BungieのアクションRPG『Destiny 2』で、次期エクスパンション(拡張)“最終形態”が2024年2月28日に配信されることが発表された。
同エクスパンションは、これまでシリーズを通じて描かれてきた“光と暗黒の物語”のフィナーレを飾ることになるもの。そこから先は従来のシーズンモデルに代わる新たなコンテンツ形態として“エピソード”という形が提供される予定で、2024年3月からは残響・亡霊・異端という3種類のエピソードを展開し、その結末の余波と影響を描いていく。
3種類の新たなスーパースキルに、新武器も
そして最終形態で追加される3つの新たなスーパースキルも公表された。これらはチームプレイに活かすことを意図して設計されているという。
- ウォーロックの新能力(ソーラー)
- 一人称視点で発動する数少ないスーパースキル。近接で炎の弾を一気に前方に飛ばし、グレネードではフェニックスを飛びまわらせる。周囲のソーラー武器にもバフ
- タイタンの新能力(ボイド)
- ボイドの力が込められた斧を次々と投げる。地面に刺さると敵を吸い寄せて爆発し、斧は自分や仲間が拾って使うこともできる
- ハンターの新能力(アーク)
- ダガーを投げた先にワープし、出現とともに周囲を切り裂く
そのほか、新たな武器タイプ“ロケットピストル”や、味方への回復にも使えるオートライフルなど、新武器も登場。また初代に登場した武器も複数復刻されるそう。
新たな目的地“ペイルハート”、新たな敵“征服者”
最終形態のストーリーミッションでガーディアンたちが足を踏み入れるのは、“目撃者”によって“トラベラー”の中に作られた新ロケーション“ペイルハート”。
初代『Destiny』のタワーなど、これまでの歴史を振り返って楽しめる場所になっているほか、進化型のロケーションとして徐々にその姿を変えていくという。
また新たな敵として“征服者”が登場予定。ステイシスとストランドの力を使いこなし、ガーディアンを拘束してくることもあるとか。
“魔術のシーズン”が開始
また最新シーズンとなる“魔術のシーズン”が本日より開始している。期間は11月29日まで。このシーズンでは、目撃者を追う手がかりを得るために、サバスンが遺した取り引きにエリス・モーンが乗り、ハイヴの魔術に着手する。
このシーズンでは、カードゲームのような新システム“囁きのデッキ”が登場。プレイヤーはシーズンアクティビティを通じて入手したカードをセットして、さまざまなバフやパークを乗せられるデッキを構築できるという。
そして9月2日には、復刻レイドの“クロタの最期”が登場予定となっている。
魔術のシーズンの冒険と並行して新たな機能の導入も予定されており、『Destiny 2』の名シーンを追体験できる回想のタイムラインが追加される。
魔術のシーズンに合わせて、ケイド6とスコーンの最終決戦(孤独と影)、ステイシスの誕生(光の超越)、ルーセントハイヴの出現(漆黒の女王)という3つの回想ミッションが利用可能となり、これらは追加料金なしで誰でもプレイ可能となっている。
発表配信では、来年にかけて実装予定の機能なども紹介された。フィナーレを迎えるにあたって新規や休止プレイヤーなどにも対応しようという意向が感じられる。
- ファイアチームパワー ファイアチーム内の最高レベルのプレイヤーまで近付けることで、異なるレベル帯のプレイヤーの成長をまたなくてもともに遊べるようにする
- ファイアチーム検索機能(23年11月実装予定) さまざまなプレイテーマや目的のコンテンツなどで検索し、組む相手を探せる
- PvPマップ“マルチプレックス”(Vexテーマ)
- 新PvPモード