色鮮やかな浮遊都市や個性的なキャラクターが登場
ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアから2017年1月19日に発売予定のプレイステーション4用ソフト『GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択』。発売間近ということで、本稿では改めて本作の魅力を解説していく。今回は、物語序盤の舞台となる浮遊都市、ジルガ・パラ・ラオの色鮮やかな姿や、個性的な登場キャラクターを紹介。
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物語序盤の舞台となるジルガ・パラ・ラオ。町のコンセプトについて、『GRAVITY DAZE2』のクリエイティブディレクターを務める外山圭一郎氏はつぎのように語っている。
「中南米やアジアの都市のような猥雑で活気がある感じを表現したいと思っていました。そうした街の中を人々が理路整然と歩いていると説得力がありません。そのため、モーションは活き活きとした雰囲気を感じていただけるよう、細かな調整を行っています。マップの中では、いちばん複雑で時間がかかり、たいへんだと予想された市場から手がけました」。
下に並べた写真を見てもらえればわかるとおり、町は色鮮やかで生活感が漂い、眺めているだけでワクワクする雰囲気が漂っている。
物語は、フレンチコミック調のグラフィックスで、マンガ様式のひとつ“バンドデシネ”風に描かれていく。独特の雰囲気と魅力が感じられるデザインだ。
続いては登場キャラクターについて。主人公の“重力姫”キトゥンは、褐色の肌に赤い瞳が印象的な少女だ。以下では、これまでに公開されている女性キャラクターを全員ご紹介!
忘河の重力使い&重力猫 グラビティ・キトゥン&ダスティ
本作の主人公。ミステリアスな風貌とは裏腹にチャーミングな性格で、町の住民からは「お風呂、入ってる?」とつねに心配されている。パートナーは重力猫、ダスティ。じつは重力を操る力を持つのはこのダスティで、キトゥンはダスティといるときだけ重力をコントロールできる。
◆あんなキトゥンや、こんなキトゥンが!? 登場コスチュームは10種類以上
憤怒の黒死鳥 クロウ
重力カラスのクスィをパートナーとする、キトゥンと同等の力を持った重力使いの少女。物語にどのように関わってくるのか、気になるところだ。ちなみに、クロウを主役に据えたDLC『Alternative Side :時の箱舟 - クロウの帰結』が2017年3月に無料配信されることも発表されている。舞台となるのは前作『GRAVITY DAZE』のあとの世界で、箱舟に囚われたロストチルドレンを救うため、闘いへ赴くクロウの姿が描かれる。
女頭領 リザ
バンガ集落を束ねる女頭領。顔と首、胸元の刺青のような模様がトレードマーク。
バンガ集落の孤児 シシィ
バンガ集落に住む少女。気弱な性格で、リザの叱責におびえているようだ。
守護天使 カーリィ・アンジェ
前作の舞台、ヘキサヴィルの新生守護者として「アンジェ」を名乗る。肉体結晶化能力が自慢のスーパーヒロイン。
破滅天使 ドルガ・アンジェ
ヘキサヴィルに降臨したふたり目の「アンジェ」。空間結晶化能力を有し、何もない空間に物質を作り出せる。
レベル4テロリスト デルタ1&デルタ2
ヘキサヴィルを脅かす武装テロリスト集団“チューブワーム”の主力。デルタ1は重力微子機関を搭載したサイボーグ。デルタ2は多彩な武器を内蔵した強化アーマーで支援攻撃を行う。
発売日前日となる明日は、制作チームからのコメントをお届けする。