PSX会場から上田文人氏のコメントをお届け

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントアメリカが2016年12月3日、4日(現地時間)の2日間、アメリカ・アナハイムにて開催するコミュニティ・イベント“PlayStation Experience 2016”。会場にて、『人喰いの大鷲トリコ』のゲームデザイン・ディレクションを務めるゲームデザイナー、上田文人氏にコメントをいただく機会を得たのでその模様をお届けする。

――いよいよ発売を迎えますね。おめでとうございます!

上田文人氏(以下、上田) ショウケースにてローンチトレーラーを公開させていただき、発売までの『人喰いの大鷲トリコ』の仕事がすべて終わりました。これが最後、ということで“PlayStation Experience 2016”を観にきたんですね。最後の仕事を直接観ることができてよかったです。ただ、発売日を日本で迎えるため、すぐに帰国するのですが。

――それはたいへんですね。そういえば、genDESIGNのTwitterアカウントでは、発売を迎えるにあたって、スタッフの方々のコメントを載せていらっしゃいますよね。

上田 しばらく前からスタッフのコメントを載せています。発売まで続けようと思って。最後は僕のコメントを載せる予定です。発売までにgenDESIGNでも何かできないかと考えたときに、スタッフから出たアイデアですね。

――チームの結束を感じました。

上田 そう思っていただければうれしいです。

――カウントダウンwebCMも公開されていますが……。

上田 個人的にはちょっと自虐的なんじゃないかと思ったのですが(笑)。じつは、第一弾“ある会社員の場合篇”に映っているゲームショップは、僕が昔住んでいた近くにあるショップでして。『人喰いの大鷲トリコ』の発売日が『ICO』と同じ12月6日になったり、webCMでなじみのあるゲームショップが映っていたりと、いくつも偶然が重なっておもしろいなと感じました。12月6日、発売となりますので皆さんどうかよろしくお願いします。

『人喰いの大鷲トリコ』発売直前 PSX会場から上田文人氏のコメントをお届け【PSX 2016】_01