“999”はHD化などのリマスターも

 第3作『ZERO ESCAPE 刻のジレンマ』が発売されたことも記憶に新しい、スパイク・チュンソフトのアドベンチャーゲーム“極限脱出”シリーズ(海外では“Zero Escape”シリーズとして知られる)。その初期2作品『極限脱出 9時間9人9の扉』と『極限脱出ADV 善人シボウデス』をセットにした『Zero Escape: The Nonary Games』が海外パブリッシャーのAksys Gamesより発表された。対応プラットフォームはプレイステーション4とPS Vitaで、2017年春に発売予定。

 発表に合わせて米プレイステーションブログに掲載された記事によると、『極限脱出 9時間9人9の扉』は本パッケージに合わせてHDグラフィック化や、(あくまで海外での話だが)日英ボイスを同時収録するなどのリマスターが施されているという。

 『極限脱出 9時間9人9の扉』はニンテンドーDSで2009年に発売され、iOS版『9時間9人9の扉 Smart Sound Novel』が存在。『極限脱出ADV 善人シボウデス』は2012年にニンテンドー3DSとPS Vita向けに発売されており、据え置きゲーム機向けの移植はいずれも初となる。今回発表されたのはあくまで海外での話だが、もし可能であれば日本でも同様の展開をお願いできると、選択肢が増えてありがたいところ。

海外でアドベンチャーゲーム“極限脱出”シリーズ初期2作品をセットにしたパッケージがPS4/Vita向けに発表。2017年春発売予定_01

 なお現在『ZERO ESCAPE 刻のジレンマ』PC版がSteamのハロウィンセールで通常5638円のところ、33%オフの3777円で配信中。今晩午前2時までとなっているので、気になっていた人はお早めに。