映像ストリーミングサービスのNetflixが、小説家アンドレイ・サプコフスキ氏のファンタジー小説『ウィッチャー』シリーズの新たな映像化作品として、『The Witcher: Blood Origin』を発表した。

 この作品は、モンスタースレイヤーの“ウィッチャー”であるシリーズ主人公のゲラルトが登場する1200年前を舞台とし、人類とモンスターとエルフが混在する世界の中での最初のウィッチャーの出現を全6話の実写ドラマとして描くという。

 制作は、Netflixドラマ版ウィッチャーに脚本や楽曲提供で関わっているデクラン・デ・バッラ氏と、同ドラマシリーズでもエグゼクティブプロデューサーを務めたローレン・シュミット・ヒスリック氏らがエグゼクティブプロデューサーとして関わる予定。

 『ウィッチャー』フランチャイズは、サプコフスキ氏の作品を原作とするCD Projektによる各種ゲーム版やNetflixドラマ版により大きく成長してきた。Netflixではゲラルトの戦いを描くメインシリーズのシーズン2が8月から撮影を再開予定で、さらにアニメ版の制作も決まっている。なお原作小説の邦訳はハヤカワ文庫FTから発売中だ。