“ミニファミコン”は期間内に31.9万台を販売

 ゲーム総合情報メディア“ファミ通”は、2016年11月の国内家庭用ゲームソフトおよびハードの売上データを発表した。集計期間は10月31日~11月27日(4週分)。

 以下、リリースより。


【家庭用ゲームソフト 月間売上本数】
1位 ポケットモンスター サン・ムーン(3DS)ポケモン 2,327,453本
2位 コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア(PS4)SIEJA 145,643本
3位 Fate/EXTELLA(フェイト/エクステラ)(Vita)マーベラス 91,485本
4位 ドラゴンボール ゼノバース2(PS4)バンダイナムコエンターテインメント 87,870本
5位 Fate/EXTELLA(フェイト/エクステラ)(PS4)マーベラス 85,375本
※SIEJA:ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジア

【家庭用ゲームハード 月間売上台数】
1位 ニンテンドー3DS(合計) 241,757台(先月1位 プレイステーション4 158,923台)
2位 プレイステーション 4204,015台(先月2位 ニンテンドー3DS(合計)143,410台)
(ニンテンドー3DSはニンテンドー3DS LL、Newニンテンドー3DS、Newニンテンドー3DS LL、ニンテンドー2DSを含んだ合計値、プレイステーション4はプレイステーション4 Proを含んだ合計値になります)

【家庭用ゲームソフト メーカー別売上本数】
1位 ポケモン 233.8万本
2位 バンダイナムコエンターテインメント 38.5万本
3位 マーベラス 18.1万本

【2016年11月期の家庭用ゲーム市場について】
11月期は注目の新製品が相次いで発売されました。月間ソフトランキングは、待望のシリーズ最新作として大きな注目を集めた「ポケットモンスター サン・ムーン」(ポケモン/2016年11月18日発売/3DS)が首位を獲得。11月期に232.7万本を販売し、早くもダブルミリオンを突破しました。「Pokemon GO」(国内では7月22日より配信開始)のブームによって、シリーズの人気は一層高まっており、年末商戦の主軸としてさらなる伸びが期待されます。

その他の新作ソフトでは、月間2位に「コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア」(ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジア、日本マイクロソフト/2016年11月4日発売/PS4・Xbox One)のPS4版がランクインしました。さらに、「Fate/EXTELLA(フェイト/エクステラ)」(マーベラス/2016年11月10日発売/Vita・PS4)は、PS Vita版が3位に、PS4版も5位に登場。2機種合計で17.7万本を販売し、タイトル別では2位に相当する本数を記録しています。

ハード市場においては、11月10日に「プレイステーション4 Pro」(ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジア)が発売され、需要が供給を上回る中で月間8.4万台を販売。PS4シリーズとしては、合計で20.4万台を売り上げています。一方、「ポケットモンスター サン・ムーン」の追い風を受けたニンテンドー3DSシリーズが5機種合計24.2万台と販売を伸ばし、8月期以来3ヵ月ぶりに首位となりました。

なお、11月10日に登場した「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」(任天堂)は、期間内に31.9万台を販売。今後も、クリスマスや年末商戦に向け、さらに需要が高まりそうです。

年末商戦に突入する12月期は、より一層の活況が見込まれます。中でも、「ファイナルファンタジーXV」(スクウェア・エニックス/2016年11月29日発売/PS4・Xbox One)による、ハード・ソフト両市場の牽引に期待が集まります。その他、「龍が如く6 命の詩。」(セガゲームス/2016年12月8日発売予定/PS4)や、「妖怪ウォッチ3 スキヤキ」(レベルファイブ/2016年12月15日発売予定/3DS)といった話題作の販売動向も注目されます。