今年も多くのUBIファンで盛り上がった

 2016年11月3日に開催されたユービーアイソフトの一大イベント“UBIDAY2016”。ステージイベント以外も見どころ満載だったイベントをおさらい!

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ステージ以外でもゲームの世界を満喫できるイベント満載!!【UBIDAY2016】_02
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<物販コーナー>
 アパレルや小物を始め、毎年オシャレなアイテムが販売されている物販コーナーは、今年も大人気。整理券対応のため、例年よりは行列は多少短くなったか。
 イベント後半には、100円~1000円のセールを実施。ゲームメーカーらしく、“時間制限3分で、3点まで”というルールを設けていた。お宝や掘り出し物もたくさん販売されていた。

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▲整理券対応となった今年の物販コーナー。行列はかなり解消されたが、それでも人気アイテムを求めるファンがたくさん!
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<キッチンカー>
 ユービーアイソフトの各タイトルをコラボしたメニューを始め、イベントの合間のひと休みにピッタリのキッチンカー。一日中、いい匂いが会場に流れていた。
 また今年は、コーヒーのラテアートも出展。こちらも人気を集めていた。

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<コスプレ>
 メーカー公式のコスプレイヤーはもちろん、毎年たくさんの登場キャラクターのコスプレイヤーが集うUBIDAY。『アサシン クリード』や『ウォッチドッグス』が人気だった模様。個人的には、パガン・ミン様(『ファークライ4』)がいなかったのが残念!?

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▲とにかくカッコよかった、『ウォッチドッグス2』の公式コスプレイヤーの3人。
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▲こちらも公式。左が『フォーオナー』、右が『STEEP』。
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<メッセージボード、タトゥーアート>
 1階にはメッセージボードが用意され、思い思いの思いのたけを書き込んでいた。
 また、今年いちばん行列ができていた(かもしれない)のが、タトゥーアートのコーナー。男女問わず、多くの人が並んでタトゥーアートを楽しんでいた。

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<誌遊コーナー>
 B1階は、誌遊コーナー。『フォーオナー』や『イーグルフライト』などがプレイできた。
 ここからは、ライター・喫茶板東がプレイした3タイトルのショートインプレをお届けしよう。

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『イーグルフライト』
 プレイステーション VR専用タイトルで、舞台は人類が姿を消してから50年が経過したパリ。プレイヤーはオオワシとなって、美しい都市の上空を自由に飛び回るという内容だ。操作は頭を動かすと視点移動ができるほか、首を右に傾けると右旋回、左に傾けると左旋回。スピードの調整や決定などはコントローラで行う。

 試遊台では、いくつかのミッションが楽しめた。ひとつ目は、無数の動物たちが都市を歩き回る状況で、空中に設置されたリングを順番に通過していく、という内容。「上空をゆったり滑空するゲームなのかな?」という想像とは裏腹に、これがなかなか激しいゲーム展開! 急降下に加え、狭い洞窟を高速で駆け抜けたり、地面スレスレを飛行するなど、ジェットコースターのようなスピード感に心臓はバクバク。かと思いきや、建物を大きく超える高さまで飛び交い、美しい町並みを優雅に見下ろすシーンもありと、メリハリの効いた映像を体験できた。
 ふたつ目のミッションは、川から飛び出す魚をキャッチしていくという内容。魚は垂直に飛び出し、少しだけ空中にとどまるので、そのスキを狙ってスピードを上げ、体当たりすることでゲットできる。基本的に水面付近を飛ぶため、こちらもスピード感はバッチリ。それに加えて左右の方向転換、スピードの調整も行う必要があるため、最初のミッションよりも、よりゲーム的な体験が楽しめた。
 最初のデモで視点が勝手に移動するため、ちょっと酔いそうと思ったが、自由に飛べるようになってからは、個人的にまったく気にならなくなるレベル。また頭を傾けるという独特の操作は難しいがおもしろく、もうちょっと体験したかったなあ、と思った1本でした。

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STEEP(スティープ)
 巨大な雪山を舞台に、スキー、スノーボード、パラグライダー、ウィングスーツの、4つのウィンタースポーツが楽しめるオープンワールドゲーム。
 まずはスノーボードを体験。R2ボタンの押し込み&リリースでジャンプ、左スティックで回転という、スノボゲームでは一般的と思われる操作形態だが、なぜかタイミングがうまく合わせられず、小さなジャンプをくり返す筆者。そうこうしているうちに地面がむき出しの場所に突入してしまった。だが、△ボタン長押しですぐにリトライできるのはとても快適!
 今度はスキーにチャレンジ。ちなみに本作はR1ボタンの長押しで遊ぶスポーツを選ぶことができ、その切り替えも一瞬。パパッとスキーに切り替えて、滑る滑る。挙動がリアルなためか、あまり上手に滑れなかったけれど、スキーで滑れるゲームはなかなか珍しいのでかなり楽しかった!
 続いてウィングスーツにチャレンジ。これは高所からジャンプして、スーツをムササビのように広げて大空を滑空するスポーツ。そのため、崖の上など適した場所から飛びたいところだが、本作は山の特定ポイントにいつでもジャンプできるため、すぐにウィングスーツで楽しめる。こちらはスキーやスノボと違って、筆者でもなかなか上手に飛べた! 巨大な鉄塔が建ち並ぶ斜面を地面スレスレに飛んでハラハラしたり、電線同士の細いスキマをサッとくぐり抜けたりと、かなりアクロバティックな飛行を楽しめた。
 最後に、パラグライダーに挑戦。こちらはフワフワと空を滑空するスポーツ……だと思ったのだが、なぜか今回遊んだミッションでは、ゴールが崖の上にある。「あれぇー?」と思いつつ崖に近づいてみると、上昇気流に乗ってフワッと高度が上昇! なるほど、これは楽しい!! が、方向転換はゆっくりと行われるため、コース取りがかなり難しい。あっちへフラフラ、こっちへフラフラと空中をさまよっているうちに壁に激突し、ミッションは失敗してしまった。ぐう、無念!

 巨大な雪山を自由に滑走でき、ミッションのポイントではレースなどを楽しめるため、さまざまな遊びかたが楽しめそう。個人的には、スキーとスノーボードが全然上手に滑れなかったので、家でじっくりと時間をかけて遊んでみたいなあ。ちなみに、プラスアルファで歩くこともできるのだ!

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『フォーオナー』
 中世ヨーロッパ風の舞台で、ナイト、侍、ヴァイキングという、異なった世界観の戦士たちが入り乱れて戦う、重量級アクションゲーム。試遊台では3キャラクターからひとりを選択し、チュートリアルの後、陣取り形式のマルチプレイを楽しめた。

 プレイヤーキャラクターは、サムライっぽいKENSEIを選択。攻撃は上、左、右の3方向から選択でき、防御側はその方向に右スティックを倒すことで相手の攻撃をガード可能。ただし、相手がどの方向にかまえているかが表示されるため、純粋なジャンケンというよりは、反射神経がモノをいうバトルシステムに感じた。ほかにも、ダッシュや回避、ガード崩しなど、多彩な技が使用可能だ。
 このバトルシステムは非常に緊張感が高く、非常におもしろい。ジリジリと相手に対峙し、相手のスキをうかがっているときのドキドキ感。スキをみつけ、いざ攻撃!と思ったら、相手のほうが一瞬速く攻撃してきたときの絶望感。攻撃の一撃一撃が重いため、終始気を抜けないバトルを堪能できるというワケだ。
 ただし、格闘ゲームではないため、状況によっては2対1になることも。相手側がふたりになったときは、片方を攻撃したらガードされ、そのスキにもう片方からバッサリ斬られと、正直どう攻めていいものやらサッパリわからず。だが、ボタンを押すとキャラが強化されるモードになり、一気に反撃可能に。このモードを活用し、2対1という不利な状況からの逆転劇は、なかなかに爽快だ。

 マルチプレイは、陣地を奪い合うドミニオンというゲームモードを遊べた。自軍の拠点に加えて3つの陣地エリアがあり、各エリアの敵を排除して一定時間滞在すると自軍の物となり、以降時間に応じてスコアが加算されるという、スタンダードなルール。これまでと異なるのは、一般兵士のキャラクターも登場することだ。
 一般兵士はプレイヤーキャラクターに比べて非常に弱いため、近づいて攻撃を連打するだけで簡単に撃破可能。バッサバッサと切り倒していく爽快感を堪能できる。だが、相手のプレイヤーと出会った場合は状況が一転、これまでに紹介したように、緊張感あふれるジリジリとしたバトルとなる。
 ただし、目的は陣地奪取によるスコアの獲得だ。相手キャラクターが一般兵士と戦っているところを背後から近づき、一気に斬りまくる、なんて卑怯な戦いかたももちろんオーケー。途中、相手の真横を走り抜けたら、こちらが後ろから攻撃され、あっという間に倒されたという悲劇も発生したが、順調に陣を確保していき、見事バトルに勝利! じつに達成感ある戦いを楽しめた。

 海外スタジオ(モントリオールスタジオ)の作品ながら、甲冑を着けた本格的な侍が登場したり、じっくり戦える熱いバトルだったりと、さまざまな魅力が詰まった作品に感じた。1対1や2対2などの対戦を楽しめるゲームモードもあるようなので、製品版が待ち遠しい1本だ。

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▲定期的にデモンストレーションが行われていた『ウォッチドッグス2』。
▲『アサシン クリード エツィオ コレクション』もプレイアブル出展。

<番外編/シアターリポート>
 富士ソフト秋葉原ビル2Fのアキバシアターでは、映画『アサシン クリード』と『アサシン クリード エツィオ コレクション』の初公開映像を楽しめる上映会が開催されていた。こちらはUBIDAY2016の会場内で配布された整理券で入場できた。

 シアターでは、両者の新PVに加えて、映画『アサシン クリード』のミニインタビュー映像も公開。本作の監督は“実写”にとにかくこだわったそうで、高所から地上の藁に飛び降りる“イーグルダイブ”について言及。通常はCGで作成するところを、スタントマンが本当に約40メートルの高所から飛び降りて、映像を作成したそうだ。飛び降りる高さを徐々に上げていく、というメイキング映像も公開。実際の“イーグルダイブ”は、公開中の予告映像でも(一瞬だが)確認できるため、ぜひ実際にその目で見て、実写で撮影した迫力を確かめてみてほしい。

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▲残念ながら、シアター内は撮影禁止。こちらでご勘弁を。