タイトル別では『テイルズ オブ ベルセリア』が首位に

 ゲーム総合情報メディア“ファミ通”は、2016年8月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データを発表した。集計期間は2016年8月1日~8月28日。

以下、リリースより。


ファミ通ゲームソフト・ハード売上ランキング8月速報

・7月期に続いてトップの「妖怪ウォッチ3」がミリオンに到達。タイトル別では「テイルズ オブ ベルセリア」が8月期首位に。
・ハード市場は新作ソフトが好調な3DSが2ヵ月連続首位。PS4が累計300万台、PS Vitaが累計500万台を突破。

 ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、2016年8月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データを まとめました。集計期間は2016年8月1日~2016年8月28日(4週分)です。

【家庭用ゲームソフト 月間売上本数】
1位 妖怪ウォッチ3 スシ/テンプラ(3DS) レベルファイブ 269,537本
2位 テイルズ オブ ベルセリア(PS4) バンダイナムコエンターテインメント 186,869本
3位 ドラゴンボールフュージョンズ(3DS) バンダイナムコエンターテインメント 130,590本
4位 世界樹の迷宮V 長き神話の果て(3DS) アトラス 106,597本
5位 テイルズ オブ ベルセリア(PS3) バンダイナムコエンターテインメント 90,704本

【家庭用ゲームハード 月間売上台数】
1位 ニンテンドー3DS (合計) 106,769台 (先月1位 ニンテンドー3DS(合計) 110,106台)
2位 プレイステーション4 59,678台 (先月2位 プレイステーション4 106,135台)
(ニンテンドー3DSはニンテンドー3DS LL、Newニンテンドー3DS、Newニンテンドー3DS LLを含んだ合計値になります)

【家庭用ゲームソフト メーカー別売上本数】
1位 バンダイナムコエンターテインメント 48.7万本
2位 任天堂 28.1万本
3位 レベルファイブ 28.0万本

【2016年8月期の家庭用ゲーム市場について】
 月間ソフトランキングでは、「妖怪ウォッチ3 スシ/テンプラ」(レベルファイブ/2016年7月16日発売/3DS)が夏休み期間に販売を伸ばしたこともあり、2ヵ月連続となる首位を獲得しています。月間27.0万本を売り上げ、累計販売本数が108.9万本に達し、ミリオン突破となりました。
 月間2位には、18.7万本を販売した「テイルズ オブ ベルセリア」(バンダイナムコエンターテインメント/2016年8月18日発売/PS4・PS3)のPS4版が初登場となっています。PS3版も9.1万本を売り上げて5位にランクイン。2機種合計で27.8万本と、タイトル別では8月期のトップとなりました。2016年7月から放送されているシリーズ関連アニメの後押しもあり、前作「テイルズ オブ ゼスティリア」(バンダイナムコエンターテインメント/2015年1月22日発売/PS3)が2週目までに販売した34.6万本に迫る推移となっています。

 そのほかのタイトルでは「ドラゴンボールフュージョンズ」(バンダイナムコエンターテインメント/2016年8月4日発売/3DS)が3位に、「世界樹の迷宮V 長き神話の果て」(アトラス/2016年8月4日発売/3DS)が4位にランクインするなど、3DSにおける人気シリーズの最新作も上位に入ってきています。

 月間ハード販売台数ランキングでは、4機種合計で10.7万台を売り上げた3DSが2ヵ月連続で首位を獲得。2位のPS4は月間6.0万台を販売し、発売から2年半で累計販売台数が300万台を突破しました。さらに、月間で4.3万台を販売したPS Vitaも、累計が500万台に到達しています。

 2016年9月期は、「ペルソナ5」(アトラス/2016年9月15日発売予定/PS4・PS3)や、「ウイニングイレブン 2017」(KONAMI/2016年9月15日発売予定/PS4・PS3)といったタイトルに注目が集まりそうです。また、9月15日から開催される「東京ゲームショウ2016」や、同時期に行われる各社の発表により、年末商戦に向けてさらなるゲーム業界の盛り上がりが期待されます。
<ファミ通調べ>

(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。
2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。
(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)

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