マンガ、アニメ、プラモデルで展開中のコンテンツ『ダンボール戦機』の原作となるゲームが登場!“LBX”と呼ばれるホビー用小型ロボットを操作し、バトルを勝ち抜いていこう。ファミ通.comでは全4回に渡り、爽快なアクションや自由度の高いカスタマイズシステム、通信プレイのおもしろさなど、本作の魅力を紹介していくぞ。
まずは『ダンボール戦機』の概要がわかる90秒の動画をお届け。これを観れば、本作の掴みはバッチリだ!
舞台は2050年の近未来。子どもたちのあいだでは、衝撃のほとんどを吸収する“強化ダンボール”の中で、LBXを戦わせる遊びが流行していた。主人公の山野バンは、LBXの開発者を父に持つ13歳の少年。ある日バンは、謎の女性から銀色のアタッシュケースを託される。その中に入っていたのは……1体のLBX。そのLBXを手に取ったときから、バンは謎の組織から狙われるようになる。果たしてこのLBXの正体は何なのか? 謎の組織の目的は? やがてバンは、もはや遊びでは済まない戦いの渦に巻き込まることになる――。
←白衣を着た謎の女性は、「人類の希望と絶望の両方が詰まっている」というアタッシュケースをバンに託す。
→アタッシュケースの中に入っていたのは、“AX-00”という名のLBXだった。
LBXの正式名称は“Little Battler eXperience”。タイニーオービット社が開発したホビー用小型ロボットで、骨格となる“コアスケルトン”と、外装となる“アーマーフレーム”で構成される。あまりに強力な性能を持っていたため、一時は発売中止に追い込まれた。だが、"強化ダンボール"の登場後は、強化ダンボールの中でなら遊ばせてもよいことになり、発売再開。現在は子どもたちを中心にブームとなっている。
金属と硬質樹脂でできたナノテクノロジーの結晶。胸の“コアボックス”には、コアメモリ、バッテリー、モーターといった、LBXを動かすためのパーツが入っている。非常に高度な技術を使用して作られているため高価。そのため、子どものお小遣いでは容易に購入できない。バンが手に入れた“AX-00”は、正確にはこのコアスケルトンに付けられた名前。
LBXたちは、上で解説したコアスケルトンに、“アーマーフレーム”(外装)を付けた状態で戦う。アーマーフレームは付け換えることが可能で、さまざまな種類が存在する。
あらゆる衝撃のほとんどを吸収する、革命的な未来の箱。当初は輸送用として開発されたが、やがてストリートで行われるLBXの戦いにも使用されることになる。LBXの戦場は、この強化ダンボールの中なのだ。
強化ダンボール製の小さな立方体。上面のスイッチを押すと展開し、バトルフィールドに早変わりする。Dキューブを持たない少年たちにとっては、この“スイッチを押して投げる”という動作も憧れの対象となっているようだ。
強化ダンボールの中には、さまざまな景観を再現したジオラマが収められている。
・岩山 ・地中海遺跡
バンが託された謎のコアスケルトン“AX-00”に、同じく謎めいたアーマーフレーム“アキレス”を装着した姿。非常に高い性能を秘めている。
元気で明るい本作の主人公。メカやプラモが大好きな13歳の少年。いつもプラモデルショップ"キタジマ模型店"に入り浸っている。
バンと同じクラスで優等生。LBXに関する知識が豊富で、バンにいろいろと教えてくれる。使用するLBXは、スピードで敵をかく乱するクノイチ。
通称カズ。少し不良っぽいところもあるが、仲間のためなら困難にも立ち向かう。使用するLBXは、長距離射撃を得意とするハンター。
熱血不良少年。“四天王”と呼ばれるミソラ二中の不良たちのリーダーを務める。使用するLBXは、圧倒的な破壊力を持つハカイオー。
ミソラ一中の番長格。タロットカードをつねに持ち歩き、引いたカードをもとに予言めいた発言をする。使用するLBXは、相手を幻惑するジョーカー。
天才的なLBX操作技術を持つクールな少年。バンのクラスに突然転校してきた、バンのライバルとなる存在。使用するLBXは、“皇帝”の名にふさわしい性能を持つジ・エンペラー。
街角などに設置され、LBXバトルのデータをバックアップしてくれるロボット。愛らしい姿で人気。語尾に“モ”が付く。
ゲームの発売まで待てないという人は、アニメを観てみるといいんだモ。ストーリーはゲームといっしょなので、アニメを観ておけば、すんなりゲームにも入れるに違いないんだモ!
次回はバトルとカスタマイズを紹介!
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(C)LEVEL-5 Inc. ※画面は開発中のものです。