今回、最新機種“4K<レグザ> Z9X”の実力を測るためにご登場いただいたのは、映画監督の山口雄大氏。山口監督は無類のゲーム好きでもあり、海外産のゲームを中心に、多くのゲームをやり込んできた本物のゲーム通だ。週刊ファミ通でコラムを連載していたこともあり、ゲームへの造詣の深さはご存じの人も多いだろう。
そして映画監督として数々の映像作品を手掛けてきた、“映像のプロフェッショナル”だけに、映像品質を見極める目は、当然ながら極めて厳しい(ちなみに山口監督は、プライベートでも<レグザ>ユーザー。数年前に、DVDなどを家電量販店に持ち込んで、低遅延、高画質のレベルを実際に確認してから購入したのだそうだ)。
新しい<レグザ>の実力を見極めるうえで、山口監督ほどふさわしい人物はほかにいないだろう。はたして監督の厳しい目は、最新4K<レグザ>の実力をどう見る……!?
液晶テレビでは、映像信号の処理が必要となる関係で、“表示遅延”、つまり実際よりも遅れて映像が表示される現象は、構造的に避けられない。しかしゲームをプレイする場合、この表示遅延は見過ごせない問題となる。なぜなら、ゲームでは、画面で起きている状況に対して、レバーやボタン入力で対応していく。ここで本来よりも遅れて画面が表示されるとなれば、その分、対応も遅れてしまい、大きな不利を負うことになるからだ。
4K<レグザ> Z9Xでは、低遅延を追求し続けてきた<レグザ>の歴史の中でも“最速”となるレスポンスを実現した。その数値は、なんと約0.6フレーム=約10ms(“HDゲーム”モード、720p/1080p/1440p/4Kの60p入力時)――つまりわずか100分の1秒!
さらに、4K<レグザ> Z9Xでは、テレビ側で高度な映像処理が必要な表示モードにおいても“低遅延”が追求されている。3D立体視のゲームを遊ぶ場合でも、遅延は約1.1フレーム=約18.3ms(720p/60Hz入力時)。また、補完フレーム生成によりなめらかな映像が楽しめる“ゲームスムーズモード”でさえ、約1.15フレーム=約19.2ms(4K60P入力時)の低遅延を実現しているのだ。そして、ゲーム映像だけでなく音声の低遅延を実現した“ゲームカラオケ”モードでは、約0.9フレーム=約15msの低遅延で、音ズレのない快適なプレイが楽しめる(HDMI®入力、60Hz映像、LPCM48kHz音声時)。カラオケや音ゲーを遊ぶ人にはうれしい機能だろう。
最新の4K<レグザ> Z9X/J9Xでは、“直下型広色域LED採用4Kダイレクトピュアカラーパネル”(※2)を搭載。従来機種よりもさらに色彩豊かな映像を実現している。また、低遅延を追求した液晶テレビでは、「画質は二の次」とされることが多かったが、最新の<レグザ>では、ゲームモードでも画質に妥協なし! 4Kパネルの美しさに加えて、前述の通り、補完フレーム生成による滑らかな映像が楽しめる“ゲームスムーズモード”でも、約1.15フレーム=約19.2ms(4K60P入力時)の低遅延を実現している。さらに、“クロマフォーマットALL4:4:4”映像信号処理により、繊細な色の変化など、ゲーム制作者のこだわりをそのまま正確に再現。鮮やかな色彩でゲームが楽しめるのだ(720p/1080p/1440p/4Kの60p入力時)。
うーん……凄いね! PS4™世代のゲームだと、こんなに細かいところまで描き込まれているんだなぁ。家で使っている<レグザ>では気づかなかったところまで見えてくるということは、これは、4Kパネルの威力ってことなのかな。思わず立ち止まって見入ってしまうので、ゲームが進まなくなる(笑)。
(そのほか、PS3™のゲームなどもプレイしてみて)
改めてじっくり見ると、PS3™のゲームも、じつはこんなにがんばっているんだな、という感じです。やっぱり僕は、どうしても映像の作り手として見てしまうんだけど、このゲームを作った人の本当の意図どおりの映像ってこれなんだろうな、って思わされます。映像として、不自然に細かく描かれているのではなく、凄く自然で、滑らかな絵。グラデーションがキレイでコントラストが効いているから、光や水の表現も自然に見えますね。
(4K解像度のPC版『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』をプレイしてみて)
これは凄い……! 僕はPCゲームも好きで、Steam™でダウンロードしたタイトルをよく遊んでいるんだけど、最新のPCゲームって、本当はここまで凄かったんだ(笑)。箱庭系のゲームなら、ひたすら世界を歩き回っているだけでも楽しいですね。ゲームって、基本的にパンフォーカス(※)で作られていて、画面内の全部にピントが合うから、映画よりもさらにごまかしがきかないんですよ。4Kだと、遙か遠くの細かいところまでクッキリ見えるから、ゲームを作る人はたいへんだろうなぁ。でも逆に言えば、いまのゲームは、4K対応テレビじゃないと真価を発揮できない、ということでもあるわけですよね。……4K<レグザ>、猛烈に欲しくなってきた(笑)。
※パンフォーカス……写真・映画撮影の用語。被写界深度を深くすることによって、近距離から遠距離までピントを合わせる方法。
とことんゲームファンのニーズに応えてきた<レグザ>シリーズ。最新の4K<レグザ> Z9Xでも、どんな嗜好を持ったゲームファンでも満足できるよう、多彩なモードが搭載されている。まず何と言っても大注目なのが、4Kゲームへの対応。PCゲームでは、4K解像度でプレイできるタイトルがどんどん増加している。いままでのゲームとは次元の違う、4Kゲームならではの臨場感は、ゲームファンならば体験しておくべきだろう。
そのほかにも、なんとPlayStation® Vita TV(※3)接続時専用の設定も用意された“ポータブルゲーム”モードや、SD解像度のゲームを鮮明な映像で表示する“SDゲーム”モードなど、さまざまなゲームを、適した設定で楽しむためのモードが搭載されている。ここまで徹底してゲームファンを満足させてくれる液晶テレビは、4K<レグザ> Z9Xを置いてほかになし!
※1 倍速モデルにおいて
※2 84Z9Xは、高輝度エッジ型4Kパネル
※3 「PlayStaion®Vita TV」からの出力は720p
※4 タイムシフトマシン機能をご利用いただくにはお客様が初期設定をしていただく必要があります。またタイムシフトマシン機能のシステムメンテナンス用に設定した時間は録画が一時中断されます。40J9Xはタイムシフトマシン非対応です。
※5 録画時間は別売のタイムシフトマシン対応USBハードディスク(4TB)を使用し、HDレート(17Mbps)で録画した場合の目安です。
※6 TimeOnのご利用にはインターネットへの接続環境が必要です。
* HDMI®およびHDMI®ロゴは米国およびその他の国々におけるHDMI Licensing LLCの商標または登録商標です。
* Steam™およびSteam™ロゴは米国およびその他の国々におけるValve Corporationの商標または登録商標です。
* PlayStation®、PS4™、PS3™、PlayStation®Vita TVの商品名、サービス名およびロゴマークは、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの商標または登録商標です。