『頭文字D ARCADE STAGE』最新作を含む、セガの新アーケードゲームがお披露目

 2016年9月1日、東京・大田区のセガ・インタラクティブ本社にて、同社の新アーケードゲーム展示会“セガ・プライベートショー 2016 オータム”が実施された。大人気ドライブゲーム『頭文字D ARCADE STAGE』の最新作などがお披露目された、現地の模様をリポートする。

『頭文字D ARCADE STAGE』最新作を含む、セガの新アーケードゲームがお披露目。“セガ・プライベートショー 2016 オータム”リポート_01
『頭文字D ARCADE STAGE』最新作を含む、セガの新アーケードゲームがお披露目。“セガ・プライベートショー 2016 オータム”リポート_02

 このプライベートショーは、セガ・インタラクティブが報道関係者やオペレーター向けに実施された、同社の新アーケードゲーム展示会だ。今回披露されたのは、ドライブゲーム『頭文字D ARCADE STAGE Zero』、UFOキャッチャー新筐体、体験型シューティングゲーム『ジャングルヒーローズ』(仮称)の3点。会場となったセガ・インタラクティブ本社のエントランスホールにはこれらの筐体が設置され、試遊の提供やゲームの説明会が行われた。

・『頭文字D ARCADE STAGE Zero』
 展示会で一番の目玉となっていたのが本作。現在もアーケードで楽しまれている『頭文字D ARCADE STAGE』の最新作だ。現地に設置された筐体は試遊可能となっており、さっそく遊ばせて貰ったのでプレイインプレッションを掲載しよう。

 ゲームをプレイして一番最初に感じたのは、画面に採用された42インチ大モニターの迫力だ。視覚での臨場感が強く、世界に入り込む感覚でレースを楽しむことができる。またレース中のクラッシュやジャンプによる衝撃はステアリングにも反映され、手からアクションが伝わることで触覚的にもレース体験を強く味わうことができた。次に、6段階のシフトチェンジが可能になったシフトレバーの設定がかなり独特。レースゲームといえばプレイ前にATとMTを選択する事が多いが、本作ではシフトレバーをニュートラルに入れておけば自動でATとなり、手動操作した時点でMTに切り替わるのだ。そのため、ATで練習しつつ慣れてきたらMTに挑戦する、といったプレイングが可能になっている。本格的なシフトチェンジの操作感で遊べるものの最初から難しすぎるという事はなく、気楽に触り始めれば徐々にゲームにのめり込む面白さがある、といった感じだ。

 ゲームモードにはインターネット回線を使った全国対戦をはじめ、全国のプレイヤーデータがライバルとして登場する一人用モードを実装。全国対戦では再戦機能が加わるなど、旧作から機能のパワーアップが施される。また、プレイヤーどうしがチームを結成してチーム戦を争う機能が実装される模様。原作に習い、地元のプライドを持った走り屋チームを結成するのも面白そうだ。

 本作は来年3月の稼動が予定されている。ドライブゲームファンは期待して稼働日を待とう。

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・UFOキャッチャー

 LED装飾が搭載されたUFOキャッチャーの新筐体が登場。フルカラーの電飾でコーナーが鮮やかに演出されるのが見どころだ。ユーザー視点だと関わりが浅い部分だが、細やかなサポート機能が実装され、より細かい難易度設定が可能となる。加えて運営に関わる情報管理など、オペレーター側に嬉しい仕様が搭載される模様。こちらは今年12月に稼働予定。クリスマス時期にはゲームセンターで遊べるようになりそうだ。

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・『ジャングルヒーローズ』(仮称)
 低年齢層ユーザー向けの体験型シューティングゲーム。筐体に設置された銃口からは実際にやわらかい弾が発射され、液晶モニタに映る恐竜などの敵を狙い撃つ。本作は参考出展であり、筐体やゲーム性はまだ大きく変更される可能性があるとの事。稼動時期もまだ未定となっている。

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(c)しげの秀一/講談社・2014新劇場版「頭文字D」製作委員会 (c)SEGA
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