木工体験で箸作りにチャレンジ
2016年10月29日、ゲームオンが運営するPC用MMORPG『ArcheAge』のオフラインイベントが開催され、多くのファンが集まり交流を楽しんだ。木工体験や懇親会で大いに盛り上がった、そのイベントの模様をリポートしよう。
同イベントはもともと“ArcheAgeの森プロジェクト”の一環で、森林づくりボランティア体験会として企画されたもの。ゲーム内で家や船の制作に役立てている“材木”に恩返しする意味で、リアルな世界での森林環境の保護に取り組むという内容だ。
イベントは昨年に続き2回目の開催となり、事前抽選で当選された約30名のユーザーが参加。体験会は昨年同様に森林で“枝打ち”と呼ばれる作業をする予定だったが、前日の雨で森林が荒れていることなどから、屋内での木工体験に変更となった。
今回ユーザーが体験するのは、材木を素材とした箸づくり。会場ではまずインストラクターが作業手順を説明し、その後はいくつかのテーブルに分かれて、ユーザーが実際に材木を削って箸の制作に取り組んだ。いずれも真剣な表情で作業に没頭し、約45分の体験会はあっという間に終了。最後は会場の入り口で記念撮影をして、小田原駅への帰途についた。
ユーザーが親睦を深めた懇親会
小田原駅周辺に戻ると、イベントは後半戦に。昼食を兼ねての懇親会が開かれた。
会の冒頭では石元プロデューサーが「本当は森林体験をしていただきたかったのですが、雨の影響でお箸作りになってしまってちょっと残念です。とはいえ、こういった、ほかのプレイヤーの方と直接お話しする機会は少ないと思いますので、ぜひ楽しんでいただければと思います」とあいさつ。続けて乾杯となり、アットホームな雰囲気のなかで懇親会がスタートとなった。
コース料理&ドリンク飲み放題という、宴会チックな懇親会タイムは、約2時間。ユーザーにはゲーム内のプレイヤーネームなどの情報が記されたカードが配られ、ユーザー同士が名刺代わりにそれを交換して交流するシーンも。またプロデューサーがその場にいるということで、ゲームについての質問を石元氏に投げかけるユーザーの姿も多く見受けられた。
そうして無事、体験会+懇親会という今回のイベントもフィナーレに。ラストは、石元氏が自腹で買ったiTunesカード(5000円分)を賞品としたジャンケン大会を実施。勝ち残った女性ユーザーに、石元氏からカードが手渡されて、イベントは賑やかな雰囲気のなか幕となった。
今回のイベントではとくに『ArcheAge』の新情報発表などはなかったが、懇親会の最後のあいさつで石元氏は、「バージョン3.0では体験会を検討しています」など、今後の展開をちょっぴり明らかに。新種族としては先日の10月25日に“ドワーフ”と“ウォーボーン”が公開済みだが、“ウォーボーン”のキャストは11月9日に発表される予定となっている。
「声優キャストについては、個人的な想いとしては、ドワーフよりウォーボーンのほうが大物なのかなと思うんですよ。ぜひ発表を楽しみにお待ちください!」(石元氏)とのこと。果たしてどんなキャストに決定したのか、大いに注目だ。