2018年1月25日~29日(現地時間)台湾・台北市の世界貿易中心にて、台北ゲームショウ2018が開幕となった。その一般公開日の初日となる1月26日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)は、同社ブースにてオープングセレモニーを行った。
まずはスクリーンに、今回のブースを彩る出展タイトルがつぎつぎと映し出されていき、ファンの期待を煽る。すると映像の最後に『グランツーリスモSPROT』をプレイするドライバーの姿が。そしてその人物がヘルメットを脱ぐと、なんとSIE台湾の総経理(代表)江口達雄氏であったことが明らかに。趣向を凝らしたコスプレが台北ゲームショウ恒例となっている江口氏だが、今回はヘルメット片手のドライバースーツ姿でステージに姿を見せ、来場者からは大きな拍手が贈られた。
挨拶に続いて江口氏は、プレイステーション4が全世界で7360万台をセールス(2017年12月時点)したことを説明。「台北ゲームショウの熱いファンたちと触れ合えることが大事なので、今回用意した多彩なラインアップを楽しんでください」とコメントし、台湾市場にもさらに力を入れていくことをアピールした。
続いて江口氏は、台北ゲームショウ2018には出展タイトルのクリエイターが多数登場することを説明。プレイステーション4用の新作ゲーム『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』を製作中のコジマプロダクションの小島秀夫監督からはビデオメッセージが寄せられ、「台北ゲームショウに行きたかったのですが、仕事が忙しく行けず残念に思っています。台湾のファンの皆さんとは3回ほど会っていますが、世界一熱くて、かつ礼儀正しいすばらしいファンだと思っています。その代わりといってはなんですが、ソニーブースでコジマプロダクションの公式グッズを販売させていただくので、お越しいただければと思います。できれば来年久しぶりに台湾に行ってみなさんと楽しい時間を過ごせたらいいなと思っています」と語ると、会場からは拍手が沸き起こった。
では、プレイステーションブースの様子を簡単にお伝えしておこう。会社単独として最大サイズのブースを構えているだけに、『グランツーリスモSPORT』、『Detroit Become Human』といったSIEの新作に加え、台湾でも発売となった『モンスターハンター:ワールド』、さらに『真・三國無双8』や『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』といった発売前のタイトルを含むすべてが試遊可能。文字通り、溢れんばかりの来場者が長い行列を作っていた。