ストーリー&キャラクター

マルチプレイでは、メインとなるストーリーモードと、協力・対戦プレイが楽しめるサイドミッション(4つのモード)とに大別される。まずは、ストーリーモードの概要についてを紹介しよう。ストーリーモードは、ふたり協力プレイが基本。シングルプレイでのサムの活躍以前のシナリオが描かれている。

米露が手を組み 脅威へと立ち向かう

ロシア製のEMP(電磁パルス兵器)4発が、何者かに盗まれた。それらがブラックマーケットに流れるまえに奪還すべく、NSA(アメリカ国家安全保障局)の秘密部隊・サードエシュロンと、ロシアの機密部隊・ヴォロンが協調を余儀なくされ、ふたりのエージェントが派遣された。命題を受けたサードエシュロンのアーチャー、ヴォロンのケレストルという異色のコンビは、危険に満ちたロシア暗部へと乗り込む……。

モード

ストーリーとは別に、以下に紹介している異なる4つのサイドミッションで、協力・対戦プレイが楽しめる。
『スプリンターセル コンヴィクション』のもうひとつの魅力が、これらに詰まっているのだ!

ハンター:協力

ふたりで協力して、指定エリア内の敵をすべて倒すことが目的。プレイヤーが敵に発見されてしまうと増援が来るので、いかに身を潜め、手際よくせん滅できるかがポイント。コンビプレイを磨くには持ってこいのモードと言える。

ラストスタンド:協力

ふたりで協力してEMP(電磁パルス兵器)を守り抜くことが目的。敵は、プレイヤーがステルス状態にあるとEMPを攻撃する。その習性を利用して、片方が囮となって敵を引き付けたり、そのスキにEMPを修理したりと、戦略性が問われる。

フェイスオフ:対戦

マルチプレイで唯一、対戦が楽しめるミッション。自分以外のすべてが敵という過酷なデスマッチ形式。ほとんどがコンピューターの敵だが、その中に対戦相手が紛れ込んでいる。勝敗はポイント制。コンピューターキャラを倒すとプラス1点。相手プレイヤーを倒すとプラス5点。自分が倒されるとマイナス3点。

インフィルトレーション:協力

INFILTRATION(潜入)という名のとおり、敵や監視カメラなどに発見されてしまうと即ゲームオーバーという、高難度のモード。敵の死体が見つかってもアウト。海外では予約特典だったが、日本版では最初からプレイ可能。

システム

マルチプレイでも、マーク&アクションやラスト・ノウン・ポジションといった、シングル同様のシステムが存在する。ただし、おもにふたりでの協力プレイなので、その内容は微妙に異なっている。活用方法も違ってくるので、以下を確認して、しっかり把握していただきたい。

ダブルマーク&アクション

任意の敵や物にタグをつけて、Yボタンひとつで発動する便利なマーク&アクションは、マルチプレイでは、ふたりで共有して使用することになる。格闘戦で敵を倒す、ステルス状態で敵を一撃しさせると、使用可能になるという条件は同じ。タグをつけて発動させるという条件も同様。それが、ふたりで共有できることが、大きな特徴。どちらが使用可能状態にしても、どちらがタグをつけても、どちらが発動させてもオーケーだ。片方がタグをつけ、もう片方が発動することが可能ということなので、戦略性の幅はグンと広がる。どれだけ意思を共有できるかが、うまく活用できるかにかかってくるのだ。

ヒューマンシールド

敵の背後から格闘戦をしかけることで、敵を盾として利用できる。これもシングルプレイでも可能だったアクションだが、マルチプレイでは、逆の場合もある。敵に捕まって盾にされてしまうことがあるのだ。その際は、もがいて逃れるか、相棒に助けてもらう必要がある。もがいた場合、失敗すると倒されてしまうので注意。単独行動時に盾として捕らわれてしまうと、ミッション失敗の危険は膨らむ。お互いの背後をカバーし合う必要があるのだ。

蘇生システム

シングルプレイでは、敵に倒されてしまうと即ゲームオーバーだったが、マルチプレイでは、一定時間が経過するまで仮死状態となり、即死はしない(ただしヘッドショットの場合は即死)。その際、相棒に助けてもらうことで、戦線へと復帰できる。仮死状態のとき、半身を起した状態で反撃が可能だが、死亡への時間が短縮されるうえ、その状態で敵に攻撃を受けると即死。これまた、うまく助け合って、ミッションクリアーを目指そう。

体験版を遊び尽くそう!

シングルプレイのステージ9がプレイできる、現在配信中の体験版。貯水場跡に潜入し、捕らわれの科学者を助けることが目的という内容なのだが、潜入経路、攻略方法は人それぞれ。正しいルートはひとつだけではない。それだけに、苦戦している人も多いだろう。そこで、敵とバリバリに交戦して力づくでルートを切り開いていく動画、ステルス状態をキープし安全に進む動画という、2種類の動画を用意しました! どちらも正解で、間違いではない。これらを参考に、自分に見合ったプレイを模索することが、『スプリンターセル コンヴィクション』の大きな楽しみなのだ。

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