待望のXbox One Sの国内発売日が発表

 2016年11月10日、都内・虎ノ門ヒルズフォーラムにて日本マイクロソフトによる“Windows Innovation Day"が開催された。同イベントでは、Xbox One Sが2016年11月24日に発売されることが明らかにされたが、そのほかの情報をまとめてお届けしよう。

 最初に、Xbox One Sが2016年11月24日より34980円[税抜]で発売されることが発表された。このXbox One S 1TB(Halo Collection 同梱版)は、従来型Xbox Oneでは外部にあったACアダプターを本体に内蔵しつつ、約40%小型化されている。また、Ultra HD Blu-ray、4Kビデオストリーミング再生、HDR(ハイダイナミックレンジ)に対応するほか、すべてのXbox Oneゲームや周辺機器が動作可能となっている。本日より、主要量販店等での予約受付が開始された。

 また、4K Ultra HD Blu-rayに対応した映像ソフトが現在約40本、年末に向けては約50本リリースされる予定となっている。日本マイクロソフト 執行役員 コンシューマー&パートナー グループ担当の高橋美波氏は、「ゲーミングデバイスとしてゲームを楽しむだけではなく、高画質の映像を楽しめるエンターテインメントデバイス」とXbox One Sを位置づけている。

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“Windows Innovation Day"にて、Xbox One S国内発売日や“アケアカNEOGEO”などが発表_01
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▲いよいよ日本国内での発売日や価格も決定!
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▲Xbox One Sの訴求ポイントのひとつは、Ultra HD Blu-rayへの対応。

 同イベントには、『ファイナルファンタジーXV』プロデューサーの橋本真司氏(スクウェア・エニックス)が登壇した。『FFXV』はHDR対応のゲームとして、2016年11月29日に発売されるが、橋本氏は、HDRでより豊かな表現が可能になり、さらにリッチな体験がXbox One Sで実現できるという。とくに太陽光による表現が自然に、違和感なく再現できたそうだ。もちろん、明るさだけでなく、夕陽や夜空の表現もHDRが威力を発揮している。ステージでは、実機を使ったデモプレイも披露された。

 橋本氏は「『FF』シリーズでは、新しい技術にどんどんチャレンジしていきたい。マイクロソフトさんとも連携して、ユーザーの皆様に、より豊かな経験、いままでにないエンターテインメントの体験をお届けしたいと思っています」と、ファンにメッセージを送ってくれた。ハード側とソフト開発が連携・融合して、「皆様に驚いてもらえるようなエンターテインメントを作るのが大きなミッション」と橋本氏。一方、高橋氏からは「ぜひWindows PCでもプレイできるようにしてもらいたいです」と要望が伝えられた。

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▲スクウェア・エニックスの橋本真司氏は、とくにHDRの表現に言及。

 続いて発表されたのは、“アケアカNEOGEOシリーズ”。Xbox One向けには2016年12月から、Windows 10 PC向けには2017年からリリースが開始されることになった。

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▲“アケアカNEPGEO”は、Xbox One及びWindows 10 PCでの展開も決定した。

 最後に、『バイオハザード7 レジデント イービル』のWindows 10 PC向けに発売されることが明らかになった。これは、Xbox One用ソフトと同日の発売となる。

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 マイクロソフトが提供するクロスプラットフォームでのエンターテインメントは、Xbox OneとWindows 10 PCでは、一度ダウンロード版を購入すれば、どちらのデバイスでもプレイ可能となる“Xbox Play Anywhere”というコンセプトとなる。今後は、この“Xbox Play Anywhere”のタイトルがさらに増えていくことだろう。

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