マンガ、アニメ、プラモデルで展開中のコンテンツ『ダンボール戦機』の原作となるゲームが登場!“LBX”と呼ばれるホビー用小型ロボットを操作し、バトルを勝ち抜いていこう。ファミ通.comでは全4回に渡り、爽快なアクションや自由度の高いカスタマイズシステム、通信プレイのおもしろさなど、本作の魅力を紹介していくぞ。
本作の最大の肝となるシステムが、LBXのカスタマイズ。各部位のLBXパーツ(アーマーフレーム)と武器、そしてコアパーツを組み合わせて、自分だけのLBXを作り出そう。パーツは全部で2500種類以上あるので、いろいろな組み合わせを試してみよう。
LBXの頭部・胴体・右腕・左腕・脚部にどのパーツを装着するかは、プレイヤーの自由。すべて同じLBXのシリーズで揃えてもよし、まったくバラバラのパーツを組み合わせてもよしだ。
?アーマークラスとグレード | ?メンテナンスゲージ | ?LB/BP |
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"アーマークラス"は、各パーツに設定されているレベル。“NG”、“HG”、“MG”は、それぞれ“ノーマルグレード”、“ハイグレード”、“マスターグレード”の略。詳しくは後述のPOINT1を参照。 | LBXは戦いのたびに疲弊する。この疲弊度を表すのがメンテナンスゲージで、バトルをするたびに下がっていく。ゼロになるとパーツのアーマークラスが上がらなくなるので、“グリス”を使うか、ショップに行って回復しよう。 | LPは体力、BPはバッテリー残量を表す。LPがゼロになると戦闘不能になり、BPがゼロになると、チャンスゲージ(バトルの項目で解説)が溜まらなくなる。 |
?装備している武器 | ?属性 | ?パーツの性能 |
現在装備している武器のアイコン。武器はふたつまで装備でき、バトル中に切り替えられる。 | そのLBXが耐性が高い属性と、耐性が低い属性のアイコン。詳しくは後述のPOINT2を参照。 | パーツにはLP、DF(防御力)、重さと“スキル”が設定されている。詳しくは後述のPOINT3を参照。 |
アーマークラスは、各パーツを装備してバトルを重ねることで、最大100まで上がる。アーマークラスが上がれば上がるほど、パーツの基本的な能力も上がっていく。一方、グレードは最初から決まっており、成長しないので購入の際は注意が必要。ノーマル、ハイ、マスターの順に高くなり、高ければ高いほど性能は上がるが、重量も増す。性能と重量、どちらを重視するかはプレイヤー次第だ。
LBXの武器や必殺ファンクション(バトルの項目で後述)には、“斬”、“貫”、“衝”の3つの物理属性と、“火”、“水”、“雷”、“光”の4つの付加属性が備わっている(付加属性がない場合もある)。攻撃を受ける側のアーマーフレームには、これらの属性への耐性値が存在する。相手が苦手とする属性を知り、その属性で攻撃すると効率よく戦える。
各パーツには重量が設定されており、この重量が軽ければ軽いほど“スピードランク”が上がり、素早く動けるようになる。また、ハイグレード、マスターグレードのパーツには、“スキル”が備わっている。このスキルは、単体では意味を持たないが、同じ武器のスキルアイコンを全身のパーツで計5個揃えて、その武器を装備すると、スピードランクが1段階上がる。なお、10個揃えると2段階上がる。
←剣のスキルアイコンが5つ揃った状態で、剣を装備。スピードランクが1段階上がっているのがわかる。
武器は大きく分けると、剣、槍、ナックル、ハンマー、片手銃、両手銃、ランチャーの7種類が存在する。片手で扱う武器を装備した場合、もう片方の手に盾を装備することができる。
←片手で扱う剣や槍を装備すれば、もう一方の手に盾を持ってダメージを軽減することができる。
→ナックルの一種である武器腕。扱いはやや難しいが、慣れればトリッキーな動きで敵をほん弄できる。
LBXの骨格であるコアスケルトンの中には、LBXの動きを制御するコアボックスが入っている。この中に入れる“コアパーツ”の組み合わせを変えることで、LBXの性能を変えられるのだ。
↑コアボックスの大きさは、プレイヤーのレベルが上がるにつれて大きくなる。パーツを上下左右に動かしたり、回転させたりして、上手にはめ込んでいこう。
主人公はやっぱり剣と盾を持った騎士のイメージ! という人のために、騎士っぽいLBXパーツを集めてみました。コアボックスには剣系武器が得意なCPU“マンティスS2”を装着。バトルでは、身体を張って仲間を守ってあげましょう。
スピード重視のカスタマイズ。“クイーン”、“クノイチ”、“アマゾネス”と、華やかな名前のLBXパーツを使っているので女性プレイヤーにオススメ。防御力の低さは、補助パーツの“ディフェンダーI(ワン)”でカバー。
人と同じじゃつまらない! という人には、こんなLBXをオススメ。武器腕で敵を翻弄してあげましょう。また、コアボックスめいっぱいにバッテリーを装着。戦場をどんなに駆け回ってもピンピンです。
本作のバトルは、バトルフィールドの中をLBXたちが駆け回るアクションバトル。ここでは、LBXの操作方法と、戦局を左右する“必殺ファンクション”について紹介。
?レーダー | ?チャンスゲージ | ?LP・BP |
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周囲の様子がわかるレーダー | 相手を攻撃すると溜まるゲージ。必殺ファンクションを使用する際に消費する。 | LBXのLPとBPを表す。 |
?テンションゲージ | ?必殺ファンクション使用可能アイコン | ?武器名 |
攻撃したりダッシュをすると減少するゲージ。ゼロになると攻撃力が低下し、しばらくすると元に戻る。残量に注意しながら戦おう。 | このマークが出ているときに、必殺ファンクションを使うことができる。 | 下が使用中の武器、上が切り替えると使用できる武器を表す。 |
チャンスゲージを消費して使う、強力な技。武器を使い込んでいくことで習得でき、使用するにはあらかじめカスタマイズ画面で装備しておく必要がある。種類や効果はさまざまで、強力なものほど、多くのチャンスゲージを消費する。
↑槍の必殺ファンクション、“トライデント”。エネルギーを溜めた槍から、強力な衝撃波を3方向へ放つ。
↑上下左右に激しく剣を振り下ろす“さみだれ斬り”。最後にくり出す突きの威力は相当なもの。
↑必殺ファンクションの中でも“超必殺ファンクション”に分類されるものは、発動までに時間はかかるが、すさまじい威力を誇る。
街角などに設置され、LBXバトルのデータをバックアップしてくれるロボット。ゲームではセーブや通信プレイの管理をしてくれる。
LBXのプラモデルは、バンダイさんから発売されているんだモ。アキレス、デクー、クノイチ、ハカイオー、ハンター、ジ・エンペラーの6種類が出ていて、2011年6月18日にはインビットも発売されるんだモ。組み立てて遊んだら絶対に楽しいんだモ。ところで、メタモのプラモデルは出ないモ?
次回は通信プレイを紹介!
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