奇妙な疫病が蔓延した薄暗い森の中で資材を集め、森からの脱出を目指すサバイバルホラー。舞台となるのは旧ソ連領内にある不気味な森だ。プレイヤーは疫病の影響で出現した恐ろしいクリーチャーが徘徊する森を探索しながら、ストーリーに応じた目的を達成していく。闇にうごめくクリーチャーの恐怖に耐え、脱出するための準備を整えるのだ。暗闇の森を覆う、じっとりとした恐怖をぜひ味わってみてほしい。

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見下ろし視点で森を探索

 本作は見下ろし視点で進行するアクションゲーム。ゲーム中にマップは確認できるが、ストーリーの目的地などは自分で探索して見つける必要がある。懐中電灯といったアイテムを持っている場合はキャラクターが向いた方向を照らすことが可能。行先を照らしながら、何が待ち受けているのかわからない森の中をひとりで進んでいく恐ろしさは本作ならでは。

『Darkwood』謎の疫病が流行した暗闇の森から脱出を目指すサバイバルホラー【とっておきインディー】
明かりを灯していても、モノがある場所や、影になっている部分は見えない。ホラーの要素を楽しめるポイントだ
『Darkwood』謎の疫病が流行した暗闇の森から脱出を目指すサバイバルホラー【とっておきインディー】
拠点となる小屋は設備のアップグレードが可能。指定のアイテムを使用することで、バリケードを張ることもできる
『Darkwood』謎の疫病が流行した暗闇の森から脱出を目指すサバイバルホラー【とっておきインディー】
ゲーム開始時のマップには何も記されていない。自分の足で森を歩くことで情報がマップに追加される

物資を集めて襲撃に備える

 探索を進める中で、クラフトに使用できる木材や釘といった物資を獲得可能。クラフトは脱出するための準備を整えるうえで必須の要素。野犬やクリーチャーなどの敵から身を守るための武器や、回復に使える包帯などのアイテムを作成しながら、探索できる範囲を広げていこう。

『Darkwood』謎の疫病が流行した暗闇の森から脱出を目指すサバイバルホラー【とっておきインディー】

夜の闇に潜む危険

 森の夜は非常に危険だ。というのも、地中を潜る謎の生物や、疫病に感染した人間などの敵対生物は、夜に活動を開始するのだ。基本的には、昼に探索を行い、夜は拠点に戻ってクラフトなどの作業をしたほうが身のためだ。

『Darkwood』謎の疫病が流行した暗闇の森から脱出を目指すサバイバルホラー【とっておきインディー】
一見すると敵はいないように見えるが、地中に恐ろしい生物が待ち受けている

協力的な人物と取引

 探索で手に入れた物資は、クラフトで使用するほかにも使い道がある。まれに拠点に現れる協力的な人物たち(トレーダー)と物々交換を行えるのだ。ガソリンやピルといった便利なアイテムのほか、ハンドガンなどの武器と交換してもらえる。必要なさそうな物資も彼らと交換するために取っておくといい。

『Darkwood』謎の疫病が流行した暗闇の森から脱出を目指すサバイバルホラー【とっておきインディー】

Darkwood

  • メーカー:Acid Wizard Studio
  • プラットフォーム:PC
  • 配信日:2017年8月18日
  • 価格:1480円[税込]
  • ジャンル:アクション
  • 備考:Nintendo Switch、プレイステーション4が2021年9月2日に日本一ソフトウェアから発売予定
日本一ソフトウェア『Darkwood』ページ
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