“日本eスポーツリーグ”第2節が開催!
2016年12月3日(土)に開催された“日本eスポーツリーグ(Japan e-Sports League Winter)”第2節。本リーグは,全国各地の6チームが、『FIFA 17』(PS4)、『ブレイブルー セントラルフィクション』(PS4)、『オーバーウォッチ』(PC)の3種目のトータル成績で勝敗を争うリーグ戦だ。試合は毎週土曜日にオンラインマッチによって行われ、試合内容はtwitchで配信されている。本稿では、2016年12月3日(土)に開催された第2節の試合の模様をお届けしよう。
PS4『FIFA 17』
『FIFA 17』の試合は、リーグ戦の各試合ごとに異なるチームを使用するというルールで行なわれる。リーグ参加の各チームは、事前にそれらで使用する5チームを申請しており、手持ちから試合で使ったチームを消去していく。
名古屋OJAは、前節に惜しくも敗戦となったともプー選手から、同じく名古屋OJA登録選手のタケハラ選手へとプレイヤーを変更してのぞんだ。前半は0-0で折り返したものの、後半の早い時間帯にタケハラ選手が先制。直後、アル選手が同点に追いつくも、結果は追加点を決めたタケハラ選手が1-2で勝利。名古屋OJAは、前節から全ゲームあわせて初の白星を獲得した。
前節の『FIFA 17』部門での勝利選手同士のマッチングとなったこちらの試合。前半を2-0でリードした黒豆選手が、そのままのスコアで勝利。前節では3点差で勝利しながらも、奪われた2失点を反省していた黒豆選手が、今節でも安定感を見せつけた。
落ち着いたボール回しを見せるKEN選手に対して、カウンターが光るPeko選手。序盤にKEN選手が先制するも、前半終了間際にPeko選手が追いつく展開。試合はそのまま1-1で終了し、『FIFA 17』部門では初のドロー試合となった。
PS4『ブレイブルー セントラルフィクション』
『ブレイブルー セントラルフィクション』の試合は、2ポイント先取1セットで行なわれ、5セット先に勝利した選手が勝利となる5先ルールで勝敗を決する。
幸先よく2タテで1セット目を制したコイケ選手だったが、そこからフェンリっち選手が4セットを連取して王手。そのまま流れを相手に渡さなかったフェンリっち選手が5-2で勝利を収めた。
アズラエルどうしの対戦に注目が集まる第2試合は、出場選手のスケジュールの都合から残念ながら延期となってしまった。試合は後日配信予定とのことなので、引き続き注目していただきたい。
初戦から3セットを連取したソウジ選手。中盤、お互いがセットを取り合う接戦が続くも、先に5勝目を手にしたのはソウジ選手だった。セットカウントは2-5。これで、ソウジ選手は開幕戦から2連勝を飾った。
PC『オーバーウォッチ』
『オーバーウォッチ』の試合は、エスコート(攻撃)→エスコート(防衛)→ハイブリッド(攻撃)→ハイブリッド(防衛)→コントロールの順に試合を進め、先に3勝をしたチームが勝利というルールだ。
第1試合は1-3で名古屋OJAが勝利。名古屋OJAは、前節サポートメンバーだったgochiyan選手を、リザーブとして培った知識を期待しての起用。結果を見ると、勝敗を分けた一因として挙げられそうだ。
第2試合は、2セット連取されてしまったNaturals HOKKAIDOが、3セット目を制する。前節はここからの逆3タテで勝利を見せていたが、巻き返しを許さなかったCYCLOPS OSAKA athlete gamingが3-1で勝利を収めた。
第3試合は、1セット目を制した東京ヴェルディが、そのまま3タテのストレート勝ち。前節でも3タテを見せた東京ヴェルディは、ここまで1セットも落とさずに白星を取り続けている。今後、土をつけるチームが現れるのかにも注目だ。
第2節の試合結果
× 1-2 ○
○ 2-0 ×
× 0-2 ○
第2節は、名古屋OJA、CYCLOPS OSAKA athlete gaming、東京ヴェルディが勝利を収めて、それぞれ勝ち点2を獲得した。なお、CYCLOPS OSAKA athlete gaming vs. Naturals HOKKAIDOでは、『ブレイブルー セントラルフィクション』が後日開催となっているが、そのほかの種目で勝利を収めているCYCLOPS OSAKA athlete gamingの勝利が確定している。
リーグ戦の最終節終了後、上位2チームは2017年1月22日(土)開催のオフライン決勝大会へと駒を進めることになる。この先、どのような熱戦がくり広げられるのか、今後の展開に注目していきたい。