デジタルフィギュアモード”がお披露目
2016年9月15日(木)~9月18日(日)まで、千葉県・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ 2016(15日、16日はビジネスデイ)。アークシステムワークスブースでは、東京ゲームショウ期間中、Web番組“あーくなま”を 7時間×4日間、合計28時間もの配信を行っている。本稿では、あーくなまの中から、2016年9月30日にVer.1.04へとアップデートされる『GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-(ギルティギア イグザード レベレーター)』のコーナーを紹介。Ver.1.04で追加される“デジタルフィギュアモード”の話題を中心にお届けしよう。
“デジタルフィギュアモード”は、ゲーム内に登場するキャラクターや背景を組み合わせてオリジナルのジオラマを作成できる。仮想のテーブル上に用意された大小の台座の上に、好きなキャラクターや背景を設置。キャラクターを選択した後は、ポーズ、表情、視線やカラー調整などをプレイヤーの自由にカスタマイズでき、カメラを回転させて360度好きな角度に設置する。
また、大きい台座ではキャラクターをふたりまで配置可能。ふたりのキャラクターにそれぞれポーズを取らせることで、さまざまなシチュエーションを自在に作り上げられるのだ。お披露目されたプロモーションビデオでは、仲睦まじくリスと戯れるカイ&ディズィーの夫婦のジオラマが作られていた。ジオラマが完成したらワンボタンで画面を撮影。そのままスムーズにTwitter連動機能で作品をインターネット上に投稿できるようだ。
ひと通りモードの紹介が行われた後、会場にかけつけたファンの中から、ゼネラルディレクター石渡太輔氏とのじゃんけん勝負に勝ち残ったお客さんが、実際に手ほどきを受けながらデジタルフィギュアモードをプレイ。並んだキャラクターのポーズをインスピレーションの浮かぶままに配置して、独創的なシチュエーションを作り上げた。選ばれたのはふたり。ひとり目の男性はお手本のような手際でミリアの攻撃がソルにカウンターヒットしているような瞬間を製作。ふたり目の女性は、因縁の組み合わせでもあるミリアとザトーを並べて、格好良い構図のジオラマを完成させていた。これまで一部演出を除いて平面上での戦いでしか見られなかったキャラクターたちを、360度好きな角度から眺めることができるこのモード。石渡氏が「以前からずっとやってみたいと思っていた」と語るだけあって、本来は対戦格闘ゲームであることを忘れてしまいそうなほど遊び心溢れたモードとなっている。すでにハイクオリティなストーリーモードが搭載されている本シリーズは、難しいアクション操作を必要としなくても楽しめることが、ひとつの指標となっているという。
デジタルフィギュアモードが追加されるVer1.04のパッチは2016年9月30日に無料で配信予定。ディズィーを中心とした軽いバトルバランス調整と、累積した不具合の修正も行われる。好きなプレイヤーならば丸一日これで潰せてしまいそうなデジタルフィギュアモード。デジタルフィギュアのフォトコンテストも開催されるようなので、いまのうちにオリジナルのシチュエーションを考えておくといいだろう。配信が待ち遠しい限りだ。