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いま、プレイステーションVita(以下、PS Vita)がアツい!
期待作の発売ラッシュやお得なサービスの充実など
PS Vitaが 買い時な理由をとことん紹介します!

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なぜ、いまPS Vitaがオススメなのか?
PS Vitaのデータを、ハードとソフトの両面から、分析してみよう。

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 ①のグラフは、PS Vita本体の販売台数を月ごとに表したもので、上のグラフは2013年1月〜6月の、下が2014年1月〜6月の販売台数だ。今年のデータに合わせるために、あえて期間を1月〜6月に絞っている。このグラフをもとに、PS Vitaがどのように普及してきたのかを検証していこう。
 まず目につくのが、2013年3月の数字が約23万台と突出している点。これは、同年の2月28日にPS Vita本体の価格改定が行われた効果が表れたためだと推測できる。だが、各年の販売台数を合計してみると、2013年1月〜6月が52万6810台で、2014年1月〜6月が63万9730台となる。値下げの影響があった昨年同時期よりも、今年のほうが10万台以上も販売台数を伸ばしているのだ。参考までに、昨年7月〜12月の販売台数は67万1170台。ゲーム業界にとって最大の商戦期とも言える年末商戦を含む同期間の数字と比べても遜色のない結果を、今年の上半期で残しているのである。後述するソフトラインアップの充実はもちろん、PS4やPS3とのリモートプレイを始めとしたサービスの浸透により、ユーザーにとってPS Vitaを購入しやすい環境が整ってきたことが要因と言えるだろう。
 そして②のグラフは、PS Vitaのユーザー(実際にPS Vitaを使って遊んでいるプレイヤーと所有のみのユーザー)を、年代別に分けたもの。25〜29歳と15〜19歳の層が比較的多いものの、幅広い層に浸透しているのが見て取れる。
 ここで注目したいのが、プレイヤーの数。10代〜20代のユーザーのほうが、30代以上のユーザーよりもPS Vitaでゲームをプレイする比率が高くなっている。前述の値下げや、昨年10月に行われたモデルチェンジにより、PS Vitaが若者が手に取りやすいゲーム機になったのではないだろうか。
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続いては、PS Vitaのソフトラインアップについて検証する。③のグラフは、2013年1月〜6月と、2014年1月〜6月に発売されたPS Vita用ソフトのタイトル数を表したもの(ダウンロード専売タイトルを含む。パッケージ版のほかにダウンロード版があるタイトルは、1タイトルとしてカウント。廉価版や限定版は含まず)。ハードと同様、比較のために期間を上半期に限定している。
 2013年1月〜6月に販売されたタイトル数が60タイトルなのに対して、2014年1月〜6月は77タイトルとなっている。これを月平均にすると、2013年1月〜6月は10タイトル、2014年1月〜6月は12.8タイトルと、月平均では今年のほうが3タイトルほど多くリリースされている計算になる。この数字を見れば、PS Vitaのソフトラインアップが昨年に比べて充実してきているのがわかるだろう。
 充実しているのはタイトル数だけではない。右のグラフ④は、2014年1月〜6月に発売された77タイトルのジャンルの内訳だ。これを見れば一目瞭然だが、非常にバラエティーに富んだジャンルのゲームがPS Vita向けにリリースされていることがわかる。PS Vitaといえば、“共闘学園”のプロモーションでもわかる通り、ほかの友だちと“共闘”できるマルチプレイアクションのイメージを持つユーザーも少なくない。『フリーダムウォーズ』のように新しいスタイルのマルチプレイアクションも登場したが、それ以外のジャンルも豊富に用意されているのだ。
 ハードとソフトの両面からPS Vitaを検証したが、2014年の上半期に伸びたゲーム機であることは、数字が証明している。しかも、長年プレイステーションファミリーの携帯ゲーム機として活躍してきたPSP(プレイステーション・ポータブル)の出荷が終了したことで、今後はより多くのメーカーが、PS Vita向けのソフトをリリースすると予測される。以上の理由で、PS Vitaは“買い”なハードなのである。
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