ある意味超ハードコアなエンジニア仕事ゲーム

 Zachtronicsが新作『SHENZHEN I/O』を発表。10月6日よりSteamでアーリーアクセス(有料の先行プレイ)を開始する。

 『SHENZHEN I/O』でプレイヤーは、中国深センのエンジニアリング企業“深圳龙腾科技有限公司”の新人開発者として、マイクロコントローラーやメモリー、論理ゲート、LCDディスプレイなどの電子パーツを組み合わせ、アセンブリ言語でプログラムを書いて、ちょっとした電子機器を作るのだ。

 これは世間一般にある「そういった設定のパズルゲーム」というわけではなく、本当に30ページ長のマニュアル(PDF)を読みこなしてデータシートやリファレンスガイドを把握し、実際にプログラムコードを書かなければいけないというハードコアな内容。
 本当にアセンブリ言語でプログラムを書くゲームだった『TIS-100』や、エンジニア的な最適化センスが問われる『Infinifactory』や『Spacechem』といったタイトルをプレイしたことがある人なら、その作者の新作と聞けば納得だろう。

 なお限定版として、専用バインダー付きの紙のマニュアル同梱の限定版も予約受付中。米国内向けは39.99ドルで、日本などインターナショナル向けは54.99ドルとなっている。

深センの新人開発者としてマニュアル読んで、電子パーツ組み合わせて、アセンブリ言語でプログラム書く、ガチのエンジニアリングゲーム『SHENZHEN I/O』_01
▲限定版は専用バインダーつきマニュアルが同梱。アホだ。