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STORY

 天空の大神殿が地上に墜落し、月日は流れた…。腕に自信のある者たちは、己の願いを叶えてもらうために、そこにいるはずの女神を目指して大神殿へ向かうようになった。その中に、己に課せられた重大な呪縛から逃れ、呪縛の象徴である“ウロボロスの指輪”を外すべく、天空の大神殿を目指すリュウガの姿があった。リュウガは、そこで神秘的な“白き巫女”と、強い意志を持った“黒き女剣士”と出会う。3人は女神に会って願いを叶えるという目的のため、協力することに……。

ゲーム紹介

『アンチェインブレイズ エクシヴ』は、豪華クリエイターが結集して制作された3DダンジョンRPG。2011年7月14日に、前作『アンチェインブレイズ レクス』が発売され、今回第2弾となるシリーズ最新作が満を持して登場する。
仲間とパーティーを組み、“ティターン”と呼ばれる巨大な迷宮を探索していく本格的なRPG。行く手を阻むモンスターの魂を解放すれば、ともに戦ってくれる力強い仲間になるぞ。

“ティターン”とは?

『アンチェインブレイズ エクシヴ』の舞台となるのは、巨大な生ける迷宮“ティターン”。その最深部にたどり着き、“神の試練”を乗り越えた者は。生涯で一度だけ、どんな奇跡であろうと願いを叶えられるという……。内部にはさまざまな仕掛けがあり、強大なモンスターがプレイヤーを待ちうける。

旧時代の人型ティターン 壊れたダリス

巨大バッファロー ブーバル

氷と雪の白熊型ティターン アルクトス

海に浮かぶ南海の孤島 キート

双頭の大蛇のタワー ナハシュ

Creators 前作『レクス』に続き、豪華なクリエイターが再集結

参加イラストレーター

前作に続き、主題歌を歌うのは水樹奈々

主題歌「LINKAGE」水樹奈々
挿入歌 mao eufonius 織田かおり 霜月はるか

Characters 著名なイラストレーターによる競演

リュウガ CV:宮野真守 イラスト:ヤスダスズヒト

ようやく、クソったれの『呪い』から自由になれるのか!

かつて、世界を滅ぼしかけた伝説の竜族“ウロボロス”の最後のひとりという忌まわしい出自を持つ少年。みずからの呪われた運命を変えるため、ティターンを旅する。戦士としての類まれな身体能力と、戦闘センスを生まれながらに持っている。

ソフィア CV:水樹奈々 イラスト:森沢晴行

この願いを叶えたら、きっと私は、あなたと一緒にいられなくなってしまう…

自分の失われた記憶を取り戻すため、旅をする少女。その正体は、女神クリューネアが封印される際に作り出した、女神の化身。気高い言動をする一方、極度の方向音痴な面もある。

ヒルダ CV:三上枝織 イラスト:コザキユースケ

これで、ようやく−−『男』になることができる……!

「男になること」を願うため、女神を捜す、凛とした少女。詳しい素性を明かさず、何らかの使命をまっとうしようとしている。二刀流の魔剣の達人だが、ときおり、女の子らしい一面も見せる。

ミント CV:野中 藍 イラスト:KEI

安心して、アタシがお兄ちゃんのお嫁さんになってあげる!

盗賊として、たくましく生きる元気な女の子。幼いころに生き別れた両親とひと目会うことが彼女の願い。自分と似た生い立ちを持つリュウガのことを慕う。

エミル CV:津田美波 イラスト:岩崎美奈子

どうして僕…こんな身体に生まれちゃったのかな…

願いを叶えるため、ひとりでティターンに迷い込んだ、ヘタレな吸血鬼の少年。虚弱体質で、気も弱い性格だが、デーモン族ならではの黒魔法の才能を持つ逸材。

ディアーネ CV:白石涼子 イラスト:柴乃櫂人

例えどんなに足手まといでも、私は仲間を見捨てたりはしない。……それが家訓だからな。

誇り高きドラゴン族の王女で、前作の主人公ファングの子孫。尊大な態度とはうらはらに、仲間を大切にする性格。剣技だけでなく、セクシーさをも武器にするというのが信条。

ジーク CV:中井和哉 イラスト:田中久仁彦

何者にも屈することのない戦士になりたい。それが望みだ。

ディアーネの弟として育てられた、フェンリル族の青年。バカがつくほどマジメで、姉思い。ドラゴン王家の一員という立場に、複雑な想いを持つ。

レイスレッド CV:中村悠一 イラスト:エナミカツミ

あきらめろ。おまえは自分の運命から逃れられん。

古の盟約に従い、伝説の竜族を監視することを宿命づけられた一族の末裔。つねにクールな物腰で、周囲を見下した態度で見ている。魔力を秘めたカードで戦う。

黒騎士 CV:古川登志夫 イラスト:天野喜孝

間もなく刻は満ちる。その時こそ、お前は役目を果たさねばならん。

黒い甲冑をまとった、正体不明の騎士。魔剣士であるヒルダと深い因縁があるらしい。

ゾディアス CV:野島健児 イラスト:麻宮騎亜

古い秩序とは、決別する時が来たということです。

天界のシン族を束ねる大天使だった男。女神クリューネアに反旗をひるがえし、強大な闇の力で、女神を封印してしまう配下に「ネメシス族」を従え、主人公リュウガたちの行く手を阻む。

ザガン CV:大場真人 イラスト:長澤真

所詮この程度……幼生体とは、なんと脆いものか。

多士済々のアビス五神将を束ねるリーダー的な存在。幾多の経験を重ねてきた歴戦の勇士。ときに堅苦しい考えかたをするので、シャックスたちから煙たがられることもある。

ベリアル CV:菅沼久義 イラスト:スエカネクミコ

ガタガタ言ってんじゃねぇ。とっとと始めようぜ!

血気盛んな性格で、五神将の切込隊長的な存在。実際、サガンを凌ぐほどの攻撃力の持ち主。

アスタロト CV:今野宏美 イラスト:瑞姫

もう、お仕置きしますよぉ? 覚悟しちゃってください。

五神将の頭脳とも言える作戦参謀。温厚で柔和な印象だが、その実力は五神将の中でも指折りのもの。シャックスからは姉のように慕われている。

シャックス CV:斉藤佑圭 イラスト:せんむ

あなた様も一度、ぶっ壊されてみるのはいかがでしょう?

見た目とは裏腹に、見たものすべてを歯に衣着せぬ毒舌で切る、戦いの際には、物言いと同じく強烈な攻撃魔法をくり出してくる。

ウェパル CV:原嶋あかり イラスト:金田榮路

も、もう……我慢出来ない! 殺っちゃうから……!

血を見ると興奮を抑えられない、五神将で随一の戦闘狂。戦いにおいては、敵をいたぶって倒すことに楽しみを覚えるサディスティックな性格。

System 解放、育成、そして迫力のバトル

<アンチェインシステム>

 本シリーズで、もっとも特徴的なシステムがこの“アンチェインシステム”だ。これは、バトル開始時に一定の条件で発生するもので、モンスターの魂を解放し、仲間である“フォロワー”にすることができるのだ。親密度を示す“カリスマゲージ”を消費し、さらにミニゲームで、ピンク色の針を周囲のブロックに触れないように止めると成功で、そのモンスターを“フォロワー”にできるようになる。さらに。コミュニケーションで“フォロワー”と絆を深めることで、攻撃に追従してくれたり、敵の攻撃をガードしてくれるなど、頼りになる存在となる。最強のチームを育て上げよう。

<バトル>

乗り越えるべき試練ジャッジメントバトル

 バトルは、基本的にターン制で進行する。その際、フォロワーがいれば、状況に応じてさまざまな支援効果が発動する。また、敵集団にリーダーがいる場合は、そのリーダーを倒すことで、敵集団全体が弱体化する。一部の巨大ボスとのバトルは、方向キーなどで攻撃ターゲットを切り替えながら戦う必要がある。さらに、バトル中には、前述のアンチェインに挑戦できることもあり、バトル終了後に話しかけてくるフォロワーとのコミュニケーションがうまくいくと、さらに絆を深めることができる。ストーリーの節目で発生する試練の大規模戦闘イベントが、ジャッジメントバトルだ。

<スキルマップ>

“絆クエスト”クリアーでスキルを入手

 キャラクターがレベルアップすることで入手できる“SP(スキルポイント)”を使い、成長させるシステム。“SP”をひとつ消費すると、すごろく盤のようなスキルマップのアイコンをひとつ入手できる。スキルには、基本的な技や魔法の“スキル”、フォロワーとの組み合わせで発動する“リンクスキル”、永続的に効果を得られる“パッシブスキル”の3種類がある。取得済みのスキルとつながっているものしか取得できないほか、特定のイベントやクエストをクリアーしないと取得できないスキルもある。プレイスタイルやキャラクターの個性に合わせて、入手スキルを選ぶのだ。

忍者増田の必殺コラム!『アンチェインブレイズ エクシヴ』は長〜くやり込める骨太ダンジョンRPG

 こんにちは。ライターの忍者増田と申す者でござる。

 現在、ゲーム機の性能の向上とともに、巷にはビジュアルの美麗さばかりをウリにしたRPGが氾濫し、昔ながらの骨太なダンジョンRPGが少なくなっていると聞きます。いや、本当はよく知らないんだけど、そうしとかないと話が進まないので、そういうことにしといてください。

 じゃあ「骨太なダンジョンRPGって何よ?」と聞かれると、じつはこれも思いつきで言ってしまったので、自分でもよくわかってません。だけど、たぶん『ウィザードリィ』みたいなRPGってことなんじゃないかな、と思います。なぜかというと、これもそうじゃないと話が進まないからです。

 『ウィザードリィ』は、いまから30年以上も前にアメリカで発売されたRPGの大御所的作品。シビアで無愛想で人を選ぶ内容にも関わらず、いまだにさまざまなハードで続編が発売され続けているスーパー長寿ゲームでござる。そして拙者も、いまだ飽きもせず本作を遊び続けているファンのひとりというわけでござるな。

 そんな『ウィザードリィ』のよさといえば、ゲームのクリアー以外に、プレイヤーが自分で目的を見つけて長く遊べることだと思う。アイテムのフルコンプを目指したり、キャラクターをひたすら強くして究極のパーティーを作り上げたりなど、本筋以外の楽しみかたは人それぞれ。ただエンディングに達しただけでは、『ウィザードリィ』を半分も遊んでいないと言ってもいいくらい。

 そこで、『アンチェインブレイズ エクシヴ』。いやあ、ようやくここで名前が出てきたでござるが、拙者、1週間ほどサンプルを借りて遊ばせてもらいました。このゲームの魅力はいろいろあれど、拙者をとくにうならせたのは、キャラクター育成に関する部分。『ウィザードリィ』同様、キャラクターをぐりぐりいじくり回して長〜くプレイできそうなゲームだなぁと感じたわけでござるよ。

 たとえば本作では、キャラクターひとりに対し、戦って仲間にしたモンスターを“フォロワー”として最大4匹までつけられたりする。モンスターは200体以上存在し、パーティーの4人それぞれに4匹のフォロワーがつけられるとなれば、無限の組み合わせが考えられるでござろう。「このモンスターをフォロワーにつけたらどうなるべ?」とか「今度はこのモンスターを育ててみるべ」とかやってるうちに、いい意味で本編そっちのけになりそうでござる。

 また、“スキルマップ”でのキャラクター育成も奥深く、ハマりがち。各キャラクターは、レベルアップ時に得るSPを消費してスキルマップ上のルートをたどり、技や魔法を覚えたり、能力値を伸ばしたりすることができる。結果レベルアップが心待ちになり、つい物語を進めるのを忘れてダンジョンでバトルし続けてしまうのでござる。スキルマップは広大で、ルートをたどって線をつないでいく行為に、幼いころによくやった“点つなぎお絵描き”のような楽しさを感じるのは拙者だけでござろうか? そしてルートは枝分かれしているので、選んだルートが違えば、覚える技や伸ばす能力値にも個人差が生じてくる。

 以上の要素により、長く遊べることはもちろん、キャラクター育成にプレイヤーの趣味が色濃く反映されるところが、『アンチェインブレイズ エクシヴ』の特徴のひとつであると思う。100人プレイして100人が同じようなパーティーになるより、育成によって各々のパーティーが違ったものになるほうが拙者は楽しいなあ。

 結論として本作は、けっして豪華な制作陣だけがウリのゲームではなく、『ウィザードリィ』のように1本筋の通った、マニアもガッツリやり込める内容を持つ骨太ダンジョンRPGだと言えると思うのでござる。ニンニン。

スッパ抜き!(忍者だけに) 『アンチェインブレイズ エクシヴ』攻略フローチャート掲載!

ファミ通.comの読者だけに大サービス! なんとゲームの発売を前にして攻略フローチャートを掲載しちゃいます! メーカーの渋る顔が目に浮かぶようでござるが、そんなの気にしてたらゲームライターやってられないでござるよ。

●攻略フローチャート

ダンジョンに入る→クリアーする→エンディング!

忍者増田プロフィール

元ファミ通&ログイン編集者で、現フリーライター。“WIZでござるよ”という『ウィザードリィ』のコーナーをログイン編集者時代から21年も続けており、ダンジョンRPGについては知らないこと以外はほとんど知っていると豪語するほど。自分のことを忍者だと信じ込んでいるかわいそうな人。

Champaign ここまで来たら、後はお得に購入するのみ

<予約特典>

予約特典のプレミアムDVDの中身をご紹介。
・設定資料集 ・ミニサウンドトラック
・クリエイターインタビュー動画
・プロモーションビデオ
・OPアニメーション

アンチェインブレイズ エクシヴ 公式サイト

<ファミ通DXパック>

エンターブレイン通販サイト“エビテン(ebten)”特製のファミ通DXパックは、キャラクターデザインの森沢晴行氏と柴乃櫂人氏による描き下ろしB2タペストリー(2種セット)が特典として付いてくるぞ。

ebten

<『レクス』キャンペーン>

『エクシヴ』の発売を記念して、PlayStationStoreにて、前作『アンチェインブレイズ レクス』(PSP・DL版)を、12月14日までの期間限定で3000円[税込]で提供中。PS Plus会員なら、さらに20%OFFの2040円[税込]で購入可能。

アンチェインブレイズ レクス 公式サイト

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