雰囲気たっぷりのブースを出展
2016年9月15日(木)~9月18日(日)まで、千葉県・幕張メッセにて開催中の東京ゲームショウ 2016(15日、16日はビジネスデイ)。会期2日目となる16日、国内初出店となる2Kブースにて『マファイ III』のシアター上映が行われていた。
東京ゲームショウ 2016の2Kブースの推しタイトルは、『マフィア III』。写真を見てもらえればわかると思うが、1968年のニューオリンズを再現した作りとなっている。ブース内のいたるところには、妖艶な雰囲気の美女たちがたたずみ、『マフィア III』のロゴをかたどった巨大な看板と煙(蒸気)は、どのブースよりも一際目立っていた。足を止め、写真を撮る人を多数見かけるほどだった。
さて、肝心のシアターでは、本作の開発を手がけるHangar13クリエイティブディレクターのヘイデン・ブラックマン氏による解説ムービー上映後、実機プレイデモが行われた。
プレイするミッションは、ファミ通.comでも以前紹介した(→記事はこちら)、ダウンタウンを取りまとめるマルカーノファミリーの金庫番”トニー・テラヅィオ”をターゲットにしたもの。ダウンタウンの店から取り立てた現金を、ホテルのペントハウスへ運ぶ車を強奪し、運転手に扮して地下駐車場から侵入するというものだ。侵入方法はほかにも、ホテルのロビーから銃を乱射して強引に突入する方法もある。
地下から難なく侵入したリンカーン。地下には見張り役の敵が3名程いるが、背後から静かに忍び寄り、◯ボタンで暗殺するステルスプレイが披露された。また、サイレンサー付きの銃を使えば、離れら場所からでも敵を排除することが可能だ。
エレベーターを上がり、ペントハウス内へ侵入することに成功。ここから一気に激しい銃撃戦が展開する。カバーアクション主体の銃撃と、接近戦からショットガンで頭をブチ抜く残虐なフィニッシュムーブ、顔面をナイフで何度も突き立てるかなりバイオレンスなシーンも確認できた。リンカーンのベトナム戦争仕込みの戦闘力の高さと、強い復讐心が感じらる。
激しい屋内戦を終えてボスの元にたどり着くリンカーン。トニー・デラジィオはRPGで対抗するも、リンカーンは間一髪砲弾を避け、逆に追い詰められる結果に。最後は見せしめとして、最上階の窓からトニー・デラジィオを外へ投げ捨て殺害し、デモプレイは終了した。
雰囲気たっぷりのブースでプレイ鑑賞を楽しめる2Kブース。明日から一般公開される東京ゲームショウに行く予定の方は、シリアスで引き込まれるストーリーが展開する『マフィア III』のシアターをぜひ楽しんでほしい。