一般社団法人日本野球機構(NPB)は、任天堂のNintendo Switch用ソフト『スプラトゥーン2』を使用した、プロ野球12球団が参加する“NPB eスポーツシリーズスプラトゥーン2 2020”の開催中止を発表した。

 “NPB eスポーツシリーズスプラトゥーン2 2020”の公式サイトによると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止の観点から、大会開催形式の変更、延期等について協議されていたそうだが、最終的には大会の開催を中止を決定したとのこと。

 なお、大会開催中止に伴い、予定されていた選手選考、各種イベント、番組の配信についてもすべて中止が発表された。

以下、リリースを引用

「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2 2020」開催中止のおしらせ

 一般社団法人日本野球機構(NPB)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止の観点から、当初開催を予定しておりました、「NPB eスポーツシリーズ スプラトゥーン2 2020」について、大会開催形式の変更、延期等について協議を行って参りましたが、今般、以下の理由により、大会の開催を中止することにしましたので、お知らせいたします。

【開催中止に至った理由】
 日本政府による「緊急事態宣言」や各自治体でのイベント自粛要請等が出ている中、感染拡大が収束するタイミングが不明瞭であり、主催者としてスプラトゥーン選手やファンの皆様に安心して参加いただける環境を準備できない可能性が考えられること。

 本大会は主にオフラインでのイベント開催を前提に設計されており、イベントの方針転換には時間を要すること。

 2020年内に大会を開催するには、感染拡大の収束後に充分な準備期間をとることが困難だと予想されること。

 なお、大会開催中止に伴い、予定されていた選手選考、各種イベント、番組の配信等はすべて【中止】とします。

 この度は、大会へのエントリー、およびエントリーを検討されていた選手候補者、大会関係者、そして本大会を楽しみにしていただいたすべての皆様に心よりお詫び申し上げます。

 NPBでは、今後も野球にとどまらないスポーツ文化全体の発展を目指し、幅広い方々に安心して楽しんでいただけるeスポーツ大会である「NPB eスポーツシリーズ」の開催を検討して参ります。

 何卒ご理解のほどお願い申し上げます。