ちまちまアニメーションする小人たちを見つけ出せ

 「ウォーリーをさがせ!」と言えば、いろんなものがごった返すシーンから赤白の横縞の服を着たメガネ男“ウォーリー”(アメリカではWaldo)を探す、イギリスのイラストレーターのマーティン・ハンドフォード氏による絵本シリーズ。
 あんな感じのキャラ探しをインタラクティブなゲームに仕立てたのが、Adriaan de Jongh氏(ゲームデザイン担当)とSylvain Tegroeg氏(イラスト担当)による『Hidden Folks』だ。iOSおよびSteam(PC/Mac/Linux)で2017年2月頃配信予定。

 先週サンフランシスコで行われたインディーゲームイベント“Day of the Devs”で実際にデモを遊んだのだが、イベントで後ろに並んでいる人を気にしながら遊ぶよりも、自宅で暇な時や、何かを待っている時にでもじっくり遊びたいような内容。
 というのも、固定された一枚のカラー絵の“ウォーリー”と異なり、そもそも白黒で色をキーに探せないし、いろんなところでアニメーションしているので注意が引っ張られまくるし、何度もスクロールできるほどマップが大きかったり、マウスクリックで干渉できるもの(例えばシャッター)の影に隠れていたりとインタラクティブな仕掛けもあるので、探す対象が見つかりそうで見つからない。

ゆるゆるの手描きキャラがかわいい、インタラクティブな“ウォーリーをさがせ!”系ゲーム『Hidden Folks』【Day of the Devs】_04

 ゲームの設計としてもリラックスしてプレイするのを推奨する形で、タイムリミットやポイント制はナシの、純粋にじっくり物を探すゲームとなっている。製品版では20面から30面の収録を予定しているとのこと。

ゆるゆるの手描きキャラがかわいい、インタラクティブな“ウォーリーをさがせ!”系ゲーム『Hidden Folks』【Day of the Devs】_01
ゆるゆるの手描きキャラがかわいい、インタラクティブな“ウォーリーをさがせ!”系ゲーム『Hidden Folks』【Day of the Devs】_02
ゆるゆるの手描きキャラがかわいい、インタラクティブな“ウォーリーをさがせ!”系ゲーム『Hidden Folks』【Day of the Devs】_03