サイバーエージェントは2023年9月期(第3四半期)の決算内容を発表した。

 短信によると、売上高が5349億7300万円(前年比0.1%増)、営業利益は189億6600万円(前年比66.1%減)、経常利益は194億6000万円(前年比65.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は36億200万円(前年比82.6%減)となっている。

 『ウマ娘 プリティーダービー』や『グランブルーファンタジー』などで知られるCygamesが属するゲーム事業。周年イベントなどで伸びた第2四半期の反動を大きく受け、収益性の高いタイトルが減収したことで大きく減収減益した。

 今後の見通しとしては、『ウマ娘 プリティーダービー』を10年IPにするべく、話題性を欠かさない取組を多数準備し、アニメ、イベント、漫画、ゲームによるクロスメディア展開を継続していくようだ。

 また、クローズドβテスト(CBT)が終了した『FINAL FANTASY VII EVER CRISIS』や『呪術廻戦』のゲームアプリ『呪術廻戦 ファントムパレード』も2023年内に展開予定。2023年以降は、大型新規タイトルを複数提供する予定とのことだ。

 なお、代表取締役・藤田氏による決算説明会の動画がサイバーエージェント公式YouTubeにて公開中。詳細をより深く知りたい方は、資料とあわせてチェックしてみてほしい。

決算発表(サイバーエージェント公式サイト)