「しらべる」等コマンド選択式推理アドベンチャー。
オリジナルはディスクシステムのソフトとして1989年発売。

名作!と、以前から噂には聞いていましたが未プレイのままで‥
それが、ファミコンミニと銘打ってゲームボーイアドバンス用ソフトとして
発売されたので「これはやってみなくては!」と購入。

何度も同じコマンドを選択しなければ進めない箇所があったり
疑問点の残る設定(説明)等、若干の不満もありましたが
ファミコン(厳密に言うとディスクシステム)で
当時ここまで良質なシナリオのソフトが存在していた事に驚きました。
特に後半は先が気になり寝ずにプレイすること必至。
先に述べたマイナス要素もストレスにならない程、
どんどん引き込まれていってしまいます。そして衝撃のラスト。

クリア後には、終わってしまう事に対する寂しさからか
余韻を噛み締める様に呆けてしまいました。
素晴らしい映画に出会った時に、「あの映画観た?」と
人に話してしまいたくなる感覚に近いモノを感じます。

間違いなく名作。 アドベンチャー好きなら必須、
あまりゲームをしない人にもオススメしたい1本です。


ちなみに、この「うしろに立つ少女」はPARTUとして発売されていますが
PARTTとしての「消えた後継者」と、どちらを先にプレイしても問題なく楽しめます。
しかしながら、「オススメは?」と聞かれれば間違いなくこの「うしろに立つ少女」でしょう。