国内外の強豪選手が活躍！
2016年9月15日（木）から9月18日（日）まで、千葉・幕張メッセにて開催された“東京ゲームショウ2016”。最終日のtwitchブースでは、『ストリートファイターV』（以下、『ストV』）の大会“ジャパンカップ”が実施された。この大会は『ストV』を競技種目とする世界大会“カプコンプロツアー”のプレミア予選に位置づけされる。優勝者には世界決勝大会の出場権が贈呈される特別な大会だ。
200名超による2Daysトーナメント
大会レギュレーションは選手が１対１で争うシングル戦、敗者復活のあるダブルイリミネーショントーナメントを採用。各組み合わせは2試合先取制で勝敗を決定するルールだ。トーナメントには事前の出場希望受付に応募した256名がエントリーし、東京ゲームショウの3日目と4日目の2日間をかけて進行された。
出場選手は8名づつのブロックにわかれ、まずは予選プールの突破を目指す。3日目は終日かけて予選プールが消化され、4日目には予選プールの残り〜決勝トーナメントが実施。最終日のtwitchブースには朝早くから選手たちが集結し、対戦台が設置されたスペースの周りには大勢のギャラリーが来場。過去最高の動員人数となった東京ゲームショウ会場内でも一際強い熱気を放っていた。
現地では予選プールから数々の名試合が勃発。ルーザーズトーナメント（敗者トーナメント）ではレアキャラのアレックス使い・ストーム久保選手が格闘ゲーム界の神・ウメハラ選手に勝利してプールを突破。アメリカから参戦したジャスティン・ウォン選手は志郎選手に敗れて予選プールで姿を消すなど、多くのハイライトが見られた。
予選プールが全て消化された後は前日の予選プールを突破した選手たちが加わり、64名による準決勝トーナメントに移行。かずのこ選手、ボンちゃん選手、sako選手といった国内のプロゲーマーをはじめ、海外から来日参戦したpoognko選手（韓国）やGamerBee選手（台湾）といった強豪選手が登場。対戦フロアではスタッフさんによる英語の案内が飛び交い、国際大会の様相となっていた。
準決勝トーナメントの後には春麗に扮した綾野アシスタントプロデューサーが登場し、『ストV』に関する新情報を発表。ダンスイベントやレッドブルとのコラボ、ゲーム内のコスチュームカスタマイズ機能などが伝えられた。
決勝トーナメント！
世界的にも非常にハイレベルなトーナメントを勝ち上がり、TOP8に進出したのは以下のメンバーだ。
・ウィナーズ
GamerBee選手（ネカリ）
MOV選手（春麗）
かずのこ選手（キャミィ）
Poongko選手（キャミィ）
・ルーザーズ
りんた選手（ケン）
ガチくん選手（ラシード）
えいた選手（ケン）
マゴ選手（カリン）
ここから各組み合わせは3試合先取制に変更。メイン台ではウィナーズ、サブ台ではルーザーズの試合が中心に扱われ、2台体制で進められた。
ウィナーズ1回戦第2試合ではかずのこ選手対Poongko選手のキャミィ同キャラ対決が実現。最終戦最終ラウンドまで持ち込む接戦をPoognko選手が制す。ルーザーズ2回戦ではMOV選手とりんた選手が激突。拮抗した試合展開の中、鋭い踏み込みを何度も通したケンが殴り勝つ。そのほかにも数々のハイライトシーンがあり、会場からは歓声や拍手が巻き起こりながら試合が見守られた。
そしてグランドファイナルに進出したのはGamerBee選手（ウィナーズ）とPoongko選手（ルーザーズ）のふたり。対戦では序盤からお互いに大技をぶつけあう壮絶な殴り合いとなり、先にペースを掴んだPoongko選手が3試合を勝利してリセットに成功。このままキャミィの勢いが止まらないかと思われたが、リセット後はネカリがキャミィの攻めに上手く対処。立ち回りで無理をせず、引きながら闘うリスクを抑えた戦法が見事に機能してネカリが3勝を達成。
2日間に及ぶジャパンカップは選手がGamerBee選手が制覇した。
本大会の試合模様はtwitch.tvでタイムシフトが公開されている。激闘の模様を是非チェックしてみて欲しい。
※タイムシフトはこちら
