装備と能力を駆使した攻略法を編み出すのが楽しそう!

 テキサス州ダラスで、id Softwareのファンイベント“QuakeCon”が今年も開幕。同スタジオと同じゼニマックスグループに属するベセスダ・ソフトワークスのタイトルについても新発表が行われた。

 今年のE3でサプライズ発表された『Prey』も、ゲームプレイトレイラーが公開されたほか、基調講演限定で実際のゲームプレイの様子を収録したデモ映像を公開。『ディスオナード』シリーズを手掛けるArkane Studiosの新作ということもあって、いろいろと無茶なプレイが可能な特殊能力とガジェット山盛りのゲームになりそうだ。

 本作の舞台となっていたのは、月に近い宇宙ステーション。何らかの実験の失敗により闇の塊のようなクリーチャーたちが出現し、崩壊が進んでいく中で事態収拾に向けて奮闘する、一種の一人称視点のオープンワールドアクションとなっている(後半では宇宙遊泳のシーンも登場)。

 武器は近接武器のレンチに始まり、マップを徘徊していくことで、ピストルやグルーガンなど、さまざまな装備を入手可能。グルーガンはグルー(接着剤)を噴射する武器で、壁に噴射して足場を作ったり、クリーチャーに噴射して固める、火が噴き出しているパイプの断面を固めて鎮火するといった感じに幅広い使い方ができる。その他、ブラックホールのように周囲の物体を吸い込むグレネードなども存在。

 それだけでなく、“Neuromod”と呼ばれる能力拡張が利用可能で、電磁爆発を起こす“キネティックブラスト”や、さまざまな小物に憑依できる“ミミック”能力などを確認、これらを活用することで、コップになって狭い場所を通り抜けたり、グレネードに憑依して敵の監視を避けつつ、さらにキネティックブラストで自身(グレネード)をふっ飛ばして上階に進むといった技が披露されていた。

 重いオブジェクトを掴んで投げ飛ばして小さな敵を倒すといったアクションもあるので、FPSをベースに置きつつも、単なるドンパチよりも変態ガジェットと能力を駆使していかに攻略法を編み出すかがキモになる、SF版『ディスオナード』とでも言うべきユニークなタイトルになりそうだ。海外では2017年にPS4/Xbox One/PCでのリリースを予定している。

新生『Prey』のデモを目撃! コップに憑依したり、グルーガンで道を作り出したり、変態ガジェット&能力が盛りだくさん【QuakeCon】_01
▲プレゼンを行ったRaf Colantonio氏とRicardo Bare氏。本誌では後日ふたりへの取材も行う予定。