリジナルヘルメット風に。レーサーの素体の頭部は、あごが尖ったタマゴ型で。ガチャピンのように顔が横に長いキャラクターを作る場合、このような形のヘルメットを肌と同じ色でかぶせることで、見た目の印象を似せることができる。
目元に影を作る、ちょっとクールな印象のヘルメット。実はゲームを進めないと手に入らないアイテムで、上級者の証。ヘルメットステッカーとヘッドプロップを使ってムックのトレードマークのプロペラを表現している。羽根部分はしずく型のステッカーを4枚、90度ずつ回転させて配置。黒く塗りつぶして少し拡大したステッカーを下に敷くことで、黒いフチを描いている。また、中心のポッチは、球体のヘッドプロップを碁石型に潰して、下半分をヘルメットに埋め込んでいる。
ムックの独特の口元を描くため、楕円形と長方形のステッカーを組み合わせて作成。
ムックの飛び出した目玉を少しでも表現するために、下地となる白目のステッカーの“立体的にする”パラメータを最大にしている。クリエイト画面ではあまり効果が感じられないが、ムービーシーンなどでは中々の立体感。
レイヤーの下から順に、ヤギヒゲ大→口→ヤギヒゲ小となっており、サイズの違うふたつのヤギヒゲで口を挟み、ムック独特のあご部分を再現した。
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