ハード/供給媒体 プレイステーション Vita
タイトル 朧村正
メーカー/発売日/価格 マーベラスAQL 2013年3月28日発売予定 4980円[税込]
テイスト/ジャンル ファンタジー アクション・RPG
プレイ人数 1人
CERO対象年齢 12歳以上対象
備考欄 開発:ヴァニラウェア、プロデューサー:はしもとよしふみ、ディレクター:神谷盛冶、サウンドプロデューサー:崎元 仁
2009年にWiiで発売された和風剣戟アクションRPG『朧村正』。圧倒的に美しいグラフィックと壮厳なサウンド、そして遊び応えバツグンのゲーム性が好評を博した作品だ。そんな名作がPS Vitaで登場するぞ。今回の特集記事では、PS Vita版『朧村正』の魅力に迫る!
本作は、日本画調で緻密に描かれたグラフィックや繊細なアニメーションで魅せる演出も特徴のひとつ。PS Vita版では、これらの要素が有機ELディスプレイに最適なクオリティーで表現されており、さらに魅力を増しているのだ。
---世に数多の妖刀あり---
――それは、ひとたび抜かれれば
血を吸わずにはおられぬ刀。
神気を帯びた名刀でさえ、恨みの血糊に長く浸れば
陰気、妖気を生じて妖刀に変ずるという。
それを手にした者は人斬りに魅せられ、果ては
必ず持ち主に祟って非業の最期を招くとか。
時は元禄、将軍徳川綱吉の治世。
太平の世に妖しの気配。
妖刀をめぐって入り乱れし者らの、
欲が義が迷いが争いが魑魅魍魎を招きよせ、
龍神鬼神をも巻き込んで災いの火を広げゆく。
妖刀に曳かれし者らの運命は、果たしていかなる結末か
美濃国鳴神藩の姫。花か雪かと見間違うほどの、それはそれは美しい姫。ある日、悪霊に取り憑かれ、体の自由を奪われてしまう。その後、姫は城を飛び出し行方不明となった。
抜け忍として追われる少年。過去の記憶がなく、抜け忍となったことや、そうなった経緯も覚えていない。しかし、内から沸き出る強烈な“刀”を求める思いに突き動かされ、戦いに身を投じる。
物語の舞台は元禄時代の本州、将軍徳川綱吉の治世。プレイヤーは、百姫と鬼助、どちらかの主人公を選択することになるぞ。百姫は東から西、鬼助は西から東と、選んだ主人公によって進むルートが異なるのだ。村や都で情報を集めたり、体力を回復しながら魑魅魍魎との戦いに挑め!
←百姫は東から西へ →鬼助は西から東へ
外法に通じ妖刀を思いのままにする魔剣、朧流剣法の使い手。秘奥義“魂移し”を用いて、ある人物に成り代わろうとするが、割って入った百姫の身体に乗り移ってしまう。
美濃鳴神藩の当主の娘であり、百姫の姉。ふだんはおしとやかで控えめだが、いざ戦いとなると、鎧兜を身にまとって勇猛果敢に立ち向かう強さを秘めている。
将軍家剣術指南役の柳生家の三男。柳生新陰流免許皆伝の使い手。公儀隠密や忍などを束ね、陰働きを主とした裏の柳生の顔を持つ。
陣九朗を恋い慕う伏見の化け狐。姿が百姫へと変わってしまっても、陣九朗を想い続ける。
伏見の狐で刀工村正に力を貸す、稲荷明神の使い。村正の祈願成就のため、鬼助に村正の妖刀を託し、自身も旅のともをすることとなる。
敵を斬り裂く爽快感が魅力の本作では、スティックとボタンを組み合わせるだけの簡単操作で、多彩なアクションがくり出せるぞ。また、主人公が扱う妖刀には、太刀と大太刀の2種類が存在。太刀は素早い連続攻撃が可能で、大太刀は振りが大きいものの威力の高い一撃を放てるのだ。妖刀を用いた華麗な剣撃で、魑魅魍魎を討ち取れ!
太刀 大太刀
青坊主,黒猿,龍神,輪入道,赤鬼
本作では、刀での攻撃中も敵の攻撃を防御する“受け流し”が同時に発動する。これを利用すれば、敵と斬り合った際に体力を減らすことなく戦えるのだ。なお、受け流しをすると刀の“霊力”(耐久力)が減少するが、受け流しの構えを取って攻撃を受けることで減少量を緩和できるぞ。
つねに3本の刀を装備している主人公。刀は、受け流しを行って霊力がゼロになると折れてしまうのだ。折れると攻撃力が大幅に下がってしまうので、折れる前に刀を持ち換えて霊力を回復させよう!
主人公は、一定時間を経過するごとに居合斬りが発動できる状態になる。この状態で刀を持ち換えると、画面内のすべての敵を攻撃できる“居合斬り”を放てるのだ。多数の敵が出現する場所で居合斬りを発動し、敵を一網打尽にせよ。
戦闘で欠かすことのできない妖刀は、“親玉”を倒すと手に入るもののほか、“鍛冶”コマンドによって作り出せるものもあるぞ。鍛冶による妖刀の作成は、敵を倒すと回収できる“魂”と、回復道具や食べ物から得られる“生気”を必要量集めることで行えるのだ。より強力な妖刀を作成して、魑魅魍魎に立ち向かえ!
↑→敵を倒して出現した魂は、自動的に回収されるぞ。なお、魂はマップのどこかに隠されていることもあるので、くまなく探索してみよう。
←つづらから入手した回復道具を使用。生命力を回復しつつ、生気が取得できるぞ。
冒険の途中、主人公の行く手をさえぎる結界に遭遇することがある。これらは、それぞれの結界に対応した妖刀を使えば解除可能だ。結界を解除すれば新たなマップへ進めるようになり、行動範囲が広がるぞ。妖刀を入手したら、これまで先へ進めなかった結界を解けるか試してみよう!
→刀を作るのは千子村正。命亡き後も、世界に唯一の神剣を鍛えんがため幽界の狭間を漂いながら鋼を打ち続けている人物だ。
↑妖刀は、系譜に沿って作成する必要があるぞ。なお、主人公の能力値が帯刀条件を満たしていなければ、妖刀を作成しても装備できないので注意しよう。
主人公が求めし妖刀には、刀ごとに効果の異なる奥義が秘められている。霊力を消費して奥義を発動すれば、威力の高い一撃を放ったり、遠く離れた敵に飛び道具を撃ったりと、さまざまな攻撃が可能。また、奥義を発動しているあいだは無敵状態になるので、追い込まれた状況からの切り返しにも重宝するぞ。ここでは奥義の一部を紹介しよう。
刀を連続で突き出しつつ前進する技
弧を描いて飛んでいく、妖力の刃を放つ技
地を這う竜巻を放ち、敵を巻き込む技
力を溜め、敵を打ち上げる衝撃波を放つ技
刀を振り回し、周囲の敵を吹き飛ばす技
前方の広範囲に渡って妖力を打ち出す技
別売りの有料ダウンロードコンテンツ"元禄怪奇譚(げんろくかいきたん)"が、ソフト発売後にPS Storeにて配信されるぞ。元禄怪奇譚は、猫又お恋、権兵衛、忍者嵐丸、羅邪鬼という4キャラクターがそれぞれ主人公を務める、4つのシナリオが用意されているのだ。今回は、猫又お恋が主人公となるシナリオ"津奈缶猫魔稿"のストーリーを紹介しよう。なお、4つの短篇シナリオは個別に随時配信されていく予定だ。
綱釜藩主岡島義徳は、将軍家へ秘蔵の茶器を献上することとなった。さっそく江戸家老犬飼剣持は、娘のお恋と長男の清次郎に国元から江戸の藩邸まで茶器持参を命じた。しかし、剣持を妬むお留守居役の城代家老若宮捏蔵は、茶器を奪って剣持を陥れようと企てる。
本外題 津奈缶猫魔稿 つなかまねこまたぞうし
通称 化猫
主人公 猫又お恋
本外題 大根義民一揆 おおねぎみんいっき
本外題 七夜崇妖魔忍伝 ななやたたりようまにんでん
本外題 角隠女地獄 つのかくしおんなじごく
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