『Blazing Chrome』や『Odallus』など、日本のレトロゲームへの情熱にあふれたオリジナルゲームを作り続けるブラジルのJoyMasher。その新作『Vengeful Guardian: Moonrider』が発表された。

 パブリッシングは『Blazing Chrome』と同じThe Arcade Crewが担当。2022年秋にプレイステーションプラットフォーム、Nintendo Switch、そしてPCで発売予定となっている(※海外ではAmazonのクラウドゲームサービスLunaにも対応する)。

 『Vengeful Guardian: Moonrider』は、16ビットスタイルの横スクロールプラットフォームアクションゲーム。全体主義国家のためのスーパーソルジャーとして封印されていたダークヒーロー“ムーンライダー”が、自らを作り出した連中への復讐に立ち上がる。

 今作ではメインクリエイターのダニーロ・ディアス氏の特撮趣味も反映されている印象で、ムーンライダーは鎧のような装甲を着込んで忍者のように駆け巡り、斬撃やジャンプキックで戦うというナイスなデザイン。

 ステージは全8面を予定しており、冒険の道中で入手可能な強化チップを装着することで能力強化や追加効果などを得られるという。

※2022年8月18日午後11時30分追記: ディアス氏から日本のゲーマーへのコメントも貰ったのでお伝えしよう。「日本のゲーマーのみなさんが私達の新作を楽しんでくれるよう願っているよ。これはクリエイターとして自分を形作ってきた日本のゲーム、そして日本の特撮ヒーローやアニメへの愛もこめた作品です。1990年代初頭にブラジルで少年時代を過ごしていた自分にとって、それらは実に大きな存在だったんだ。」

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