海外でリモートワークメインのゲームスタジオ“Gardens”が発表された。マルチプレイゲームを開発中とのことで、公式サイトで求人を開始している。

 Gardensの社長兼クリエイティブ・ディレクターを務めるのは、『風ノ旅ビト』や『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと』、『Sky 星を紡ぐ子どもたち』といった芸術的評価の高い作品を手掛けてきたゲームデザイナーのクリス・ベル氏。そのほかにもアート系やインディー系の作品に留まらず『Marvel's Spider-Man』や『フォールアウト』シリーズなどの大作に関わったベテランなども集まっているという。

 スタジオは現状フルリモートでの勤務となり、一応本拠地はアメリカ西海岸のポートランドとロサンゼルスになっていて物理的なオフィスも構える予定があるものの、スタッフはリモート継続と出勤を選択可能だとか(ただし求人情報を見る限り、アメリカ時間での対応が求められるようだ)。そのほか週35時間の勤務時間や、ストックオプションの提供といった福利厚生が示されている。

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公開されているコンセプトアート。

 ちなみに運転資金については、昨年度すでに450万ドルの出資を受けており、さらなる拡大も狙っているとのこと。第1作となるタイトルはオンライン交流要素のある3Dファンタジーアドベンチャーゲームとされており、傾向として『風ノ旅ビト』や『Sky 星を紡ぐ子どもたち』などのタイトルが挙げられている。