“究極のRez体験”Area Xが、さらに美麗に没入可能!

 プレイステーション4/PSVR向けに配信中のシューティングゲーム『Rez Infinite』。エンハンスゲームズがPlayStation4 Pro(PS4 Pro)での本作の動作仕様について発表した。なおPS4 Pro対応用のアップデート配信などはなく、すでに現状のゲームプログラムに対応分が含まれているとのこと。

 まず、非VRのTVモードでは、オリジナルバージョンのArea1~5、新ステージのArea Xともに3840x2160ドットの4K解像度にネイティブ対応する。同スタジオの公式Twitterアカウントでは、実際に4KテレビとPS4 Proの開発機でArea Xをプレイし、メインクリエイターの水口哲也氏が自らチェックしている映像が投稿されている。

 一方、PSVRでプレイするVRモードでは、Area Xをプレイする際のレンダリング解像度が向上。通常のPS4ではArea Xを片目あたり1440x810ドットの解像度でレンダリングしていたところ、PS4 Proでは1920x1080ドットでレンダリングされるようになる。
 最終的な出力はPSVRのパネル解像度(両目分で1920×1080ドット)に調整されるが、これによりArea Xの解像感が向上し、パーティクル(光の粒子)で構成されていた各種オブジェクトの視認性も向上。光のカーニバルのごときArea XのVR体験が、よりRezワールドに没入できるというわけだ。(2016年11月9日追記:より細かい動作についてエンハンス・ゲームズに確認が取れたため、レンダリング解像度と表示解像度に分けて説明を追記しました)

『Rez Infinite』PS4 Pro対応の詳細が公開。通常モードの4K対応のほか、VRモードも高画質化し、Area Xもより美しく_02
▲TVモード(非VRの通常モード)では、オリジナルステージ、Area Xともに3840x2160の4K解像度で描画が行われるようになる。
『Rez Infinite』PS4 Pro対応の詳細が公開。通常モードの4K対応のほか、VRモードも高画質化し、Area Xもより美しく_03
『Rez Infinite』PS4 Pro対応の詳細が公開。通常モードの4K対応のほか、VRモードも高画質化し、Area Xもより美しく_04
『Rez Infinite』PS4 Pro対応の詳細が公開。通常モードの4K対応のほか、VRモードも高画質化し、Area Xもより美しく_05
『Rez Infinite』PS4 Pro対応の詳細が公開。通常モードの4K対応のほか、VRモードも高画質化し、Area Xもより美しく_06
『Rez Infinite』PS4 Pro対応の詳細が公開。通常モードの4K対応のほか、VRモードも高画質化し、Area Xもより美しく_01
▲画質の違いの例。左が通常のPS4版、右がPS4 Proでキャプチャーした映像を拡大したもの。同じグラデーション効果でも、より細かく描画される。