ビジュアルアーツが手掛けるスマートフォン向け放置系RPG『偽りのアリス -放置世界と未熟な少女-』が、公式Twitterを更新。7月31日(月)11:00のメンテナンスをもって、新規コンテンツの更新を停止すると明らかにした。

 あわせて、このメンテナンスでゲーム内にふたつのカウンターを実装。ひとつは“サーバー代カウンター”。おそらく、文字通り本作のサービスを継続するのに必要な“サーバー代”を示すカウンターだと思われる。

 そしてもうひとつは“何かのカウンター”。詳細不明のカウンターながら、この“何かのカウンター”が“サーバー代カウンター”を下回らない限り、『偽りのアリス』はサービスを継続する予定だという。

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 新規コンテンツの更新停止後は、過去に開催したイベントやガチャを定期的に復刻開催する予定とのこと。因果関係こそ明かされていないが、こうしたガチャを行うためのユーザーの課金が、“何かのカウンター”に影響を及ぼす可能性は極めて高い。

 かねてより運営型ゲームのファンの間では、突如サービス終了を告げられるとユーザーにはどうすることもできないことから、「運営を継続するにはどれくらい収益が必要か」を可視化してほしいといった意見がたびたび出ていた。

 本作が7月31日に実装する“ふたつのカウンター”は、これを実際に取り入れた例として、これからの運営型ゲームの試金石になるかもしれない。

 『偽りのアリス』は2019年10月にサービス開始。“アルター”と呼ばれる、物語の“失敗作”である少女たちが、“本物”になるために戦うストーリーが展開されていた。

※画像は『偽りのアリス』公式サイトおよび公式Twitterより引用

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