ドイツ・ケルンで開催されている世界最大級のゲームイベント“gamescom 2023”。そこで『PAYDAY 3』の新たに公開されたミッション“99 Boxes”をプレイする機会があったので、その感想をお届けしていきたいと思う。
“99 Boxes”は、gamescom 2023の前夜祭イベント“Opening Night Live”でお披露目となった新ミッションだ。
『PAYDAY 3 Collector's Edition』(PS5)の購入はこちら (Amazon.co.jp)公開された新ミッション“99 Boxes”を体験。ポイントはジップラインで移動した後のコンテナエリアでの立ち回りか
gamescom 2023でプレイできたのは発表されたばかりのミッション“99 Boxes”。警備されたコンテナ倉庫に突入して強盗していくことになる。
PAYDAY 3: Gamescom Trailer
なお、『PAYDAY 3』ではラウドと呼ばれる、荒々しい銀行強盗らしい正面突破と、気づかれないようにスマートに強盗を遂行するステルスがある。
ゲームスタート時点ではステルス状態から始まり、警備員や監視カメラに不審な行動を目撃されたり、突衆人環視の中でマスクを被ったり、攻撃的な行動をしたりして通報されるとラウドへと移行していく。
ラウドでは警備隊や警察と激しい銃撃戦をくり広げながら、まさに強盗といった派手なアクションが味わえるのが特徴だ。もちろん、戦闘不能になるといったリスクも存在している。
ステルスでは、ヒントをもとに防犯システムを無効化しつつ、強盗を進める緊張感のあるアクションが楽しめる。なお、どこかで通報されて失敗するとラウドへと移行する。
さて、“99 Boxes”では手始めに倉庫内を進行することになる。倉庫内は監視カメラと巡回警備員のせいで慎重に進む必要がある。プランとしてはステルスで行く流れになったため、サイレンサー付きの武器で回避が難しい監視カメラなどを破壊しながら進んでいく。
ある程度、倉庫内のセキュリティを無効化したところで今度はコンテナが複数置いてあるエリアにジップラインで移動することに。このジップラインを確保してから設置するまでも、警備員や監視カメラを掻いくぐる必要があり、手に汗を握る展開があった。
コンテナエリアに移動し、地道に時間を稼いでいると、ここでお仲間が見つかってしまい、ラウドへ突入！ あらゆるところから警察部隊が乗り込んでくる。いや、もう本当に来まくる。
比較的、コンテナの上から応戦するのがよいらしく、みんなはコンテナの上から銃撃戦をくり広げていた。ちなみに筆者は乗り遅れた、もとい登り遅れてコンテナには乗れなかったが、催涙ガスのようなものに当たったり、挟撃されたりしながら、どうにかなった。
激しい銃撃戦の後はブツを確保して逃走ポイントまで一直線。誰ひとり欠けることなく、ミッション完了と相成った。
“99 Boxes”でのポイントは、どうやらジップラインでの移動後にありそうで、コンテナ地帯での警備の厚さや死角にある監視カメラをどう回避していくかがステルスで進行するためのカギだと感じた。
なんだかすごく濃密なプレイ時間だったように感じたのだが、プレイが終わってみると20分ほどしか経っていない。開発チームから、もう一度プレイしましょうと提案があり、もちろん乗った筆者、じつはこの“99 Boxes”で開発チームに褒められたことに気分をよくしていた。
つぎはクローズドベータテストでも遊べたマップをプレイしたのだが、キーボードのキーを押し間違えてグレネードを投擲してしまい、開始1分足らずでラウドに突入。とてつもなく申し訳ない気持ちになったのは言うまでもない。
思わず口をついた「sorry.wrong key……」に、みんなが温かく「everytime！」と返してくれたのが救いであった。
さすがみんなで強盗しているだけあって、連帯感がすごいぜ。
そんなこんなで試遊は終了したが、本作から導入されているステルスからラウドへのスムーズな切り替わりは楽しい。プレイへの没入感が高まるのだ。
ステルス中には本当に銀行などに潜入しているかのような緊張感、ラウドに切り替わった瞬間には敵が登場することによる戦闘、そこからの無理くりな脱出劇を演じるひっ迫感があった。
本作から『PAYDAY 3』を遊んでみたい人にも、ぜひ味わってほしい。
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